西暦1,382年は、琉球の三つの勢力の使者が揃って明へ向かった年である。3月30日、泰期と亜蘭砲が明に対し中山王国として7度目の進貢を行い、6月頃に両名は中山王国へ帰還した。11月頃には、察度の使者亜蘭砲・承察度の使者師惹・怕尼芝の使者模結習の3名が、進貢の為明へ向けて出港している。だが、亜蘭砲の乗った船は一度宮古島に漂着した。怕尼芝は西暦1322年に今帰仁城を本拠として北山王国を建て初代北山王国国王に即位した人物であり、西暦1350年の中山、西暦1337年の南山に続いて、島の三つの王国が同じ季節に同じ港を目指す形が此の年に整った。西暦1371年の海禁令の下で朝貢が大陸と結ぶ唯一の道であった以上、三者が競って船を出すのは道理でもある。宮古島への漂着は、其の道が季節風と潮に委ねられた危うい航路であった事を示している。此の航海は翌西暦1383年2月3日の進貢へ繋がる。

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≈は「頃」を意味しています。

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年月日 出来事
1,382 3 30 以下2名が明に対し、中山王国として7度目の進貢を行う。
①泰期
②亜蘭砲
1,382 6 以下2名が中山王国に帰還する。
①泰期
②亜蘭砲
1,382 11 以下3名が、進貢の為、明へ向けて出港する。
①亜蘭砲(察度の使者)
②師惹(承察度の使者)
③模結習(怕尼芝の使者)
だが、亜蘭砲の乗った船は一度宮古島に漂着した。
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