西暦1718年は、富士山噴火に依って焼け落ちた社が、漸く再び姿を取り戻した年である。10月頃、西暦1707年12月16日の噴火の際に炎に包まれた須走の冨士浅間神社が、西暦1715年に寺社奉行の許した江戸市中での勧進等によって集められた力に依り再建された。第9代小田原藩主の大久保忠方は、藩の財政が苦しい中にあっても、白銀10枚・槻20本・鳥居材木杉6本を寄進し、被災した神社の再興を支えた。噴火から十年余りを経て、失われた信仰の場が人々の手で立て直されたのである。西暦1708年9月頃の家作御救金は焼失した家屋に対するものであり、社殿其の物は公の金ではなく、江戸の喜捨と藩主の私財とで建った事になる。

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年月日 出来事
≈ 1,718 10 冨士浅間神社が再建される。第9代小田原藩主大久保忠方は、藩財政の苦しい中、以下を寄進した。
①白銀10枚
②槻20本
③鳥居材木杉6本
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