西暦1705年は、豪商として知られた淀屋の5代目淀屋三郎右衛門が、町人の分に過ぎた奢侈な生活を咎められ、闕所処分によって財産を没収された年である。淀屋は諸大名への貸付や米の取引で巨万の富を築いた大坂の商家であったが、其の度を越えた繁栄と華美な生活が幕府の警戒を招き、闕所という重い処分へと繋がった。幕府の統制は西暦1628年に衣服の素材を、西暦1643年に色を、西暦1663年に値段を、西暦1683年に染織の技法と小袖の価格を身分毎に定めてきたが、此処では身に着ける物ではなく、蓄えた富その物が咎めの対象となっている。町人の分限を超えた富が権力に忌避された、江戸時代の身分秩序を象徴する出来事である。

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年月日 出来事
1,705 5代目淀屋三郎右衛門が町人の分に過ぎた奢侈な生活を咎められ闕所処分となる。
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