西暦1688年は、江戸幕府が長崎に於ける対中国貿易の管理を一段と強めた年である。幕府はまず、来航する清の貿易船の数を年間70隻に制限し、増え過ぎた交易に歯止めを掛けた。更に、長崎の十善寺郷(現在の長崎県長崎市館内町)に唐人屋敷の建設を始めた。30,000㎡に及ぶ広大な敷地に清国の人々の住まいを限り、密貿易を見張る為の区画であり、翌西暦1689年に完成する。清船は西暦1616年に布教と結び付かない交易相手として入港地の限定を免れ、西暦1631年に糸割符の対象へ加えられ、西暦1685年の定高貿易法では白糸の貿易量を銀高6,000貫目に制限されていた。取引額を絞り、船の数を絞り、遂には住む場所まで絞るという順で、統制は品から人へと及んでいった事になる。

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年月日 出来事
1,688 江戸幕府が清船の来航を年間70隻に制限する。
1,688 江戸幕府が十善寺郷(現在の長崎県長崎市館内町)に唐人屋敷の建設を開始する。30,000㎡の屋敷に清国人の居住を限定し、密貿易の監視を行なった。
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