西暦1631年は、江戸幕府の貿易統制が拡充された年である。生糸の輸入を統制する糸割符制度が明船にも適用され、更に幕府は糸割符制度の対象商人に江戸と大坂を加えた。此れにより、従来の京都・堺・長崎に江戸・大坂を加えた五箇所の商人が糸割符仲間を構成する事となった。西暦1604年5月31日にポルトガル船を対象として導入された制度が、西暦1625年のポルトガル人取締りを経て、今度は明船へも及んだ事になる。明船は西暦1616年に入港地の限定を免れた唯一の相手であったが、布教と結び付かないという理由で置かれていた例外の枠も、生糸の値に関しては此処で狭められた形である。第3代将軍徳川家光の治世下で進められた、対外貿易の管理強化の一環であった。

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年月日 出来事
1,631 明船に対し糸割符制度の適用が開始される。
1,631 江戸幕府が糸割符制度の対象商人に江戸、大坂を加える。
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