西暦1,399年は、大陸の戦乱によって進貢の船が引き返した年である。4月頃、察度の使者が、戦乱の為応天府(現在の中国江蘇省南京市)に行く事が出来ず帰還する。汪英紫の使者と攀安知の使者も、同じく戦乱の為応天府に行く事が出来ず帰還した。6月頃には武寧が李氏朝鮮へ向けて出港している。応天府は明の都であり、西暦1373年1月23日に泰期が最初の進貢を行って以来、琉球の使者が貢を納めに通い続けた地である。前年の西暦1398年11月頃に三つの王国から揃って出港した船が都へ辿り着けぬまま引き返した事は、西暦1371年の海禁令の下で唯一の回路であった朝貢が、明の側の事情で断たれ得るものであった事を示している。一方で武寧が李氏朝鮮へ向かった事は、西暦1389年6月頃に察度が高麗へ渡って以来の第二の道が、此の年も保たれていた事を意味する。

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≈は「頃」を意味しています。

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年月日 出来事
1,399 4 察度の使者が、戦乱の為応天府(現在の中国江蘇省南京市)に行く事が出来ず帰還する。
1,399 4 汪英紫の使者が、戦乱の為応天府に行く事が出来ず帰還する。
1,399 4 攀安知の使者が、戦乱の為応天府に行く事が出来ず帰還する。
1,399 6 武寧が李氏朝鮮へ向けて出港する。
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