紀元前5800年頃、ワタの果実がメキシコの遺跡に存在した。ワタの実から採れる繊維は、糸に縒り布に織る事で衣料となる素材であり、其の果実が住まいの跡から見付かるという事は、繊維を採る為の植物が人の手の届く所に置かれ、野に自生するものを其の都度探すのではない形で利用されていた事を示す。土器や金属器が広まるより前の段階で、既に人と綿との関わりが新大陸で始まっていた事になる。此の後の展開は、紀元前5330年の鬼界カルデラの噴火と南九州の荒廃、紀元前5000年のメキシコのテカワンでのトウモロコシ栽培、紀元前4000年のインドのアッサム地方での稲の栽培開始・金銀銅の鍛造・メソポタミアの石油・ギリシャの石炭、紀元前3500年のモヘンジョダロ遺跡の綿糸とシュメール人の楔形文字へと連なる。

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≈は「頃」を意味しています。

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≈ 5,800 ワタの果実がメキシコの遺跡に存在。
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