紀元前4,000年頃は、主食となる穀物の栽培と、金属や化石燃料という素材の利用が、ユーラシアの東西で並行して立ち上がった年代である。インドのアッサム地方で稲の栽培が始まる。水を張った土地で育つ此の穀物は、後に東アジアと東南アジアの人口を支える基盤となる。古代エジプトやメソポタミアでは、金や銀、銅を鍛造し、装飾品や武器、祭祀用具を製作していた。叩いて延ばし形を与えるという加工が、飾る為・戦う為・祈る為という三つの用途に同時に向けられていた点に、金属が社会の中で占め始めた位置が現れている。メソポタミアでは彫刻の素材として石油が使われ、ギリシャでは鍛冶屋の燃料として石炭が用いられていた。地から得られる可燃物が、燃やす為だけでなく形を作る為にも用いられていた事になる。此の年代は、紀元前5,000年のメキシコのテカワンでのトウモロコシ栽培や紀元前5,330年の鬼界カルデラの噴火に続くものであり、紀元前3,500年のモヘンジョダロ遺跡の綿糸とシュメール人の楔形文字、紀元前3,100年のメネスに依る上エジプトと下エジプトの統一へと続く。

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≈は「頃」を意味しています。

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年月日 出来事
4,000 インドのアッサム地方で稲の栽培が始まる。
4,000 古代エジプトやメソポタミアで金や銀、銅を鍛造し、装飾品や武器、祭祀用具を製作していた。
4,000 メソポタミアで彫刻の素材として石油が使われていた。
4,000 ギリシャで、鍛冶屋の燃料として石炭が用いられていた。
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