西暦1706年は、イギリスの天文学者ジョン・マチンが、円周率を効率良く求める為の公式を発見した年である。彼は此の公式を、緩やかにしか収束しない事で知られるグレゴリー・ライプニッツ級数に応用し、計算の収束を大きく速めて、円周率を小数点以下100桁という当時としては驚異的な精度で算出した。此の手法は後に「マチンの公式」と呼ばれ、以後永く円周率計算の基礎となった。僅か七年前の西暦1699年にエイブラハム・シャープが級数へ3分の1の平方根を代入して71桁を得たばかりであり、代入する値を選び直すだけで桁が一気に伸びた事になる。西暦1593年の15桁、西暦1610年の正多角形による計算から数えれば、手法の乗り換えが桁を跳ね上げてきた百年余りであった。

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年月日 出来事
1,706 イギリスの天文学者ジョン・マチンが円周率に関し、自身の発見した以下の公式をグレゴリー・ライプニッツ級数に代入し100桁の精度を得る。
4 arctan 1 5 = -arctan 1 239 = 4 π
1- 1 3 + 1 5 - 1 7 ...= 4 π
π=3.141592653589793238462643383279502884197169399375105820
9749445923078164062862089986280348253421170679
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