西暦1,321年は、日御座の御剣が絶えず身近に置かれた年である。9月7日、安福殿にて歌合わせが行われた。此の際後醍醐天皇は、同じ若宮大路御所内であるにも拘らず、日御座の御剣を携帯した。日御座の御剣は西暦1161年迄の記録にも度々其の名が現れる守り刀であり、西暦1238年4月4日に清涼殿から盗まれた事を機に保管方法が改められ、西暦1246年2月16日の後深草天皇の践祚では吉田経俊・一条実経の手を経て新帝へ献上され、西暦1278年11月28日の内裏の火災では損傷して山城国の刀工粟田口国吉が焼き直し、以後は天皇が別殿へ移る度に内侍が奉持して運ぶ形が採られていた。同じ御所の内での短い移動にまで剣が伴われた此の記録は、其の扱いが更に厳しさを増した事を示している。此の後醍醐天皇は西暦1324年に倒幕の計画が露見し、鎌倉幕府へ釈明の使者を送る事となる。

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年月日 出来事
1,321 9 7 安福殿にて歌合わせが行われる。此の際後醍醐天皇は、同じ若宮大路御所内であるにも拘らず、日御座の御剣を携帯した。
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