西暦1,257年は、宇都宮頼綱の長寿が和歌と絵で祝われた年である。3月2日、京都の涅槃会にて、宇都宮頼綱の八十賀が執り行われた。八十賀は八十歳を祝う長寿の賀であり、涅槃会は釈迦の入滅を偲ぶ法会である。藤原為家は、六曲屏風左右一対の十二面に各所絵を描かせ、屏風歌である各月の歌十二首と共に宇都宮に贈っている。各所絵は名所の景を月毎に配した絵で、添えられた十二首の屏風歌と併せ、絵と歌を一体に仕立てた贈り物であった。藤原為家は藤原定家の子で当時の歌壇の中心に在った人物であり、宇都宮頼綱とは縁戚の間柄にある。宇都宮氏からは宇都宮泰綱が西暦1235年7月15日の明王院の開眼供養に列しており、鎌倉と京都の双方に足場を持つ一族であった。翌西暦1258年には其の鎌倉が大火に見舞われる。

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年月日 出来事
1,257 3 2 京都の涅槃会にて、宇都宮頼綱の八十賀が執り行われる。藤原為家は、六曲屏風左右一対の十二面に各所絵を描かせ、屏風歌である各月の歌十二首と共に宇都宮に贈った。
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