西暦1,237年は、定豪が真言宗の頂点に立った年である。1月5日、定豪が上洛した。1月22日には、定豪が第53世東寺長者に就任している。東寺長者は東寺(現在の京都府京都市南区九条町)を統べる真言宗の最高位であり、朝廷の法会を差配する要職であった。定豪は西暦1235年3月8日に鎌倉で明王院の一切経供養を主催し、同年7月15日の開眼供養では初世明王院別当として明王院平穏の祈祷を行っており、鎌倉と京都の双方に足場を持つ僧であった。其の定豪が京へ上って東寺長者の座に就いた事は、幕府の宗教的な後ろ盾が朝廷の中枢にまで及んだ事を意味する。前年の西暦1236年には北条時盛が越後守に就任しており、武家が朝廷の官職・法統の双方に足場を築いて行った時期に当たる。然し定豪は翌西暦1238年11月2日に入滅する。

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年月日 出来事
1,237 1 5 定豪が上洛する。
1,237 1 22 定豪が、第53世東寺長者に就任する。
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