西暦1,406年は、琉球の三つの王国が同じ日に明の宮廷へ立った年である。1月16日、新垣大親が明に対し中山王国として40度目、亜都結致が北山王国として15度目、タキが南山王国として19度目の進貢を行った。2月頃には武寧の使者三五郎亹が進貢の為明へ向けて出港し、此の際汪応祖の使者も同乗している。3月21日、三五郎亹が中山王国として41度目、汪応祖の使者が南山王国として20度目の進貢を行った。6月頃に新垣大親が中山王国へ、亜都結致が北山王国へ、タキが南山王国へ帰還し、7月頃には新川大親が中山王国へ帰還している。8月頃に三五郎亹と汪応祖の使者も帰還した。新川大親は西暦1405年9月頃、那覇にやって来た暹羅船に従って暹羅へ向けて出港した使者であり、明・李氏朝鮮に続く三つ目の相手との往還が此の帰還で一巡した事になる。三つの王国が同じ日付で貢を納めている点は、西暦1405年に明が泉州へ市舶提挙司付属の「来遠駅」を設けた事と併せ、琉球の船を受け入れる仕組みが整えられていた事を示している。

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≈は「頃」を意味しています。

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年月日 出来事
1,406 1 16 新垣大親が明に対し、中山王国として40度目の進貢を行う。
1,406 1 16 亜都結致が明に対し、北山王国として15度目の進貢を行う。
1,406 1 16 タキが明に対し、南山王国として19度目の進貢を行う。
1,406 2 武寧の使者三五郎亹が、進貢の為、明へ向けて出港する。此の際汪応祖の使者も同乗した。
1,406 3 21 以下2名が明に進貢を行う。
①三五郎亹(中山王国として41度目)
②汪応祖の使者(南山王国として20度目)
1,406 6 新垣大親が中山王国に帰還する。
1,406 6 亜都結致が北山王国に帰還する。
1,406 6 タキが南山王国に帰還する。
1,406 7 新川大親が中山王国に帰還する。
1,406 8 以下2名が帰還する。
①三五郎亹
②汪応祖の使者
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