西暦1,247年は、寿福寺が焼失した年である。12月5日2時、寿福寺境内の失火により、仏殿以下、惣門に至るまで悉く焼亡した。寿福寺は鎌倉の扇ヶ谷に構えられた禅宗の寺院で、鎌倉五山の一つに数えられる古刹である。開山は明菴栄西で、其の生涯は西暦1158年迄の記録に辿る事が出来る。深夜の出火であった為に手当ての及ぶ間も無く、伽藍の中核である仏殿から境内の入口である惣門までが一度に失われた。鎌倉は谷戸に沿って建物が密集する地形であり、一度火が出れば寺社も屋敷も区別無く呑まれる。此の寺は再び伽藍を構えるものの、西暦1258年1月17日にも安達泰盛の甘縄亭から出た火が北風に煽られて鎌倉市中を越え、境内一宇も残さず灰燼に帰す事となる。

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年月日 出来事
1,247 12 5 2時、寿福寺境内の失火により、仏殿以下、惣門に至るまで悉く焼亡する。
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