電子書籍「エレミヤ一元化」の表紙

エレミヤ一元化

著者:石田晋一

掲載範囲
紀元前627年〜586年9月頃
※ユダヤ暦は全て西暦に変換しています
ページ数
12ページ
文字数
10,482字
最新更新日
西暦2,026年9月25日

エルサレムの陥落を告げ続け、泥の水溜めに沈められた──
預言者エレミヤの生涯を一元化。

310円(税込)

購入する →
決済サービスSquare/ご利用いただけるカードブランド:Visa・Mastercard・アメリカン・エキスプレス・JCB・Diners Club・Discover・UnionPay(銀聯)

お支払いはカード情報の入力だけで完了します

購入後、そのままPDFダウンロードページへ移動します

お支払いは決済サービス「Square」を通じて安全に処理されます。カード情報が当サイトに保存されることはありません。


皇室献上品 高級トイレットペーパー
皇室献上品 高級トイレットペーパー

本書について

紀元前627年、エレミヤは召命を受け、預言者としての活動を開始した。紀元前609年、新バビロニア王国軍に追われる新アッシリア帝国軍を支援する為、第2代エジプト第26王朝ファラオのネコ2世がカルケミシュ(現在のトルコのガズィアンテプ県カルカミス・現在のシリアのアレッポ県ジャラーブルス)へ向かう途中、ユダ王国の領土を通過しようとする。ヨシヤは許さず、王服を脱いで変装し、メギド(現在のイスラエル北部地区)の谷へ出陣したが、射手の矢に致命傷を負い、エルサレムで死去した。エレミヤはヨシヤの為に哀歌を作り、神殿の歌い手達が其れを歌う。ユダ王国は以降エジプト第26王朝の支配下となった。本書は、此の召命から紀元前586年にエジプトの地で語った預言に至る迄を一元化した、預言者エレミヤの記録である。

同じ頃、エレミヤは神殿で、民が悔い改めないならエルサレム神殿はシロの様になり、エルサレムは誰も住む者の無い廃墟となると警告した。祭司・預言者・民達に捕縛されて新しい門の入り口で裁かれたが、首長と民達がミカとウリヤの例を挙げて擁護し、シャファンの子アヒカムに庇われて死を免れる。贅沢な宮殿を建てながら賃金の支払いを差し控えたエホヤキムには、雄の驢馬が埋められる様に埋められるだろうと預言した。紀元前605年、エレミヤは書記官バルクに23年間の預言を口述して巻物とし、断食日に神殿で読み上げさせる。巻物はエホヤキムの手で3〜4段毎に小刀で切り裂かれて暖炉にくべられたが、エレミヤは再び口述し、エホヤキムへの宣告を加えて作り直させた。

紀元前588年3月頃、アプリエス率いるエジプト第26王朝の援軍が向かうと聞いた新バビロニア王国軍は、エルサレムの包囲を一時解いた。其の機に出身地アナトテの所有地の相続の件で都を出たエレミヤは、投降を疑われて捕らえられ、打ち叩かれて書記官ヨナタンの家の丸天井の地下牢に監禁される。ゼデキヤは密かに接触し、エレミヤを監視の庭へ移して1日にパン1個を与えた。然し、エルサレムに留まる者は剣・飢饉・疫病で死に、投降する者は生き残るという預言を聞いた首長達は、兵と民の士気を挫くとして死刑を求め、ゼデキヤは彼等に任せる。エレミヤは綱で監視の庭に在る王子マルキヤの水溜めへ吊り降ろされ、泥土の中に沈んだ。之を聞いた宮廷のクシュ人エベド・メレクがゼデキヤに訴え、30名を連れて古着とぼろ切れを綱で吊り降ろし、エレミヤを引き上げる。エレミヤはメレクに、其の日貴方は救い出されると預言した。

ゼデキヤは神殿の第3の門へエレミヤを呼び、何事も隠すなと求めた。殺さず、命を狙う者にも渡さないという誓いを得たエレミヤは、新バビロニア王国の将軍達に降伏すれば命は助かりエルサレムは焼かれずに済むが、降伏しなければ都は火で焼かれ、貴方は逃れられないと預言する。既に脱走したユダ王国民に引き渡されるのが恐ろしいと吐露するゼデキヤに、エレミヤは重ねて降伏を説いた。紀元前587年6月頃にも、ゼデキヤが遣わせたパシュフルと祭司ゼパニヤを通じて、同じ預言が繰り返される。本書は、紀元前587年12月頃に反バビロンの人々によってエレミヤとバルクがエジプト第26王朝へ連行された事も記している。

紀元前586年7月頃、ネブカドネザル2世はネブザラダンに、エレミヤを釈放して目を掛けてやる様命じた。監視の庭から連れ出されたエレミヤは、ラマで鎖を解かれ、バビロンへ行くも行かぬも自由と告げられたが、ゲダルヤの下へ行く事を選び、ミツパに残されたユダの人々と共に住む。ゲダルヤの下には、避難していたユダの人々や、エリシャマの孫イシュマエル・カレアの子ヨハナンらの軍の長達が集まり、豊かな収穫を得た。然し紀元前586年9月頃、イシュマエルは10名の部下と共にゲダルヤを暗殺する。イシュマエルから人々を取り返したヨハナンが預言を求めると、エレミヤは10日後、此の地に留まればネブカドネザル2世の手から救われるが、エジプトへ行けば剣と飢饉が追い付くと告げた。ヨハナン達は偽りだ、バルクが唆したのだと反発し、エレミヤとバルクを連れてタフパヌヘス(現在のエジプトのイスマイリア県)へ入った。

エレミヤはタフパヌヘスでユダの人々を集め、ファラオの宮殿の入口の敷石の間に大きな石を埋め、ネブカドネザル2世が其の石の上に王座を据え、エジプト第26王朝の神々の神殿を焼き払い、ヘリオポリス(現在のエジプトのカイロ県)の偶像の記念塔を壊すと預言した。更にミグドル(現在のエジプトのポートサイド県)・タフパヌヘス・メンフィス(現在のエジプトのギーザ県ミート・ラヒーナ)・エジプト第26王朝南部に住む全ユダヤ人へ、エジプトへ来てまで偶像を拝む者は1人残らず滅ぼされると告げる。男達は、天の女王に香を焚くのを止めてから災い続きだったと言い返し、女達も夫と相談して天の女王を拝んだのだと訴えた。エレミヤは、ユダ王国が荒れ果てた原因こそ其の香にあると返し、ユダ王国をネブカドネザル2世に渡した様に、ヤハウェはアプリエスをも命を狙う者の手に渡すと預言した——其の全過程を、本書は一冊に束ねている。


登場人物

  • エレミヤ 本書の中心人物。紀元前627年に召命を受けた預言者。ヨシヤの死に哀歌を作り、神殿での警告で裁かれたが死を免れた。エホヤキムに焼かれた巻物をバルクに作り直させ、エルサレム包囲下では投獄され水溜めに沈められながらも、ゼデキヤに降伏を説き続けた。釈放後はミツパでゲダルヤと暮らし、其の暗殺後はエジプトのタフパヌヘスへ連れて行かれ、其処でも預言を続けた。
  • バルク ネリヤの子で書記官。エレミヤが23年間語ってきた預言を口述筆記して巻物とし、断食日に神殿で読み上げた。巻物が焼かれた後は作り直し、ゲダルヤ暗殺後はエレミヤと共にエジプトへ向かった。
  • ヨシヤ ユダ王国の王。ユダ王国の領土を通過しようとしたネコ2世を許さず、変装してメギドの谷へ出陣したが、射手の矢に致命傷を負い、エルサレムで死去した。独立国家を築くという野望は果たせず、エレミヤは其の為に哀歌を作った。
  • エホヤキム ヨシヤの息子でユダ王国の王。贅沢な宮殿を建てながら賃金の支払いを差し控え、エレミヤに雄の驢馬の様に埋められると預言された。エレミヤの巻物を小刀で切り裂き、暖炉で焼いた。
  • ゼデキヤ ユダ王国の王。投獄されたエレミヤに密かに接触して監視の庭へ移したが、首長達の死刑要求には彼等に任せると答えた。エベド・メレクの訴えで救出を命じ、神殿の第3の門でエレミヤから降伏の預言を受けたが、脱走した民に引き渡される事を恐れた。
  • ネコ2世 第2代エジプト第26王朝ファラオ。カルケミシュへ向かう途中、通過を拒んだヨシヤとメギドで戦い、ユダ王国を支配下に置いた。其の後ハッラーンを包囲したが、新バビロニア王国を破る事は出来なかった。
  • ネブカドネザル2世 新バビロニア王国の王。エルサレムを包囲し、陥落後はネブザラダンにエレミヤの釈放と保護を命じた。エレミヤは、此の王がエジプトにも王座を据えると預言している。
  • アヒカム シャファンの子。神殿での警告で裁かれたエレミヤを、殺害されない様に庇った。
  • エベド・メレク 宮廷に居たクシュ人。エレミヤが水溜めに沈められた事をゼデキヤに訴え、30名を連れて古着とぼろ切れを綱で吊り降ろし、泥の中から引き上げた。エレミヤから、エルサレム滅亡の日に救い出されると預言された。
  • ネブザラダン 新バビロニア王国の高官。ネブカドネザル2世の命を受け、監視の庭からエレミヤを連れ出してラマで鎖を解き、バビロンへ行くも行かぬも自由と告げて、食糧と品物を与えて送り出した。
  • ゲダルヤ ネブカドネザル2世に総督として据えられた人物。ミツパで、集まったユダの人々にカルデア人を恐れず留まる様説き、エレミヤも其の下で暮らした。食事を共にしたイシュマエルに暗殺された。
  • イシュマエル エリシャマの孫でネタニヤの子。ミツパのゲダルヤの下に集結したが、10名の部下と共にゲダルヤを暗殺した。
  • ヨハナン カレアの子。イシュマエルから人々を取り返してエレミヤに預言を求めたが、エジプト行きを戒める預言を偽りと断じ、エレミヤとバルクを連れてタフパヌヘスへ向かった。
  • ゼパニヤ マアセヤの子で祭司。紀元前587年頃、パシュフルと共にゼデキヤに遣わされ、エレミヤにヤハウェへの祈りを求めた。
  • アプリエス エジプト第26王朝のファラオ。其の援軍の報せで新バビロニア王国軍はエルサレムの包囲を一時解いた。エレミヤは、ヤハウェが此の王をも命を狙う者の手に渡すと預言した。

主要な地名・拠点

  • エルサレム ユダ王国の都。ヨシヤが死去した地であり、新バビロニア王国軍に包囲された。エレミヤは此処で地下牢に監禁され、監視の庭の水溜めに沈められた。
  • メギド 現在のイスラエル北部地区。紀元前609年、変装したヨシヤがエジプト第26王朝軍と戦い、射手の矢に致命傷を負った谷の在る地。
  • カルケミシュ 現在のトルコのガズィアンテプ県カルカミス・現在のシリアのアレッポ県ジャラーブルス。ネコ2世が新アッシリア帝国軍を支援する為に向かった地。
  • ハッラーン 現在のトルコのシャンルウルファ県。メギドの戦いの後、ネコ2世がユーフラテス川を渡って包囲したが、新バビロニア王国を破れなかった地。
  • アナトテ エレミヤの出身地。包囲が一時解かれた際、所有地の相続の件で向かおうとしたエレミヤは、投降を疑われて捕らえられた。
  • ラマ ネブザラダンが監視の庭から連れ出したエレミヤの鎖を解き、釈放した地。
  • ミツパ 総督ゲダルヤが居た地。釈放されたエレミヤはゲダルヤの下へ行く事を選び、残されたユダの人々と共に住んだ。ゲダルヤは此処で暗殺された。
  • タフパヌヘス 現在のエジプトのイスマイリア県。ヨハナン達に連れられたエレミヤとバルクが入った地。エレミヤはファラオの宮殿の入口の敷石の間に大きな石を埋め、ネブカドネザル2世の到来を預言した。
  • ヘリオポリス 現在のエジプトのカイロ県。エレミヤが、其の偶像の記念塔が壊されると預言した地。
  • ミグドル 現在のエジプトのポートサイド県。エレミヤが、住む全ユダヤ人へ滅びを告げた地域の1つ。
  • メンフィス 現在のエジプトのギーザ県ミート・ラヒーナ。ミグドル・タフパヌヘス・エジプト第26王朝南部と共に、エレミヤの預言の対象となったユダヤ人の居住地。

降伏せよと説いた預言者は、エジプトの地でも語り続けた──
エレミヤの41年を一元化。

310円(税込)

購入する →
決済サービスSquare/ご利用いただけるカードブランド:Visa・Mastercard・アメリカン・エキスプレス・JCB・Diners Club・Discover・UnionPay(銀聯)

お支払いはカード情報の入力だけで完了します

購入後、そのままPDFダウンロードページへ移動します

お支払いは決済サービス「Square」を通じて安全に処理されます。カード情報が当サイトに保存されることはありません。


皇室献上品 高級トイレットペーパー
皇室献上品 高級トイレットペーパー

AUTHOR

石田晋一

歴史データベース「トキジク」管理人。
万物の系譜の編纂者であり、電子書籍の著者。
YouTubeとニコニコでも情報を発信中。