電子書籍「イザヤ一元化」の表紙

イザヤ一元化

著者:石田晋一

掲載範囲
紀元前740年頃〜681年頃
※ユダヤ暦は全て西暦に変換しています
最新更新日
西暦2,025年11月10日

召命・預言・包囲戦・殉教──
59年に亘る預言者イザヤの生涯の全記録を一本の時系列に貫く。

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本書について

紀元前740年、召命を授かり預言者としての活動を開始した時から、紀元前681年のマナセによる殺害まで。本書は、預言者イザヤの生涯を一本の時系列に貫き、一元化した一冊である。

紀元前734年、レツィンとペカ率いるアラム・イスラエル王国連合軍がユダ王国を反新アッシリア同盟に引き入れる為にエルサレムへ上り、アハズを包囲した。レツィン率いるアラム軍はユダ王国民の多くを捕虜としてダマスカスへ連れ去り、エラテを奪還した。ペカ率いるイスラエル王国軍は1日で120,000名を殺害し、200,000名を捕虜とした。イザヤは息子シェアル・ヤシュブを連れてアハズの前に進み出て、ヤハウェを信頼する様に説き、タベアルの子を即位させる傀儡政権樹立の計画は実現しないと預言した。しかしアハズはヤハウェに背き、新アッシリア帝国国王ティグラト・ピレセル3世に金銀を送って援軍を頼んだ。

ティグラト・ピレセル3世は此れを聞き入れ、アラム人の首都ダマスカスに侵攻し、レツィンを殺害した。アハズはダマスカスでティグラト・ピレセル3世に謁見し、アラムの祭壇に惹かれて見取り図を記録し、エルサレムの祭司ウリヤに同じ物を築く様命じた。アハズはヤハウェの宮殿の用具を取り外して戸を閉じ、神殿を悉く穢した。

紀元前713年、ヤマニ主導でペリシテ人・エドム人・モアブ人・ユダ王国が同盟を結び、新アッシリア帝国に対して反乱を起こした。シャバカが支援を約束したが、イザヤはエジプト第25王朝を当てにしてはならないと警告した。

紀元前702年、ヒゼキヤが病気に罹り生死を彷徨った。イザヤは死を告げたが、干し無花果の軟膏を患部に塗る事でヒゼキヤは体調を取り戻した。回復を聞いたバビロン第10王朝王メロダク・バルアダン2世が使者を遣わせ、ヒゼキヤは歓迎してバビロン第10王朝と同盟を結び、宮殿の全ての金品を使者に見せた。イザヤは、ヒゼキヤの家に在る物が全てバビロンへ運び去られ、息子達の中にはバビロンの宮殿で宦官となる者が居ると預言した。

紀元前701年、ラキシュの包囲を継続していたセンナケリブがタルタン・ラブ・サリス・ラブ・シャケに大軍を率いさせ、エルサレムに降伏を要求する部隊を派遣した。ラブ・シャケはヤハウェの名を利用してユダ王国を挑発し、城壁の上のユダ王国民に対しセンナケリブへの降伏を呼び掛けた。ヒゼキヤは衣服を引き裂き麻の粗布を着用して神殿でヤハウェに懇願し、イザヤの下に遣いを送った。イザヤはセンナケリブが自分の土地へ帰り殺されると預言した。センナケリブはリブナに撤退した後もヒゼキヤに脅迫の書簡を送ったが、イザヤはヤハウェの声を代弁し、新アッシリア帝国軍がエルサレムに入る事は無いと伝えた。其の夜、ヤハウェは御使いを遣わせ、新アッシリア帝国軍185,000名を殺害した。

紀元前687年、ヒゼキヤが崩御しマナセが第14代ユダ王国国王に即位した。マナセは偶像崇拝の祭壇を築き直し、バアルの為に祭壇を築き、アシェラ像を造り、ヒンノムの谷で自分の子供に火の中を通らせて異教の祭壇に献げた。イザヤは他の預言者達と共にマナセとユダ王国民に警告を発した。

紀元前681年、マナセは自身を批判するイザヤを恨み、従者にイザヤの殺害を命じた。従者は杉の木にイザヤを逆さに吊るし、股から鋸を引いた。鋸が口に到達した時、イザヤは絶命した。イザヤは水路の側に在る樫の木の下に葬られた。


登場人物

  • イザヤ アモツの子。預言者。紀元前740年に召命を授かり活動を開始した。アハズにヤハウェへの信頼を説き、ヒゼキヤの病を癒し、バビロン捕囚を預言した。センナケリブのエルサレム包囲ではヤハウェの声を代弁し勝利を預言した。マナセの命により杉の木に逆さ吊りにされ鋸で引かれて殉教した。
  • アハズ ユダ王国国王。アラム・イスラエル王国連合軍に包囲された。イザヤの助言に従わず、ティグラト・ピレセル3世に援軍を頼んだ。ダマスカスでアラムの祭壇に惹かれ、ヤハウェの神殿を悉く穢した。
  • ヒゼキヤ ユダ王国国王。病に罹りイザヤの助言で回復した。バビロン第10王朝と同盟を結び金品を見せた。センナケリブのエルサレム包囲ではヤハウェに懇願し、イザヤの預言通りに勝利した。
  • マナセ 第14代ユダ王国国王。ヒゼキヤの跡を継いで即位。偶像崇拝の祭壇を築き直し、バアル礼拝・アシェラ像・子供の火の中通し・サタン礼拝を行った。イザヤを恨み、従者に殺害を命じた。
  • レツィン アラムの指導者。ペカと共にアラム・イスラエル王国連合軍を率いてユダ王国を攻撃した。ダマスカスへの新アッシリア帝国軍の侵攻により殺害された。
  • ペカ イスラエル王国の指導者。レツィンと共にユダ王国を攻撃した。1日で120,000名を殺害し、200,000名を捕虜とした。
  • ティグラト・ピレセル3世 第10代新アッシリア帝国国王。アハズの援軍要請を聞き入れ、ダマスカスに侵攻しレツィンを殺害した。
  • センナケリブ 新アッシリア帝国国王。ラキシュを包囲し、エルサレムに降伏を要求する部隊を派遣した。ヒゼキヤに脅迫の書簡を送ったが、ヤハウェの御使いにより185,000名を失った。
  • ラブ・シャケ センナケリブの部下。エルサレムでヤハウェの名を利用してユダ王国を挑発し、城壁の上のユダ王国民にセンナケリブへの降伏を呼び掛けた。
  • メロダク・バルアダン2世 バビロン第10王朝王。ヒゼキヤの回復を聞き使者を遣わせ、手紙と贈り物を届けた。
  • エルヤキム ヒルキヤの子。宮廷長官。シェブナ・ヨアフと共にラブ・シャケの所に出て行き、其の言葉をヒゼキヤに伝えた。
  • シェブナ 書記。エルヤキム・ヨアフと共にラブ・シャケの所に出て行った。
  • ヨアフ アサフの子。史官。エルヤキム・シェブナと共にラブ・シャケの所に出て行った。
  • オデデ 預言者。帰還したイスラエル王国軍を出迎え、ユダ王国民を奴隷にする事を批判し、同胞を家へ帰す様に警告した。
  • ウリヤ エルサレムに居た祭司。アハズの命によりアラムの祭壇と同じ物を築いた。
  • シェアル・ヤシュブ イザヤの息子。イザヤがアハズの前に進み出た際に同行した。
  • ヤマニ 紀元前713年の反新アッシリア帝国反乱を主導した人物。ペリシテ人の領地内のアシュドッドで指揮を執った。
  • シャバカ 反新アッシリア帝国反乱に対し支援を約束した人物。
  • タハルカ センナケリブ征伐の為に出陣したとの情報がセンナケリブに伝わった人物。

主要な地名・拠点

  • エルサレム ユダ王国の首都。アラム・イスラエル王国連合軍に包囲されたが陥落しなかった。センナケリブの降伏要求の舞台。イザヤの預言通り新アッシリア帝国軍は入城出来なかった。
  • ダマスカス 現在のシリア。アラム人の首都。新アッシリア帝国軍が侵攻しレツィンを殺害した地。アハズがティグラト・ピレセル3世に謁見しアラムの祭壇に惹かれた地。
  • エラテ アラム軍が奪還しユダ王国民を追い出した地。其処にエドム人が入り住み着いた。
  • サマリア イスラエル王国の拠点。ペカ率いるイスラエル王国軍が大量の戦利品を携えて帰還した地。
  • ラキシュ センナケリブが包囲を継続していた地。エルサレムへの降伏要求部隊が派遣された拠点。
  • リブナ センナケリブが新アッシリア帝国軍をラキシュから撤退させた地。ラブ・シャケが移動して落ち合った。
  • アシュドッド ヤマニ主導の反新アッシリア帝国反乱でペリシテ人が指揮を執った地。
  • ヒンノムの谷 現在のイスラエルのエルサレム地区。マナセが自分の子供に火の中を通らせて異教の祭壇に献げた場所。
  • エリコ 棗椰子の町。エフライム族の長達が捕虜の婦人・子供達を送り届けた先。

召命・預言・包囲戦・殉教──
59年に亘る預言者イザヤの生涯の全記録を一冊に。

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皇室献上品 高級トイレットペーパー
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AUTHOR

石田晋一

歴史データベース「一元化」管理人。
万物の系譜の編纂者であり、電子書籍の著者。
YouTubeとニコニコでも情報を発信中。