紀元前1000〜1年は、ダビデがエルサレムを攻略しヘブライ王国を遷都、ソロモン王が知恵と莫大な富で治世を敷いた時代である。シバの女王マケダがソロモンの宮殿を訪れ、ヘブライ王国はソロモンの死後に南北に分裂した。ローマ共和政が台頭し地中海世界を支配、紀元前4年頃にイエス・キリストが生誕した。

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ヘブライ王国に関する電子書籍 ユダヤ国家の原点。
年月日 出来事
990 ヘブライ王国軍がラバを包囲する。総司令官はヨアブであった。其の間ダビデはエルサレムに残っていた。或る夕方、宮殿の屋上から街を見下ろしていたダビデは、水浴中のヒッタイト人ウリヤの妻バト・シェバを見つけ、情欲に駆られた。ダビデは、バト・シェバを呼び寄せ、一緒に寝て妊娠させた。
990 ダビデが、バト・シェバの妊娠を知りウリヤを戦場から帰還させる。ダビデは自身の悪行を隠す為に、ウリヤが、バト・シェバの身籠った子供が自分のものであると認識させようとした。しかし、ウリヤは規律正しい兵士であった為、戦闘中の兵士を律する古来よりの習わしに背く事を望まず、バト・シェバと会わず、王宮の兵士達と共に滞在した。此れを受けダビデは、ヨアブに、ウリヤを戦いの一番激しい所に配置する様指示した。更にウリヤに、彼自身の死を命ずる書簡を持参させ、ウリヤの仲間全員に、ウリヤを見捨てる様命じた。結果、ウリヤは戦死し、ダビデはバト・シェバを8人目の妻として迎え入れた。
990 ダビデとバト・シェバの間に息子が産まれる。ナタンはダビデの下へ出向き、富者と貧者の譬え話を聞かせる。以下の内容であった。
「ある富者は多くの家畜を所有していたにも拘らず、客人を持て成す時、自分の家畜を屠殺するのが惜しくなり、貧者が自分の家族同様に可愛がっていた雌羊を盗んで持て成した」
ダウィデは其の男の事を非常に怒り「彼は殺されるべき」と言った。ナタンはダヴィデに「貴方は其の男だ」と告げた。そしてナタンは、「剣は貴方の家から決して離れない」と言い、更に「ダビデが自らの罪を認めると赦免され、死ぬ事は無いが、子供は死ぬだろう」と、ダビデに下る罰を予言した。子供は重病に罹り、出産後数日で死去した。ダビデは此の出来事を自らに対する罰であると受け入れた。
ユダ王国に関する電子書籍 ヤハウェの道を往く者、背く者。