紀元前979年は、ヘブライ王国とフェニキアの協力関係が始まった年である。フェニキアのティルスの王ヒラムが、ダビデの王宮建設の為に石工・木工をエルサレムに派遣し、レバノン杉を送る。フェニキアは地中海東岸に沿って伸びる地域で、海上交易と造船・木材で栄えた都市国家群を擁していた。内陸に都を構えるヘブライ王国が、王宮に相応しい石材加工と良質の木材を得ようとすれば、此の地の技術と資源に頼るのが最も確実な道である。此の協力関係は一代限りで終わらず、紀元前966年頃にはソロモンがヤハウェの神殿の資材調達の為にヒラムと契約を結んでレバノン杉と糸杉の供給を受け、紀元前959年頃には青銅の鋳造を、紀元前946年頃にはオフィル交易の為の船員の派遣を受ける事となる。

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年月日 出来事
979 フェニキア(現在のシリアのタルトゥース県〜現在のイスラエルのハイファ地区カルメル山付近)のティルス(現在のレバノンの南レバノン県スール)の王ヒラムが、ダビデの王宮建設の為に石工・木工をエルサレムに派遣し、レバノン杉を送る。
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