紀元前1000〜1年は、ダビデがエルサレムを攻略しヘブライ王国を遷都、ソロモン王が知恵と莫大な富で治世を敷いた時代である。シバの女王マケダがソロモンの宮殿を訪れ、ヘブライ王国はソロモンの死後に南北に分裂した。ローマ共和政が台頭し地中海世界を支配、紀元前4年頃にイエス・キリストが生誕した。

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ヘブライ王国に関する電子書籍 ユダヤ国家の原点。
年月日 出来事
971 ダビデが病気になり、服を重ね着しても体が温まらなくなる。臣僕達は、ダビデに若い処女を抱かせて体を温めようと考え、シュネム(現在のイスラエル北部地区)出身のアビシャグを招いた。アビシャグはダビデに仕えたが、性交する事は無かった。此の頃ヨアブは、ダビデから距離を置き、ダビデの四男でハギトを母に持つアドニヤ​に接近した。ダビデはソロモンに、裏切り者であるヨアブの殺害を命じた。
971 アドニヤ​が、自身が次代ヘブライ王国国王になる事を宣言する。アドニヤは以下2名を味方に付けていた。
①アビアタル
②ヨアブ
しかし、以下の人間はアドニヤに従わなかった。
①ザドク
②祭司エホヤダの息子ベナヤ
③ナタン
ナタンはバト・シェバに対し「アドニヤが国王となったのをお聞きになりませんでしたか。ダビデは其れをご存知ないのです。貴方は直ぐにダビデの下へ行き「ソロモンを次代の国王とすると仰ったのに、何故アドニヤ​が国王となったのですか」と聞きなさい。私も後から入って貴方の言葉を確認しましょう」という主旨の発言をした。バト・シェバはダビデの寝室に入った。其処にはアビシャグも居た。バト・シェバはナタンから言われた通りに何故アドニヤ​が国王となったのかを聞いた。そして予定通り後からナタンが入って来てバト・シェバに続いた。ダビデは「ソロモンを次代国王とする。ザドク・ナタン・ベナヤを呼びなさい」と言った。ザドク・ナタン・ベナヤがダビデの下へやって来ると、ダビデは「家来達を連れてソロモンを騾馬に乗せ、ギホン(現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区エルサレム県)に下り、ザドクとナタンはソロモンに油を注いで国王としなさい。そしてラッパを吹いて「ソロモン王万歳」と言いなさい」と言った。
971 ザドクが、幕屋から油の角を取って来て、ナタンと共にソロモンに油を注ぐ。此れにより、ソロモンが第4代ヘブライ王国国王に即位した。周囲の者はラッパを吹き鳴らし、「ソロモン王万歳」と言った。ソロモンは以降18,125kg/年の金の貢物を集めた。
971 ダビデがソロモンに以下の遺言を残し崩御する。
①神の戒めを守り神殿を建設する
②以下3点の理由によりヨアブを殺害する
❶ダビデと契約を結びダビデ側に就いていたアブネルを殺害した
❷自身の後任として将軍に就いたアマサを殺害した
❸ダビデの命に背きアブサロムを殺害した
③ダビデがマハナイムに行った際に呪ったベニヤミン人ゲラの子シメイを殺害する
④ダビデがアブサロムから逃げてマハナイムに来た際、以下を与えて援助したギルアデ人バルジライに恵みを施す
❶寝床
❷小麦
❸大麦
❹麦粉
❺炒った穀物
❻そら豆
❼ひら豆
❽蜂蜜
❾バター
❿羊
971 ソロモンが、シメイを呼び付け「エルサレムに家を建て、定住しなさい。そしてエルサレムから出てはならない。キドロン(現在のヨルダン川西岸地区エルサレム県・ベツレヘム県)を超えたら貴方は直ちに死を迎えるだろう」という主旨の発言をする。
971 アドニヤ​が、アビシャグと結婚したいと思い、異母弟のソロモンの許可を得る為にバト・シェバに取り成しを依頼した。ソロモンは「アビシャグをアドニヤに与えてしまうと、王国を与えたも同然である。アドニヤは私の兄であり、祭司であったアビアタルやヨアブと組んで私を出し抜くに違いない」という主旨の発言をし、其の日の内に、ベナヤに剣でアドニヤを殺害させた。更にソロモンは、アビアタルに対し「アナトテ(現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区エルサレム県)の実家に帰りなさい。貴方は殺されて当然だが、今はそうしたくない。何故ならダビデが王位にあった時、ヤハウェの箱を担ぎ、ダビデと共に苦難を共にしたからだ」という主旨の発言をし、アビアタルを祭司職から罷免した。アドニヤが殺害された事を聞いたヨアブは、ヤハウェの幕屋に逃げ込み、祭壇の角にしがみ付いた。ソロモンからヨアブを処刑する様命じられていたベナヤは、ヨアブを追って幕屋に入り「ソロモンが出てくる様仰せだ」と声を掛けたが、ヨアブは「此処で死なせてくれ」と言って応じなかった。ベナヤはソロモンの下へ戻り、指示を仰いだ。ソロモンは「では、ヨアブの言う通りにせよ。祭壇の側でヨアブを殺し、葬るが良い。斯うして、ヨアブの殺人の罪を、私とダビデの家から取り除くのだ。 彼より立派な2人の人物を殺した責任は全て彼にある。ダビデは、アブネルとアマサの死には、全く関わりがなかった。ヨアブと其の子孫は、此の殺人の罪を永久に負わなければならない。どうかヤハウェが、ダビデと其の子孫には、此の2人の死に就いて一切責任が無い事を明らかにして下さるように」という主旨の発言をした。ベナヤは幕屋に引き返してヨアブを殺害し、荒野に有るヨアブの自宅の近くに葬った。ソロモンはベナヤを軍司令官に任命し、ツァドクをアビアタルの後任として祭司に据えた。
ユダ王国に関する電子書籍 ヤハウェの道を往く者、背く者。