紀元前64年は、ヘレニズム世界の一角が共和政ローマに呑み込まれた年である。政務官グナエウス・ポンペイウスが、セレウコス朝シリアの王アンティオコス13世を退位させ、王朝を滅ぼした。セレウコス朝はアレクサンドロス大王の後継者が興し、最盛期には西アジアの広大な領域を支配したが、内紛と周辺勢力で衰えていた。紀元前69年の勝利を受けて王朝は終止符を打たれ、旧領は翌紀元前63年にローマの属州へ編入される。

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64 共和政ローマ政務官グナエウス・ポンペイウスがセレウコス朝シリアの王アンティオコス13世を退位させ、セレウコス朝シリアを滅ぼす。