紀元前60年は、共和政ローマの実権が公の制度から私的な合意へ移り始めた年である。ガイウス・ユリウス・カエサルが、グナエウス・ポンペイウスとマルクス・リキニウス・クラッススを取り持ち、3名で秘密裏に盟約を結んで元老院に対抗した。三者は武力・財力・人望を持ち寄って議会の抵抗を迂回したのである。公的制度に依らぬ合意が国政を左右し、共和政は空洞化して、後の内戦と紀元前44年のカエサル暗殺へ繋がる。

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年月日 出来事
60 共和政ローマのガイウス・ユリウス・カエサルが、グナエウス・ポンペイウス、マルクス・リキニウス・クラッススの間を取り持ち、3名で秘密裏に盟約を結び、元老院に対抗しようとした。