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≈は「頃」を意味しています。
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| 年月日 | 出来事 | |||
|---|---|---|---|---|
| 588 | アプリエスが、ネブカドネザル2世が派遣した新バビロニア王国の軍からエルサレムを守る為に兵を派遣する。しかし直ぐに新バビロニア王国との対立を避ける為に兵を引いた。 | |||
| ≈ | 588 | 釈迦がブッダガヤ(現在のインドのビハール州ガヤー県)で悟りを開く。 | ||
| ≈ | 588 | 3 |
アプリエス率いるエジプト第26王朝の援軍がエルサレムに向かっていると聞き付けた新バビロニア王国軍が、エルサレムの包囲を解き、撤退する。エレミヤは、其の機に乗じて、自身の出身地であるアナトテに在る所有地の相続の件でエルサレムを出た。ユダ王国軍の守備隊長は、エレミヤが新バビロニア王国に投降すると考え、エレミヤが「新バビロニア王国に投降したりはしない」と主張したにも拘らず捕えた。エレミヤは、役人に打ち叩かれ、書記官ヨナタンの家の丸天井の地下牢に監禁された。其の後ゼデキヤはエレミヤに接触し「ヤハウェから何か言葉は有ったか」と問うた。エレミヤは「ヤハウェの意志は変わらず、エルサレムは陥落します」と答えた。ゼデキヤは落胆した。其処でエレミヤは「ヨナタンの家の丸天井の地下牢に戻さないで下さい」と訴えた。ゼデキヤは、エレミヤを監視の庭に移し、パン1個/日を与えた。或る日、以下4名は、エレミヤが「ヤハウェは斯う言われる。『エルサレムに留まる者は剣・飢饉・疫病で死ぬ。しかし、新バビロニア王国軍に投降する者は生き残る。エルサレムは必ずネブカドネザル2世の手に落ち、占領される』と」と預言しているのを聞いた。 ①マタンの子シェファトヤ ②マルキヤの子パシュフル ③パシュフルの子ゲダルヤ ④シェレムヤの子ユカル 軈て首長達は、ゼデキヤに「如何かエレミヤを死刑にして下さい。エレミヤの預言はエルサレムに残った兵士とユダ王国民の士気を挫いています。ユダ王国民の為の平和を願わず、寧ろ災いを望んでいるのです」と進言した。此れに対しゼデキヤは「エレミヤに関してはお前達に任せる。国王であっても、お前達の意に反しては何も出来ないのだから」と回答した。首長達はエレミヤを捕らえ、監視の庭に在る王子マルキヤの水溜めへ、綱で吊り降ろした。水溜めには泥が溜まっており、エレミヤは、泥土の中に沈んだ。宮廷に居たクシュ人のエベド・メレクは、エレミヤがマルキヤの水溜めに沈められた事を聞いた。メレクは宮廷を出て、ベニヤミン門の広場に座していたゼデキヤに「ゼデキヤ殿、首長達はエレミヤに有りと有らゆる酷い事をしています。エレミヤを水溜めに投げ込みました。エレミヤは飢えて死んでしまいます。もうエルサレムにはパンが無くなりましたから」と訴えた。ゼデキヤは「此処から30名の者を連れて行き、エレミヤが死なない内に水溜めから引き上げるが良い」と命じた。メレクは、30名を連れて宮廷へ戻り、倉庫の下から古着やぼろ切れを取って来て、其れを綱で水溜めの中のエレミヤに吊り降ろした。メレクはエレミヤに「古着とぼろ切れを脇の下に挟んで、綱に宛行いなさい」と言い、エレミヤは其の通りにした。そして、メレク達はエレミヤを引き上げる事に成功した。エレミヤは監視の庭に留め置かれた。其の後エレミヤは、エベド・メレクに対し「イスラエルの神、ヤハウェは斯う言われる。『見よ、私は此のエルサレムに私の言葉を実現させ、予告した災いを全て下し、エルサレムを滅ぼす。其れ等は其の日、メレクの前で起こる。しかし其の日、私はメレクを救い出す。貴方は新バビロニア王国軍の手に渡される事は無い。私は必ず貴方を助け出す。貴方は剣に倒れず、貴方の命は戦勝品として貴方のものになる。貴方が私に信頼したからだ』と」と預言した。 |
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| ≈ | 588 | 3 | ゼデキヤが、使者を遣わせ、エレミヤをヤハウェの宮殿の第3の門に連れて来させる。ゼデキヤはエレミヤに「貴方に尋ねたい事が有る。何事も私に隠してはならない」と言った。エレミヤは「もし私がお話するなら、貴方は必ず私を殺そうとされるのではないですか。例え私が進言申し上げても、お聞きにならないでしょう」と返した。ゼデキヤは「我々の魂を造られたヤハウェに懸けて誓う。私は貴方を決して殺さない。又、貴方の命を狙っている人々に引き渡したりはしない」と約束した。エレミヤは「イスラエルの神、万軍の神なるヤハウェは斯う言われる。『もし貴方が新バビロニア王国の将軍達に降伏するなら、命は助かり、エルサレムは焼かれずに済み、貴方は家族と共に生き残る。しかし、もし新バビロニア王国の将軍達に降伏しないなら、エルサレムは新バビロニア王国軍の手に渡り、火で焼かれ、貴方は彼らの手から逃れる事は出来ない』と」と預言した。ゼデキヤは「私が恐れているのは、既に新バビロニア王国軍の下に脱走したユダ王国民である。彼等に引き渡されると、私は嬲り者にされるかも知れない」と心情を吐露した。エレミヤは「いいえ、彼等に引き渡される事はありません。どうか私が申し上げるヤハウェの声に聞き従って下さい。そうすれば貴方は生き長らえます。しかし降伏する事を拒むのなら、先程申し上げた通りです。ユダの王宮に残っている女達は皆、新バビロニア王国の将軍達の所へ連れて行かれこう言うでしょう『貴方の親しい友人達は、貴方を欺き押し切った。貴方の足が泥にとられると、背を向け逃げ去った』と。王子や王妃達は皆、新バビロニア王国軍の下に連行され、ゼデキヤ殿も彼らの手から逃れる事が出来ません。必ずネブカドネザル2世の手に捕らえられ、エルサレムは火で焼き払われます」と繰り返し預言した。ゼデキヤは「此の事は誰にも知られない様にしよう。そうすれば貴方は殺されないで済む。役人達は、私が貴方と話し合った事を聞き付ければ、屹度、貴方の下に来て『ゼデキヤに何を話したのか言え。殺しはしないから隠さず言え』と言うだろう。其の時は『私はゼデキヤ殿に憐れみを乞い、ヨナタンの家に送り返さないで下さい。彼処では殺されてしまいます、と言いました』と返せば良かろう」と助言した。案の定役人達はエレミヤの下に来て尋ねたが、ゼデキヤの助言通りの回答をしたので、黙って去って行き、ゼデキヤとエレミヤの会話は知られずに済んだ。 | |