紀元前420,000,000年頃、大気中の酸素濃度が10〜14%程度となり、現在とほぼ同じオゾン層が形成される。オゾン層は、酸素が増えた事の副産物である。上空へ昇った酸素が紫外線を浴びると分子が裂け、組み替わってオゾンとなり、薄い層を成して地球を包む。此の層が、地上へ降り注ぐ有害な光を遮る覆いとなった。水は元々、紫外線を遮る護りでもあった。だからこそ生命は長らく水の中に留まっていた訳だが、空に覆いが出来た事で、水を離れても身を焼かれずに済む様になる。陸へ出る道が、此処で初めて開かれた。実際、此の後は堰を切った様に上陸が続く。紀元前380,000,000年には最古の木アルカエオプテリスが森を作り、紀元前360,000,000年には両生類の始祖イクチオステガが脊椎動物として初めて陸に上がる。此の頃の酸素濃度10〜14%は、紀元前300,000,000年には30〜35%まで上がり、紀元前250,000,000年には13〜15%へ落ちる。上陸を可能にした気体は、其の後も大きく揺れ動き続けた。此の年代は、紀元前444,000,000年の寒冷化に依る生物種の85%絶滅に続くものであり、紀元前400,000,000年の一角獣座δ星の原始星誕生、紀元前380,000,000年の最古の木アルカエオプテリスの誕生へと続く。

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≈は「頃」を意味しています。

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年月日 出来事
420,000,000 大気中の酸素濃度が10〜14%程度となり、現在とほぼ同じオゾン層が形成される。
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