西暦7,000,000,000年頃、太陽質量が0.08から4未満である太陽に関し、赤色巨星である太陽が全ての核融合反応を停止し、ヘリウムの中心核が収縮し数t/㎤の白色矮星となる。此の高密度状態では自由電子が押し込められ、外に向けた反発力が生じるが、重力収縮の力と均衡し、安定する。白色矮星の最大質量は太陽の1.46倍(チャンドラセカール限界)迄であり、理論上此れ以上重い白色矮星は出来ない。又、白色矮星となった太陽は新たなエネルギーを生みだす事が出来ず、長い時間を掛けてエネルギーを失っていく事となる。又周りには、赤色巨星になる際に放出したガスが、白色矮星の紫外線によって照らされる。此れが惑星状星雲である。太陽が光を作る事を止めた年である。紀元前4,603,000,000年に星間雲と分子雲から「原始太陽」として赤外線を放ち始め、紀元前4,500,000,000年に中心部が10,000,000℃を超えて「主系列星」と成った星が、遂に核融合を絶やす。主系列に入ってより115億年であった。均衡の在り方が変わった点が面白い。主系列の太陽は重力収縮と核融合の熱による膨張とが均衡していたが、白色矮星の太陽は、押し込められた自由電子の反発力と重力収縮とが均衡している。熱を作らずとも形を保てる訳である。赤色巨星の頃に放ったガスは白色矮星の紫外線に照らされ、惑星状星雲として輝く。其れも西暦7,000,050,000年には散逸し消滅する。僅か5万年の灯である。太陽と同じ級の星では、紀元前4,300,000,000年に生まれた1M☉のインキル(祭壇座HD 156411)が西暦5,700,000,000年に、紀元前3,000,000,000年に生まれた0.99M☉の巨嘴鳥座ζ星が西暦7,300,000,000年に、夫々水素を絶やす。其の後、西暦100,000,000,000年に太陽系の惑星は外部の恒星に軌道を乱されて宇宙空間へ飛び立ち、西暦1,000,000,000,000年に太陽は完全にエネルギーを失って黒色矮星となる。西暦100,000,000,000,000年には全ての恒星の熱核融合が終わり、輝く星が無くなる。

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≈は「頃」を意味しています。

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年月日 出来事
7,000,000,000 太陽質量が0.08から4未満である太陽に関し、赤色巨星である太陽が全ての核融合反応を停止し、ヘリウムの中心核が収縮し数t/㎤の白色矮星となる。此の高密度状態では自由電子が押し込められ、外に向けた反発力が生じるが、重力収縮の力と均衡し、安定する。白色矮星の最大質量は太陽の1.46倍(チャンドラセカール限界)迄であり、理論上此れ以上重い白色矮星は出来ない。又、白色矮星となった太陽は新たなエネルギーを生みだす事が出来ず、長い時間を掛けてエネルギーを失っていく事となる。又周りには、赤色巨星になる際に放出したガスが、白色矮星の紫外線によって照らされる。此れが惑星状星雲である。
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