西暦670年、ケルアンの建設が始まった。ケルアンは現在のチュニジアに位置する。アラビア半島から興ったイスラム勢力が北アフリカへ西進する過程で、其の足掛かりとして内陸に築かれた拠点であり、海岸から離れた場所を選んだ事には、海上から来る攻撃を避けるという実際的な判断が働いていた。此処を基点として西方への進出が進められ、やがてマグリブ全域、更には海を越えたイベリア半島へと及んでいく。都市は軍事拠点に留まらず、大モスクを中心に宗教と学問の集まる地として成長し、イフリーキヤの中心としての地位を長く保った。西暦909年にウバイドゥッラーがイフリーキヤを中心とするアグラブ朝を滅ぼしファーティマ朝を建国する迄、此の地域はケルアンを軸に動く事となる。

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年月日 出来事
670 ケルアン(現在のチュニジア)の建設が始まる。
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