西暦313年、ローマ帝国皇帝コンスタンティヌス1世が、キリスト教を含む全ての宗教を容認した。西暦303年に始まった迫害から10年、帝国は信徒を追う立場から、信仰の選択を各人に委ねる立場へと転じた事になる。特筆すべきは、キリスト教のみを特別扱いしたのでは無く、全ての宗教を等しく認めるという形が取られた点である。しかし此の状態は長くは保たれなかった。当サイトの年表が記す通り、後にキリスト教以外は禁止される事となる。西暦324年にコンスタンティヌス1世自らがキリスト教徒である事を宣言し、翌西暦325年には第1ニカイア公会議を主催して教義を裁定し、西暦380年にキリスト教が国教とされ、西暦392年には異教の祭礼と供犠が法的に禁止された。全ての信仰を認めるという此の年の決定は、結果として一つの信仰が国家と一体化していく過程の入口となった。寛容が到達点では無く通過点であった事を示す記録である。

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年月日 出来事
313 ローマ帝国皇帝コンスタンティヌス1世が、キリスト教を含む全ての宗教を容認する。後にキリスト教以外を禁止した。
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