西暦2017年は、CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)が日本・ノルウェー・ドイツ・ビル&メリンダ・ゲイツ財団等の資金提供により設立され、ビル・ゲイツがミュンヘン安全保障会議で空気感染パンデミックにより今後10〜15年で年間3,000万名規模の死者発生の可能性に言及し、年末にはNIHが機能獲得研究の助成金交付禁止を解除した年である。中国科学院武漢ウイルス研究所は雲南省石頭洞窟のキクガシラコウモリのコロナウイルスがSARSの直接祖先であるとの仮説を発表し、石正麗の研究グループは6名の鉱夫が肺炎様症状を呈し2名が死亡した墨江ハニ族自治県の鉱山でのウイルス調査を依頼された。又、第3代当主デイヴィッド・ロックフェラーが死去し長男のジュニアが第4代当主に就任、ジョージ・ソロスがオープン・ソサエティ財団に180億ドルを移管、国連本部で第2回ID2020サミットが開催されデジタルIDのID2020アライアンスが発足した。暗号通貨分野では、ビットコインキャッシュのハードフォーク誕生に加え、バイナンスコイン・テゾス・カルダノ・EOS・コスモス・ファイルコイン・トロン・ポリゴン(マティック)・ベーシック・アテンション・トークン・ICP・コンパウンド社設立等のICOバブルが発生、メイカーDAOがダイ(DAI)をローンチした。アグリ分野では、米カリフォルニア州がグリホサートを発癌性物質に指定する一方、EUは認可を5年間更新し、日本の厚労省はグリホサートの残留基準値を大幅に緩和した。

以下の暦は全て西暦に変換しています。 日本の旧暦 / 中国の旧暦 / ユダヤ暦 / ヒジュラ暦 / ソビエト連邦暦 / フランス革命暦

≈は「頃」を意味しています。

ビル・ゲイツによる子宮頸がんワクチン攻撃に関する電子書籍 これは薬害ではない。確信犯である。
年月日 出来事
2,017 アリエル・サラザールが、スプリングガーデン(アメリカのフロリダ州)の質素な2ベッドルームの家族向け物件に350,000ドルを費やし、改装を計画する。
2,017 石正麗の研究グループが、中国雲南省普洱市墨江ハニ族自治県の鉱山でのウイルス調査を依頼される。此の地は発酵させたプーアル茶で有名であった。此処で、6名の鉱夫が肺炎の様な病気を患い、内2名が死亡していた。1年間の調査の結果、6種の蝙蝠に多様なコロナウイルスが見つかった。多くのケースで1匹の蝙蝠が複数のウイルス株に感染していた。鉱山は菌類に覆われた蝙蝠の糞によって悪臭を放っていた。
2,017 マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所シルビオ・ミカリが「アルゴランド社」を設立する。
2,017 第2代ケニア首相を務めたライラ・オディンガが、カトリック教会の医師達を支持し「今日、私達はカトリック教会が正しかった事を国民に証明出来る」と発言する。
2,017 イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブリテンによって考案された、Pythonを基にEVM向けに設計されたスマートコントラクトの為のプログラミング言語「Vyper」が開発される。Solidityに比べ機能的な制限を有するが、簡潔さ・堅牢さを目的に開発された。又、「Hello, world!」を出力するコードは以下である。
# HelloWorld.vy
storedMessage: public(string) = "Hello, World!"
2,017 チャーリー・リーがコインベースを退職する。
2,017 1 河岡義裕が、中国にてインフルエンザで死亡した患者から分離されたA(H7N9)鳥インフルエンザウイルスのサンプルを受け取る。河岡と研究チームは、A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの研究を開始した。
2,017 1 ディセントラランドの最初のβ版がリリースされる。土地の価格は20ドル/区画で始まったが、時間が経つに連れ高騰していった。
2,017 1 12 アンソニー・ファウチが「ドナルド・トランプ政権はパンデミックで困難に陥るだろう」という主旨の発言を行う。
2,017 1 19 CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)が以下の国・団体の資金提供により設立される。
①日本:125,000,000ドル
②ノルウェー:120,000,000ドル
③ドイツ:10,000,000ドル
④ビル&メリンダ・ゲイツ財団:100,000,000ドル
⑤ウェルカム・トラスト:100,000,000ドル
2,017 1 23 マヌエル・ノリエガが、脳腫瘍手術の準備の為、自宅軟禁に移行する。
2,017 2 ビル・ゲイツがミュンヘン安全保障会議にて、空気感染する病原菌が、突然変異・事故・テロリストによる生物兵器の使用などにより、世界中にばら撒かれる危険性があり、今後10年から15年の間に30,000,000名/年の死者が発生する可能性があると発言する。
2,017 2 1 インターネットコンピューター(ICP)のICOが開始される。
2,017 2 28 インターネットコンピューター(ICP)のICOが終了する。
2,017 3 7 マヌエル・ノリエガが、脳腫瘍の手術を行う。手術後出血し、重体となった。
2,017 3 20 デイヴィッド・ロックフェラーが死去し、長男のデイヴィッド・ロックフェラー・ジュニアが第4代当主となる。
2,017 3 24 クアンタム・チェーン・ファウンデーションが、暗号通貨「クアンタム(QTUM)」のICOを行う。同社の創業者である以下3名は、117時間で15,600,000ドルを調達したと発表する。
①アリババのプロダクトマネージャーであったパトリック・ダイ
②ジョーダン・アールズ
③ニール・マヒ
2,017 4 1 コンゴのタンガニーカ州アンコロにて1度もポリオの予防接種を受けた事の無い1歳6ヶ月の男児が伝播型ワクチン由来ポリオウイルス1型に感染している事が確認される。
2,017 4 2 此の日から4日間、ブエノスアイレスにて、ヤング・グローバル・リーダーズ・プログラムのサミットが開催される。此の年のテーマは「前例のない分極化」で、都市全体を活用した体験型プログラムが特徴であった。本年のサミットは、以下の3つのコア目標を中心に構成された。
①エンパシック・リーダーシップ
グローバルな分極化に対処し、バイアスを認識した共感的リーダーシップを育てる。
②コラボレーション・アクロス・ディファレンシーズ
多様な背景を持つリーダー間の同盟構築と協力ツールの提供。
③インパクト・オリエンテッド・ベンチャーズ
新しいイニシアチブの開始とシステム変革の推進。
今回此のプログラムに選出された人間は主に以下である。
①シンガポールの青年開発を専門とするNPOであるSyinc共同設立者バーニス・アン
②オックスフォード大学実験心理学准教授モリー・J・クロケット
③メッセージングアプリを提供するテレグラム社共同創業者パベル・ドゥーロフ
④アメリカ下院議員アダム・キンジンガー
⑤NLP(自然言語処理)・機械学習を専門とするメタマインド社創業者リチャード・ソーチャー
⑥遺伝子編集技術を活用し、人間への適合性を高めた移植用臓器を開発するバイオテクノロジー企業であるeジェネシス共同創業者ルハン・ヤン
⑦マサチューセッツ工科大学マクガヴァン研究所教授馮張
2,017 4 6 コスモス(ATOM)のICOが開始される。最終的に、16,800,000ドルの資金調達に成功した。
2,017 5 スタニ・クレチョフが、P2PのDeFi(分散型金融)エコシステムを構築する事を目指したプロトコルである「イーサレンドα版」をリリースする。暗号通貨は「イーサレンド(LEND)」である。
2,017 5 17 コンゴがポリオワクチン由来のポリオウイルスの発生をWHOに報告する。以下の4名がAFP(急性弛緩性麻痺)となり、VDPV2(伝播型ワクチン由来ポリオウイルス2型)で陽性となった。
上ロマミ州:2名(西暦2,017年2月20日ビュトンボで1名、西暦2,017年3月8日マロンバ・ヌウルで1名発症)
マニエマ州クンダ:2名(西暦2,017年3月26日1名(セービン2型ポリオウイルスワクチン株からの7つの遺伝子変異)、西暦2017年4月18日1名発症)
また同株患者と接触した健康な人も同株に感染した。
2,017 5 29 マヌエル・ノリエガが、パナマ市内の病院で死去する。
2,017 5 31 ブレンダン・アイクが、イーサリアムベースのデジタル広告プラットフォーム「ベーシック・アテンション・トークン(BAT)」をローンチする。ベーシック・アテンション・トークンの名を冠したERC-20ユーティリティトークンのICOを実施し、30 秒足らずで約35,000,000ドルを調達した。
2,017 6 WHOが、シリアでワクチン由来のポリオによって半身不随になった子供の事例15件を公表する。
2,017 6 ジャスティン・サンが、シンガポールにて「トロン財団」を設立する。
2,017 6 7 LG化学がポリオワクチン開発及び忠清北道にあるワクチン工場の設備増強で、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から38,000,000ドルの資金提供を受けると発表する。
2,017 6 12 GPEI(世界ポリオ根絶計画)がポリオ撲滅の為の予防接種を名目とした以下の国・団体からの資金提供を発表する。
①ビル&メリンダ・ゲイツ財団:450,000,000ドル
②ダリオ財団:30,000,000ドル
③ブルームバーグ慈善財団:25,000,000ドル
④カナダ:75,000,000ドル
⑤EC:61,400,000ドル
⑥日本:55,000,000ドル
⑦UAE(アラブ首長国連邦):30,000,000ドル
⑧イージージェット:5,000,000ドル
2,017 6 13 暗号通貨取引所ビットフィネックスにて、アイオータ(IOTA)の取引が開始される。
2,017 6 19 国連本部にて「第2回ID2020サミット」が開催される。参加者は約300名であった。本年のテーマは「変革の為のプラットフォーム」で、デジタルIDを通じて生活の改善を目指す公的機関・民間組織のコンソーシアムの名目で「ID2020アライアンス」が発足した。アクセンチュアは、ID2020アライアンスに1,000,000ドルを投資すると発表した。又アクセンチュアは、以下2社と共同で、ID2020の一環で開発した、ブロックチェーンと生体認証技術を活用した認証システムのプロトタイプのデモを行った。
①マイクロソフト
②アクセンチュアとマイクロソフトの合弁会社であるアバナード
此のプロトタイプは「Microsoft Azure」上で稼働し、個人情報へのアクセスは、個人の承認を得た者に付与される様設計された。又、非中央集権型の分散型データベースを採用している為、中央機関が介在する事無く、事前の承認を得た複数の関係者による維持管理が可能で、通常個人の認証データは、ブロックチェーンの外には持ち出せないが、個人の事前承諾により、オフチェーンの既存システムとの連携も可能である、とした。
2,017 6 23 オーエムジー(OMG)のICOが開始される。
2,017 6 26 アメリカのカリフォルニア州が同年7月7日からグリホサートを発癌性物質のリストに加えると発表する。
2,017 6 26 ブロックワン社の以下2名が設計した暗号通貨「イオス(EOS)」のICOが開始される。
①父スタン・ラリマーと共に独立したブロックチェーン開発とコンサルティングを行う「クリプトノメックス社」を創業したダン・ラリマー
②ブロックワン社創業者ブレンダン・ブルマー
2,017 6 26 暗号通貨取引所のバイナンスが、暗号通貨「バイナンスコイン(BNB)」をイーサリアムのERC-20トークンとして発行する。バイナンスコイン(BNB)を使って、バイナンスの取引手数料の割引を受ける事が出来た。又、此の日からICOが開始された。発行価格は以下であった。
①1ETH=2,700BNB
②1BTC=20,000BNB
2,017 7 オミセ社による、イーサリアム(ETH)の以下のコストを削減する事を意図した、ERC-20トークンとイーサリアム(ETH)に完全対応した、イーサリアムのレイヤー2のスケーリング・ソリューションである「オミセゴー」が、イーサリアムアドレスのスナップショットを取得する。
①トランザクションに掛かる時間
②取引手数料
0.1ETH以上を保有するアドレスが、暗号通貨やトークンを無償でユーザーに配布するイベントであるエアドロップの対象となった。暗号通貨は「オーエムジー(OMG)」である。
2,017 7 以下2名が、VRとeスポーツのビデオストリーミングテクノロジーに焦点を当てた「シータ・ラボ」を設立する。
①ミッチ・リュー
②ジエイ・ロン
シータ・ラボは、THETA.tvの、4K・8K・VRビデオを世界中に効率的に配信するという問題を解決する為に立ち上げられた、P2Pで共有できる分散型の動画配信プラットフォーム「シータ・ネットワーク」を支えた。
2,017 7 1 スイスに本拠を置く暗号通貨プロジェクトであるテゾス財団が、テゾス(XTZ)のICOを、此の日から同月13日迄行い、以下が調達される。平均で、1XTZ≒0.47ドルにて取引された。
①66,000BTC
②361,000ETH
2,017 7 3 バイナンスコイン(BNB)のICOが終了する。発行上限の200,000,000BNBの内、100,000,000BNBがICOを通じて発行された。
2,017 7 6 ヘイデン・アダムスが、ミュンヘンの電機メーカーである「シーメンス社」を解雇される。落ち込んだアダムスは、イーサリアム財団でイーサリアム2.0のコンセンサスアルゴリズムであるキャスパーFFGに取り組んでいた友人のカール・フロエルシュに相談した。フロエルシュは「おめでとう。此れは君にとって最高の出来事だ。機械工学は衰退しつつある分野だ。イーサリアムは未来だ。君は初期段階から関わる事が出来る。君の新しい運命はスマートコントラクトを書く事だよ」と祝福した。アダムスは「コーディング出来る必要があるんじゃない?」と質問すると、フロエルシュは「コーディングは簡単だ。とにかくまだ誰もスマートコントラクトの書き方を理解していない。イーサリアム・PoS(プルーフ・オブ・ステーク)・トラストレスコンピューティング等だ」と返した。フロエルシュはアダムスにイーサリアムに取り組む様説得し、アダムスは此れを受け入れた。アダムスは2ヶ月間、イーサリアム・Solidity・JavaScriptの基礎を学んだ。生活費は、本年の前半に購入した暗号通貨で賄った。
2,017 7 23 オーエムジー(OMG)のICOが終了する。結果、25,000,000ドルの調達に成功した。
2,017 8 以下2名が「コンパウンド社」を設立する。本社はサンフランシスコに置かれた。
①ロバート・レシュナー(CEO)
②ジェフ・ヘイズ(CTO)
2,017 8 ファイルコイン(FIL)のICOが、求人広告取引所ヴァストドットコムを立ち上げたナヴァル・ラヴィカントの創業したエンジェルリスト社からスピンアウトした「コインリスト社」の管理下で開始される。
2,017 8 トロン財団が、トロン(TRX)のICOを開始する。中国政府がICOを禁止する数日前の事であった。ジャスティン・サンは中国政府がICOを禁止するという情報を事前に掴んでおり、禁止が発表される前にICOを実施する様働き掛けた。其の後、サンは程無くしてアメリカへ向かった。サンは、トロン(TRX)のICOを発表したが、過去の暗号通貨のホワイトペーパーから多くを引用しており、出典先も明記されていないとして物議を醸した。
2,017 8 1 ビットコインの取引のスループットを向上させ、ブロックチェーンや暗号通貨の企業スケーラビリティと大規模な採用を促進する事を意図し、ビットコインのハードフォークにより、「ビットコインキャッシュ(BCH)」が誕生する。ブロックサイズをビットコインプロトコルの1MBから32MBに大幅に増加させた。供給量を21,000,000BCHに制限している。
2,017 8 8 ディセントラランドのユーザーが、土地・アバター・アイテムの購入や、ゲーム・イベント等の決済に用いる暗号通貨「ディセントラランド(MANA)」のERC-20ユーティリティトークンのICOが価格0.0240 ドルで行われる。結果、24,000,000ドルを調達した。
2,017 8 15 0xラボが、ゼロエックス(ZRX)のバージョン1をローンチする。1,000,000,000ZRXが発行され、以下の通り配分された。
①トークンのローンチ:500,000,000ZRX
②0xラボが保有:150,000,000ZRX
③外部開発基金:150,000,000ZRX
④創設チーム:100,000,000ZRX
⑤支援者・アドバイザー100,000,000ZRX
2,017 9 オミセゴーがエアドロップを実施し、オミセゴートークンの総供給量の5%を無償で配布する。460,000名以上のユーザーが、イーサリアムウォレットに報酬を受け取った。レートは1ETH=0.075OMGであった。
2,017 9 ファイルコイン(FIL)のICOが終了する。200,000,000トークンが販売され、257,000,000ドルの調達に成功した。
2,017 9 ブロックチェーンプロトコル「カルダノ」がローンチされる。暗号通貨は「カルダノ(ADA)」で、スマートコントラクトが実装されており、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを用いて実装可能なDAppを構築出来る。
2,017 9 8 スワールズ社が、ベータテストシステムを介して「ヘデラネットワーク」を立ち上げる。
2,017 9 13 クアンタム(QTUM)がローンチされる。ETH-20トークンとして発行されたが、メインネット(本環境)の立ち上げに伴い、ネイティブブロックチェーンに変換された。
2,017 10 ジョージ・ソロスがオープン・ソサエティ財団に18,000,000,000ドルの資金を移管する。
2,017 10 本月から翌月に掛けて、ヘイデン・アダムスが、スマートコントラクトやウェブサイト等の概念実証を構築する。スキルセットを向上させる為にプロジェクトに入るべきだと考えていたアダムスは、カール・フロエルシュの提案で、自動マーケットメーカーの実装に取り組んでいた。
2,017 10 イーサリアムの拡張を目的としたレイヤー2スケーリングソリューションである「マティックネットワーク」がローンチされる。暗号通貨は「ポリゴン(MATIC)」である。ポリゴン(MATIC)は、マティックネットワーク上の手数料の支払い・ステーキング・ガバナンスに使用出来る。又、イーサリアムのメインネットに設けたチェックポイント層と、マティックチェーンに設けたブロックプロデューサー層の二層構造を採用し、高度な分散性を確保しており、高い分散性とメインチェーン上のセキュリティを確保した上で、高速な取引を実現している。
2,017 10 14 「カルダノ・ローンチ・イベント」が渋谷にて開催される。ソーシャルメディアで行われた抽選を通じてチケットを入手した約500名が参集した。興奮した暗号通貨愛好家・カルダノ(ADA)保有者・ビジネスマンは、カルダノのTシャツと、記念品の物理的なカルダノ(ADA)コインを手に入れる為に列に並んだ後、メインホールに入り、カルダノがどの様に作られたか、そして其の将来のビジョンに就いて聞いた。
2,017 10 19 河岡義裕等が「人間から分離された高病原性のA(H7N9)鳥インフルエンザウイルスは、呼吸器飛沫を介して感染した一部のフェレットにとって致命的である」という論文を、セル・ホスト&マイクローブ誌に公開する。河岡等は「西暦2,013年、中国の家禽の間でインフルエンザウイルスが流行し始めた。此のウイルスは人間への感染を数回に渡って引き起こし、西暦2,016年後半から感染者が急増し始め、西暦2,017年7月下旬の時点で、約 1,600名が鳥類H7N9の検査で陽性反応を示し、感染者の約40%が死亡した」とした上で「低病原性のA(H7N9)鳥インフルエンザウイルスは最近、高病原性へと進化しており、特に此れ等のウイルスが効率的な人間から人間への伝染性を獲得した場合、パンデミックの懸念が生じている。インフルエンザウイルスには適応能力が有る。宿主が新たに感染すると、インフルエンザウイルスのゲノムに小さな変化が起こる。稀に此の変異が重要な領域で起こり、元のウイルスに重大な変化を齎し、新たな宿主を感染させる。そして、其の宿主に重篤な病気を引き起こさせ、ノイラミニダーゼ阻害剤に対して耐性を持つ様になる。我々は、生前ノイラミニダーゼ阻害剤であるタミフルを使って治療していた、死亡した患者から分離されたサンプルを用いて、人間の呼吸器細胞で以下の3種のウイルスがどの程度増殖するかを比較した。
①低病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの分離株
②高病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの分離株から作成したタミフルに感受性を持つ変異体亜集団
③高病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの分離株から作成したタミフルに耐性を持つ変異体亜集団
又、高病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスは、マウス・フェレット・マカク等の非人間霊長類で効率的に複製し、マウスとフェレットでは低病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスよりも病原性が高く、タミフル耐性変異体亜集団は、軽度〜中等度の弱毒性を示す事も確認した。更に、ウイルスが哺乳類間で伝染するかどうかを調べる為、呼吸器飛沫がケージからケージへと通過出来る障壁で区切られた個別のケージにフェレットを単独で入れる実験を行った。一方を予めウイルスに感染させ、もう一方は健康な状態でケージに入れる、2匹1組のペアでの実験であった。結果、3種共、呼吸器飛沫を介して予め感染していたフェレットから、健康なフェレットへの伝染が確認された。タミフル感受性変異体は、感染して暴露した3匹の内2匹を死に至らしめ、感染させたフェレットも死亡した。タミフルは生体内で限定的な効果を示したが、A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスはタミフル感受性を有した。此れ等の結果は、高病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスが、パンデミックの可能性を持つ事を示唆しており、厳重に監視されるべきである」とした。河岡は「追加の変異無しで、此のウイルスはフェレットを感染させ、死に至らしめた。人間から人間への感染は今の所限定的だが、此のウイルスは追加の変異無しで、公衆衛生上の脅威と成り得る。又、③が、タミフルの有効成分であるオセルタミビルに反応しない事も確認した。しかし、プロテアーゼ阻害剤には反応した。唯此のプロテアーゼ阻害剤は、日本でしか承認されておらず、パンデミック下でしか使用出来ない。不安を抱かせたくは無いが、耐性ウイルスが変異して増殖し易くなり、耐性と同時に致死性も高まるのは時間の問題だ。唯、此の変異が何なのかを深く理解出来ていない。アメリカでは、病原体に現在自然界で知られていない機能獲得実験は数年に渡って禁止されているからだ。A(H7N9)が何故致死性や伝染性を持つのか、又、耐性を持つA(H7N9)は他とは何が違うのかを理解する必要が有る。伝染性・宿主域制限・薬剤耐性・免疫原性・病原性・複製能力に関する機能獲得実験の成果は、インフルエンザウイルスのパンデミックの可能性を理解するのにほぼ確実に役に立ち、パンデミック前のワクチンや抗ウイルス薬の優先順位付けや開発等、世界の公衆衛生上の利益を生み出すだろう。A(H7N9)は、人間を感染させる度に変異し続け、病原性や、人間から人間への伝染能力を強める可能性が高い。言い換えれば、自然界は既に機能獲得実験を行っており、深刻な結果を齎す可能性が有る。最近ではA(H7N9)に感染した家禽を検出する事が少し簡単になり、人々が暴露を制限出来る様になった。此れは中国でA(H7N9)が鳥を殺し始めたからである。感染症の拡大を防ぐ為に家禽を淘汰するアメリカの農家と異なり、中国はワクチンに依存している。ウイルスの増殖能力が優れている事が今回の実験で分かった為、私は此れを懸念している」という主旨の発言をした。
2,017 10 24 ANSES(フランス食品環境労働衛生安全庁)が生殖毒性を疑われるグルホシネートを用いたバイエルS.A.S.社の除草剤「バスタ」の販売許可を取り消す。使用している労働者や其の周辺の人々への健康リスクを除外出来ないとした。
2,017 10 30 ブロックチェーンベースのゲーム製品を相互接続したエコシステムとして提供するエンジン社が開発したエンジンコイン(ENJ)のICOが、以下3名を含む同社のICOチームにより開始される。
①エンジン社共同創業者でCEOのマキシム・ブラゴフ
②エンジン社共同創業者でCTOのウィテック・ラドムスキー
③ジョシュ・ウエルフェル
2,017 11 クアルコムやドロップボックスでの分散システムの開発経験を有するアナトリー・ヤコヴェンコが、互いに信頼しないコンピュータ間で時間を維持し、ブロックチェーンの取引処理の順序付けを自動化し、ノードがリレーせずに取引承認を実現する手法である「PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)」に関するホワイトペーパーを発表する。同時期に、ヤコヴェンコ等は「ソラナ社」を設立した。ヤコヴェンコのクアルコム時代の同僚グレッグ・フィッツジェラルドは、プライベートなC言語で此のプロジェクトの開発を進めていたヤコヴェンコに対し、安全性保証とパフォーマンスを理由に、Rustを使う事を勧めた。ヤコヴェンコは2週間でRustに移行させた。
2,017 11 13 ビル・ゲイツがアルツハイマー型認知症や、加齢に伴い発症するその他の病気の治療法の開発する名目で活動している認知症研究基金に個人名義で50,000,000ドルを投資すると発表する。
2,017 11 25 イーサレンド(LEND)のICOが開始される。最終的にスタニ・クレチョフは、16,200,000ドルの調達に成功した。
2,017 11 27 EUが、発癌性が懸念されているグリホサートを主成分とする除草剤について、認可を5年間更新する事を決定する。
2,017 11 29 エンジンコイン(ENJ)のICOが終了する。400,000,000枚のエンジンコイン(ENJ)トークンを0.03ドル/枚で販売し、12,000,000ドルを調達した。
2,017 12 西暦2,014年10月にアメリカ科学技術政策局が実施した、新たな資金提供の一時停止が解除される。しかし、機能獲得研究の一時停止は継続した。
2,017 12 以下2名が、相互接続されたルーターの物理ネットワークであり、自由にアクセス可能なオープンなワイヤレス・コミュニティ・ネットワークとしてプロジェクトの拡張をサポートするグループであるNYCメッシュのミートアップに参加する。
①ヘイデン・アダムス
②カール・フロエルシュ
2,017 12 チャーリー・リーが、利益相反の疑いが有る為、ライトコイン(LTC)の保有資産の略全てを売却したと、掲示板型ソーシャルニュースサイト「レディット」にて発表する。リーのツイートが、ライトコイン(LTC)の価格に影響を与える可能性が有るとして、リーは批判されていた。リーは、物理的な形で鋳造された数枚を除く全てのライトコイン(LTC)を、売却又は寄付した。
2,017 12 1 中国科学院武漢ウイルス研究所が、雲南省の洞窟でキクガシラコウモリから見つかったコロナウイルスには、SARSウイルスの遺伝子部分が全て含まれていると発表し、人間のウイルスの直接の祖先は此の洞窟で発生したという仮説を立てる。 同研究所は其の洞窟内の蝙蝠のサンプリングを西暦2,012年から行なっており、僅か1km離れた所に村が存在する事に着目し、人間への波及やSARSに似た病気の出現の危険性を警告した。
2,017 12 10 メイカーのオリジナルホワイトペーパー「Daiステーブルコインシステム」が公開される。此のシステムは、CDP(担保付き債務ポジション)スマートコントラクトを使用し、担保としてイーサリアム(ETH)のみを受け付ける仕様であった。
2,017 12 18 メイカーDAOによって、USDにペッグされた、イーサリアム上のアルゴリズムステーブルコイン「ダイ(DAI)」がローンチされる。
2,017 12 19 NIHが、アメリカ政府からの助成金を用いてインフルエンザウイルス等の病原体を対象とする機能獲得実験が解禁されると発表する。アメリカ政府は、特定の病原体の致死性もしくは感染力を高める機能獲得実験への研究助成金の交付を禁止していた。
2,017 12 25 厚労省がグリホサートの残留基準値を以下の通りに緩和する。
①トウモロコシ:1ppm→5ppm(国際基準5ppm)
②小麦:5ppm→30ppm(国際基準30ppm)
③大麦:20ppm→30ppm(国際基準30ppm)
④蕎麦:0.2ppm→30ppm(国際基準30ppm)
⑤ライ麦:0.2ppm→30ppm(国際基準30ppm)
⑥その他の穀類:20ppm→30ppm(国際基準30ppm)
⑦小豆類:2ppm→10ppm(国際基準10ppm(オーストラリア))
⑧その他の豆類:2ppm→5ppm(国際基準5ppm)
⑨テンサイ:0.2ppm→15ppm(国際基準15ppm)
⑩春菊:0.1ppm→0.2ppm
⑪葡萄:0.2ppm→0.5ppm(国際基準0.5ppm(EU))
⑫向日葵種子:0.1ppm→40ppm(国際基準40ppm(アメリカ))
⑬胡麻種子:0.2ppm→40ppm(国際基準40ppm(アメリカ))
⑭紅花種子:0.1ppm→40ppm(国際基準40ppm(アメリカ))
⑮綿実:10ppm→40ppm(国際基準40ppm(アメリカ))
⑯菜種:10ppm→30ppm(国際基準30ppm(アメリカ))
ビル・ゲイツに歯向かいCOVID-19ワクチン拒否、WHO国外追放、ハーブ治療を推し進めた国家元首達の末路に関する電子書籍 ブルンジ、タンザニア、ハイチ、マダガスカルの4ヶ国を収録。