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≈は「頃」を意味しています。
皇室献上品 高級トイレットペーパー
| 年月日 | 出来事 | |||
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| 1,937 | カーネギー研究所の指導者達が、ハリー・ラフリンの研究について調査し、それを非科学的と見做して、ラフリンへの財政的支援を中止する。ラフリンに引退を迫り、EROを閉鎖して、優生学との関係を絶った。 | |||
| ≈ | 1,937 | 専売総署が、満洲国財政部から民政部へ移管される。岸信介が主導した。アヘン取引をブラックボックス化させるのが狙いであった。岸は、特殊会社を大量に設立し、其の会社を通じて、アヘンで売り上げた金をマネーロンダリングした。 | ||
| 1,937 | 1 |
以下の人間が主導する、農業中心の満洲国を重工業国へ転換する事を目的とした「満洲産業開発五ヶ年計画」の実施が決定される。 ①石原莞爾 ②星野直樹 ③岸信介 予算は2,500,000,000円で、此の当時の日本の国家予算である2,400,000,000円を超えるものであった。以下の20分野に於いて、西暦1,936年末を基準とし、西暦1,941年度の数値目標を掲げた。 ①銑鉄(850,000t→2,530,000t、約2.98倍) ②鉄塊(580,000t→1,850,000t、約3.19倍) ③鋼材(400,000t→1,500,000t、3.75倍) ④石炭(11,700,000t→27,160,000t、約2.32倍) ⑤液化石炭(0t→800,000t) ⑥シェールオイル(145,000t→800,000t、約5.52倍) ⑦アルミニウム(4,000,000t→20,000,000t、5倍) ⑧自動車(0台→4,000台) ⑨飛行機(0台→340台) ⑩電力(459,000kW→1,405,000kW、3.06倍) ⑪水稲(258,000t→418,000t、約1.62倍) ⑫小麦(986,000t→2,024,000t、約2.05倍) ⑬大豆(4,201,000t→4,730,000t、約1.13倍) ⑭洋麻(7,000t→23,000t、約3.29倍) ⑮綿羊(3,012,000頭→4,202,000頭、約1.4倍) ⑯馬(1,900,000頭→2,302,000頭、約1.21倍) ⑰鉄道(7,686km→11,948km、約1.56倍) ⑱金(目標20t) ⑲非鉄金属(銅・鉛・亜鉛等) ⑳化学工業(液体燃料・肥料等) 此の計画は、同年4月から開始された。 |
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| 1,937 | 1 | 18 |
以下2名等が職業野球チーム「後楽園イーグルス」を設立する。株式会社後楽園スタヂアムが親会社となった。本拠地は後楽園球場(東京府東京市小石川区(現在の東京都文京区))としたが、此の時点ではまだ未完成であった。 ①球団設立の為に名古屋軍総監督を辞任していた河野安通志 ②球団設立の為に名古屋軍相談役兼顧問兼マネージャーを辞任していた押川清 |
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| ≈ | 1,937 | 3 | 1 |
第2代満洲国通信社主事森田久が、以下2名を連れて、関東軍の熱河産アヘンを天津で売り捌いていた里見甫を訪ねる。里見は和風旅館の常磐館に一席設けた。 ①岸信介 ②古海忠之 岸は、東條英機からの謝意を伝えた上で「膨大となってきた謀略資金を賄う為に、熱河産アヘンの取扱量を増やしたい。販売網も北支全域・中支全域、言わば中華民国全域に広げたい。里見機関の拠点も上海に移して管理して頂きたい」と、東條からの熱河産アヘンの取扱量の増大と販路拡大の依頼を伝えた。里見は、中華民国全域となると、中華民国の秘密結社である青幇と組まなければ実行出来ない等の問題から即答出来ず「分かりました。検討しましょう」と述べるに留まった。里見は女将に2〜3日でも芸者を呼んで好きなだけ遊ばせる様に言い、多額の金銭を封筒に入れて渡した。 |
| 1,937 | 4 | 9 |
東京瓦斯電気工業の自動車部が、以下2社と合併し「東京自動車工業株式会社」を設立する。 ①自動車工業株式会社 ②協同国産自動車株式会社 |
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| 1,937 | 5 | 28 | DAF(ドイツ労働戦線)主導で「ドイツ国民車準備会社」がベルリンにて設立される。 | |
| 1,937 | 6 | 27 | 北京武官室の少佐今井武夫が、第25代浄土真宗本願寺派門主大谷光瑞と面会する。大谷は「華北での摩擦が激化し、軍事衝突に発展する恐れがある」と予測した。 | |
| 1,937 | 7 | 金子順一が731部隊に入る。 | ||
| 1,937 | 7 | 1 | 星野直樹が、満洲国国務院総務長官に就任する。満洲国総務庁の機密費を受け取っていた甘粕正彦は、星野の機密費の流用は罷り成らないとの方針により支出が途絶え、資金調達に行き詰まった。甘粕は古海忠之に、10,000,000円必要だと訴えた。古海は岸信介に取り次いだ。岸は古海に「何か担保は無いか」と尋ねると、古海は甘粕が鉱山の採掘権を持っていると答えた。岸は「そうか。採掘権が有れば大丈夫だ。其れ位大した事は無い」と了承した。甘粕は、満洲国建国の功労により、関東軍から鉱山の採掘権を複数貰っていた。 | |
| 1,937 | 7 | 1 | 満洲国実業部が産業部に改組される。同日岸信介は、満洲国産業部次長に就任した。 | |
| 1,937 | 7 | 3 | 今井武夫が、中華民国河北省主席兼国民革命軍第29軍第37師長で中将の馮治安に誘われ、保定(現在の中国河北省)に同行する。其の際今井は、馮から西暦1,937年6月29日に日本軍が発砲したとされる事件の詳細を聞いた。 | |
| 1,937 | 7 | 3 | 日本軍が、西暦1,937年7月7日の龍王廟(現在の中国北京市豊台区)付近での夜間演習を、国民革命軍に通告する。 | |
| 1,937 | 7 | 6 | 夜、今井武夫が、第16・17代中華民国国務総理を務めた靳雲鵬の秘書官の陳子庚に招かれ、北京西北(現在の中国北京市海淀区・石景山区周辺)の料亭で夕食を摂る。其処に、宗哲元の部下で、5,000名程度の兵を擁していた冀北保安隊司令石友三がやって来て、今井に「今盧溝橋で、国民革命軍と日本軍が衝突している。しかし私の部隊は加わっていないので、我が部隊は攻撃しないで欲しい」という主旨の発言をした。今井は「馬鹿を言っちゃいかん。そんな事が起きたのなら、北京武官室から真っ先に私の所に電話が有る筈だ」と返した。石は「屹度連絡が遅れているのです。頼みますよ」と言い残して去って行った。 | |
| 1,937 | 7 | 7 | 16時頃、大和田通信所(現在の埼玉県新座市西堀・東京都清瀬市下清戸)にて、電鍵に向かっていた大和田通信隊の隊員1名が、北京駐在のアメリカ海軍武官補佐官チャールズ・キャンベル・ブラウンがアメリカ本国に居る第7代海軍作戦部長ウィリアム・リーヒに向けた至急の暗号電信を傍受する。解読班による解読の結果、内容は「本日夕方に、中華民国側から日本側を攻撃する」という主旨のものであった。大和田通信所から直ちに日本軍司令部に電話で報告したものの、首脳部は既に退庁した後であった為、海軍省首席副官柳澤蔵之助が片っ端から電話をして、漸く連絡が付いた。 | |
| 1,937 | 7 | 7 |
21:30頃、大尉清水節郎率いる日本軍支那駐屯軍第8師団第1旅団第20連隊第3大隊第8中隊が、龍王廟付近にて、軽装備で鉄帽・鉄兜を付けず、空砲で夜間演習を開始する。万が一に備え、各々実砲30発を携帯していたが、実砲は木綿糸で厳重に包装され、使用出来ない状態であった。此の時、上校吉星文率いる国民革命軍第29軍第37師第110旅第219連隊が、永定河(現在の中国北京市)堤防上で警戒していた。又此の時、中国共産党秘密党員の張克侠が、国民革命軍第29軍副参謀長兼第38師参謀長を務めていた。此の頃のコミンテルンの秘密司令・戦略は以下であった。 ①秘密司令 ❶局地解決を避け、全面衝突に導け ❷日本に譲歩するものは殺せ ❸中国国民党政府と日本政府を戦わせよ ❹対日ボイコットを全支那に拡大せよ ②戦略 ❶日本を泥沼の長期戦に持ち込み、中国国民党と徹底的に戦わせる ❷日本をソ連への攻撃から逸らせる ❸中国国民党は、日本との勝負に関わらず弱体し、中国共産党政権を樹立出来る ❹日本の敗戦により、日本を共産化する |
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| 1,937 | 7 | 7 |
22:40頃、盧溝橋(現在の中国北京市豊台区)にて、紅軍の劉少奇系のゲリラ部隊が、以下に対して発砲を行う。 ①日本軍支那駐屯軍第8師団第1旅団第20連隊第3大隊第8中隊(中隊長以下秋田県の歩兵第17連隊第2中隊が主体) ②国民革命軍第29軍第37師第110旅第219連隊 此れは、当時中国共産党の北方総局で采配を振るい、北平大学の図書館に勤務していた劉が仕組んだもので、懐中電灯で点滅の合図をしつつ、両者の中間地点から発砲したものであった。又、戦端が開かれた事を中国共産党の紅軍に打電した際の電文も事前に作成されたものであり、エドウィン・O・ライシャワーは、其の中身に就いても把握していた。発砲直後、北平大学構内の通信所から、延安(現在の中国陝西省)の中国共産党軍司令部に作戦が成功した旨を伝える電報が打たれた。清水節郎は、原隊が実弾を数発受けると、集合ラッパを吹いた。すると今度は実弾を10数発受け、直後に点呼を取った。其処で、二等兵志村菊次郎が行方不明となった事が判明した。清水は、日本軍支那駐屯軍歩兵第1連隊第3大隊長一木清直に事象を報告し、一木は、日本軍支那駐屯軍第1連隊長牟田口廉也に此れを伝えた。牟田口は、一木に現場に急行する様命じ、志村の捜索の為、盧溝橋と対面に在る宛平城(現在の中国北京市豊台区盧溝橋南里)への進入を要求した。しかし張克侠は「宛平城は中華民国の領土であり、日本軍の進入は北京議定書違反で許されない。此方で捜索する」と返答し、吉星文も此れを支持し、防衛体制を強化した。志村は20分後に帰隊した。此の時、日本軍支那駐屯軍歩兵旅団長河辺正三は不在であった。 |
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| 1,937 | 7 | 7 | 23:00頃、志村菊次郎が帰隊する。 | |
| 1,937 | 7 | 7 |
23:00頃、以下が永定河堤防上にて軍事衝突する。 ①日本軍支那駐屯軍第8師団第1旅団第20連隊第3大隊第8中隊 ②国民革命軍第29軍第37師第110旅第219連隊 宋哲元は即座に南京へ電報を送り、蒋介石に報告した。蒋は、軍事委員会で状況を確認し「不拡大、現地解決」を厳命した。 |
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| 1,937 | 7 | 8 | 0:00、今井武夫が、日本軍支那駐屯軍第1連隊副官河野又四郎からの電話で起こされる。今井は、河野から状況報告を受けた。此れを受けて今井は、国民革命軍第29軍副軍長秦徳純との電話交渉で不拡大を確認した。両軍の直接接触が減少し、停戦の基盤が形成された。 | |
| 1,937 | 7 | 8 |
2:00、以下が、西五里店(現在の中国北京市豊台区)にて合流する。 ①日本軍支那駐屯軍第8師団第1旅団第20連隊第3大隊第8中隊 ②日本軍支那駐屯軍歩兵第1連隊第3大隊 |
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| 1,937 | 7 | 8 | 3:20、牟田口廉也率いる日本軍支那駐屯軍第8師団第1旅団第20連隊第3大隊が、一文字山(現在の中国北京市城内街盧溝橋北里付近)を占領する。砲兵陣地構築を意図していた。 | |
| 1,937 | 7 | 8 |
3:25頃、今井武夫が、以下等に向けて、日本軍演習中の被弾と志村菊次郎が行方不明になった件に就いて「北武第211号電」として打電する。志村が帰隊した事に就いては盛り込まれていない。 ①外務省 ②陸軍省 ③支那駐屯軍 ④北平大使館 |
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| 1,937 | 7 | 8 | 3:25、宛平県方面から3発の銃声が鳴り響く。日本軍は此れに応射した。又、冀察政務委員会国民革命軍第29軍軍事顧問桜井徳太郎は、軍使として国民革命軍第29軍に乗り込み「撃っちゃいかんというのに、何故撃った」と抗議した。国民革命軍第29軍側は「此方は撃ってはいない。日本軍が撃つものだから、此方も撃つのだ」と返した。此の時、両軍の中間地点には、劉少奇の息の掛かった者が銃声を響かせ、両軍の銃撃が止むと再度銃声を鳴らす、というのを繰り返していた。 | |
| 1,937 | 7 | 8 |
4:00頃、今井武夫が、第2報を北平の週番指令室から「北武第212号電」を打電する。以下の趣旨の内容であった。此の時点でも現場に志村菊次郎の帰隊は伝わっていない。 ①第1報に続き、3:25分頃、龍王廟方面から3発の銃声有り。国民革命軍の狙撃と判断、日本軍支那駐屯軍歩兵第1連隊第3大隊が警戒態勢に入り、牟田口廉也第1連隊長が応戦許可を検討中である。 ②志村捜索の為宛平城進入を要求したが、国民革命軍は拒否した。電話線切断の疑いが有る。 ③両軍が対峙している。不拡大方針を維持し、現地交渉を急ぐ。国民革命軍第29軍副軍長で冀察政務委員会常務委員兼北平市長の秦徳純と連絡中である。又、増援準備を要請した。 ④支那駐屯軍・陸軍省に対し、事態悪化の可能性を考慮し、外交ルートでの抗議と軍事増援の判断を求める。 |
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| 1,937 | 7 | 8 | 4:20、日本軍支那駐屯軍第8師団第1旅団第20連隊第3大隊が、砲兵陣地の構築中に約10発の被弾を受ける。死傷者は無かった。牟田口廉也は応戦許可を検討した。国民革命軍は、日本軍の接近を警戒した防衛射撃を行ったと主張した。 | |
| 1,937 | 7 | 8 |
5:00、今井武夫が、北平大使館の武官庭にて、以下のメディアの記者を招集し、日本軍の被弾・志村菊次郎の失踪・両軍の対峙に就いて説明する。 ①朝日新聞 ②時事通信 ③ニューヨーク・タイムズ紙 ④AP通信 ⑤シカゴ・デイリー・ニュース紙 ⑥ロイター通信 ⑦タイムズ紙 ⑧ガーディアン紙 今井は「不拡大、現地解決」を強調し、秦徳純との電話交渉を公表し、世論喚起を図った。会見は約30分で終了した。 |
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| 1,937 | 7 | 8 | 5:30、国民革命軍第29軍の一斉射撃を受け、日本軍支那駐屯軍歩兵第1連隊第3大隊が応戦を開始する。 | |
| 1,937 | 7 | 8 |
6:00、今井武夫が、以下に向けて「北武第213号電」を打電する。 ①外務省 ②陸軍省 ③支那駐屯軍 ④北平大使館 4:20の被弾後、応戦を準備中で、中華民国側との交渉は継続中で、不拡大で一致の見込みで、増援判断を要請済みであるとの内容で、志村菊次郎の帰隊は未確認であった。又今井は、状況悪化を警告し、全面衝突への懸念を示した。其の直後に今井は、北平市(現在の中国北京市東城区・西城区・朝陽区・海淀区・豊台区、石景山区)内の秦徳純の自宅を訪問し、以下の人間と、現地協定の骨子を議論し、両軍撤退と抗日運動鎮圧を条件に停戦合意の見込みを確認した。 ①秦 ②国民革命軍第29軍第132師師長趙登禹 ③冀察政務委員張允栄 |
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| 1,937 | 7 | 8 |
朝、中国共産党が、以下に向けて「西暦1,937年7月7日22時、日本軍が攻撃した。全中国同胞・政府・軍隊は団結し、日寇侵略に抵抗せよ。日本帝國主義を寸土も許すな」という主旨の電報を送る。 ①新聞社 ②学生団体 ③労働組合 ④華僑組織 ⑤国民革命軍 ⑥地方軍閥 ⑦中国国民党政府 ⑧コミンテルン ⑨国外メディア |
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| 1,937 | 7 | 10 |
今井武夫が、戦局の悪化を予感し、自身の妻今井きみ子に対し、以下の内容の遺書を送付する。 私は貴方に対して、心からの感謝と敬意を表します。私が亡くなった後、貴方の意図する儘に行動して下さい。其れは私の意思に合致するでしょう。但し、どの様な場合であっても、祖先の祭祀と幼児の育成に心を配って下さい。子供が成長したら、私の生前の日常生活を伝え、彼等が15歳になったら、望む道を歩ませて下さい。 |
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| 1,937 | 7 | 11 |
11:30頃、北平から天津に帰ろうとする日本軍支那駐屯軍参謀長橋本群の交渉許可を電話で得ていた今井武夫が、北平市内の張允栄の自宅を訪ね、以下3名と会談する。 ①国民革命軍第29軍高級将校斉燮元 ②張允栄 ③冀察政務委員林耕宇 今井は独断で、盧溝橋からの両軍同時撤退を提案した。斉は同意し、以下を含む現地停戦協定の骨子を取り纏めた。 ①両軍の原状回復 ②不拡大の相互確約 ③現場監視の共同実施 会談は1時間程で終了した。 |
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| 1,937 | 7 | 11 |
14:00頃、今井武夫が、南苑飛行場(現在の中国北京市豊台区)から天津に帰ろうとしていた橋本群に、以下3名との会談を報告する。 ①国民革命軍第29軍高級将校斉燮元 ②張允栄 ③冀察政務委員林耕宇 橋本は、独断は問題だが認可するとし、日本軍支那駐屯軍司令官香月清司の代理として、調印を承認した。今井は北平特務機関室に帰還した。 |
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| 1,937 | 7 | 11 |
14:00頃、近衛文麿内閣が、以下の北支派兵を閣議決定する。 ①3個師団(日本内地から) ②1個師団(朝鮮から) ③2個旅団(満洲国から) 穏健な日本軍支那駐屯軍司令官田代皖一郎が此の時危篤状態であった事が影響した。 |
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| 1,937 | 7 | 11 | 日本軍支那駐屯軍参謀専田盛寿が、北平特務機関室に帰還したばかりの今井武夫に対し、電話で「内地で派兵決定したので、現地停戦交渉を中止せよ」と指示する。今井は「既に約束した事」として拒否し、日本軍北平特務機関長松井太久郎に直談判し、許可を得た。又今井は、橋本群から再許可を得た。 | |
| 1,937 | 7 | 11 | 18時、今井武夫が、現地停戦協定の校正を行う。 | |
| 1,937 | 7 | 11 |
20時、以下2名が、張允栄の自宅を訪ね、現地停戦協定の調印を完了する。 ①松井太久郎 ②今井武夫 1時間程で解散した。 |
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| 1,937 | 7 | 18 |
以下2名が華北駐屯軍司令部(現在の中国天津市和平区南京路)を訪れ、香月清司と停戦交渉を行う。 ①宋哲元 ②国民革命軍第29軍第38師師長張自忠 国民革命軍側は、盧溝橋での軍事衝突に遺憾を表明し、国民革命軍第29軍の撤退等の日本軍の和議条件を巡る議論が為された。交渉に当たった人間は主に以下の通り。 ①日本軍 ❶香月 ❷橋本群 ❸今井武夫 ❹松井太久郎 ❺日本軍支那駐屯軍参謀池田純久 ②国民革命軍 ❶宋 ❷張 ❸張允栄 ❹秦徳純 ❺斉燮元 ❻林耕宇 ❼趙登禹 |
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| 1,937 | 7 | 19 |
以下2名の署名により、日本軍の華北進駐拡大・国民革命軍第29軍の平津撤退・抗日運動鎮圧を条件に一時停戦を定めた停戦協定が、天津にて締結される。 ①橋本群(香月清司の代理) ②張允栄(宋哲元・張自忠の指示を受けて署名) 以降、八宝山(現在の中国北京市石景山区石景山路)と日本軍の陣地の中間地帯で、夜になると銃声が鳴り響く様になった。此れにより、空白地帯が戦場と化した。 |
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| 1,937 | 7 | 21 |
以下2名が監視委員となり、八宝山と日本軍の陣地の中間地帯で挑発を繰り返している者を突き止める為、現地に入る。 ①北平陸軍特務機関国民革命軍第29軍軍事顧問中島弟四郎 ②国民革命軍第29軍参謀周恩靖 此の夜も交戦が有ったが、最初の発砲は、日本軍でも国民革命軍でも無い事が判明した。 |
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| 1,937 | 7 | 22 |
夜、潜伏していた日本の憲兵と中華民国の密偵が、中国共産党の北方総局の命令により銃砲・爆竹を鳴らした女性を含む以下の大学生グループを逮捕する。 ①北平大学 ②清華大学 |
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| 1,937 | 8 |
大橋松雄が、大東京軍という名称では経営が成り立たないとし、ライオン歯磨本舗株式会社小林商店をスポンサーとして招き「ライオン軍」と改称する。松雄は、スポンサーには、積極的に新聞広告を打っている会社が良いとして、同社以外にも以下の会社が候補に挙がっていた。 ①味の素 ②わかもと製薬 ③近江兄弟社 しかし此れ等の会社は、ユニフォームに自社製品の名前を入れて欲しいと要望した為、ユニフォームに「LION」と入れてくれれば良いとしたライオン歯磨本舗株式会社小林商店に決定した。又此の頃松雄は、第2代田村駒社長田村駒治郎を経営に参加させた。背景として、松雄が印刷業以外に金を使う事に関し、大橋光吉の目が厳しくなり、妻同士が共済生命保険社長・帝国製麻社長・肥後銀行頭取等を歴任した安田善助の娘であった田村を招いたという経緯が有った。 |
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| 1,937 | 8 | 3 |
大和田通信所が、蒋介石が中華民国外交部長王寵恵に宛てた電報を傍受する。解読した内容は以下の主旨の内容であった。 日中戦争の解決に関し、私は、第34代首相近衛文麿との意見の一致を見たので、西暦1,937年8月6日上海着の上海丸で、近衛首相の密使である宮崎龍介を派遣します。上海丸が入港した後、一般乗客が下船したら、密かに江南造船所の汽艇で南市(現在の中国上海市黄浦区)に移し、南京へ同行させます。 |
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| 1,937 | 8 | 28 | 豊田喜一郎が「トヨタ自動車工業株式会社」を設立する。 | |
| ≈ | 1,937 | 9 |
里見甫が天津から上海に移る。以降里見は、上海のアヘンの総元締めとなり、其の莫大な利益は、関東軍の軍事機密費に使われた。又、以下が1株ずつ持っていた為、其々800,000円/月程度を受け取っていた。 ①関東軍 ②満洲国政府 ③甘粕正彦 甘粕は、満洲国の役人が日本内地に出張する際は、高級料亭「長谷川(東京都港区赤坂)」を使わせたり、帝国ホテルに宿泊させる等して、後から一括で代金を支払っていた。 |
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| 1,937 | 10 | 後楽園イーグルスが、経営不振による株式会社後楽園スタヂアムと球団との意見の相違により、経営関係を解消する。其の後、正力松太郎の誘いにより、第3代大阪麦酒社長高橋龍太郎がオーナーとなり、球団名を「イーグルス」に改称した。 | ||
| 1,937 | 10 | 29 |
日産コンツェルンの持株会社である日本産業が満洲に進出する事が、日本・満洲で同時発表される。此れは、満洲産業開発五ヶ年計画の一環で、岸信介等が誘致した。秘密裏に交渉が進められ、日本産業の社外重役ですら、知らされたのが発表の前日であった。情報網を有する以下の財閥も此の情報を掴めなかった。 ①三井 ②三菱 ③住友 |
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| 1,937 | 11 | 里見甫が参謀本部第8課(謀略課)課長影佐禎昭に、中国の地下組織や関東軍との太い人脈と、中国語力を見込まれ、陸軍特務部大佐楠本実隆を通じて特務資金調達の為のアヘン売買を依頼される。満洲から金塊数十個、時価にして数百億円を上海に運び込み、ペルシャ産アヘンの輸入を始めた。最終的に里見はペルシャ産アヘンで20,000,000ドルの利益を得た。其の利益は特務部に支払われ、特務部廃止後は興亜院に支払われた。 | ||
| ≈ | 1,937 | 11 | 甘粕正彦が、新京からブロードウェイ・マンション・ホテル(現在の中国上海市北蘇州路)に拠点を移す。以降甘粕は、アヘン取引や為替操作で巨利を得た。 | |
| ≈ | 1,937 | 12 | ドーゲルヴィル城が、スイスの会社に売却される。 | |
| 1,937 | 12 | 27 | 日本産業が、本社を新京に移転し社名を「満洲重工業開発」に変更して改組する。 | |
| ≈ | 1,937 | 12 | 31 |
甘粕正彦が、岸信介の執務室を訪ねる。甘粕は「急に10,000,000円が必要になりました。お願いします」と岸に頼み込んだ。岸は「良いでしょう」と言って、甘粕の持っていた鉄鉱石・石炭の鉱山の採掘権と引き換えに、鮎川義介経由で10,000,000円を渡した。鮎川は、甘粕の持っていた此の採掘権を獲得した。同席していた古海忠之は、あっさりと岸が巨額の資金提供を引き受けた事に驚いた。甘粕は此の資金を以下の為に使った。 ①日本軍が満洲国から華北・蒙彊(中華民国察哈爾省(現在の中国内モンゴル自治区・北京市・河北省)、綏遠省(現在の中国内モンゴル自治区))へ進攻する為の特務工作 ②イギリスがインド産アヘンを中華民国に持ち込むのを防ぐ為にゲリラ活動を行わせる為の、イギリスの植民地であるマレー半島の反英組織であるマラヤ共産党への資金提供 |