西暦1697年は、イギリス東インド会社が中国茶の輸入を開始した年である。イギリス東インド会社は、中国福建省の港湾都市である厦門(アモイ)に2隻の商船を派遣し、中国茶を輸入する交易を始めた。此れは、後にイギリス社会へ喫茶文化が広く浸透していく端緒の一つとなる海上交易であった。同社は西暦1669年に厦門から222ポンドの中国茶を初めて輸入していたが、此度は自ら商船を仕立てて航路を開いた点で、単発の買い付けとは意味が異なる。茶は西暦1630年頃にオランダ東インド会社の商船が日本や清で買い付け始め、西暦1662年にキャサリン・オブ・ブラガンザが愛飲して宮廷に喫茶の習慣を生んだ品であり、需要が育つに連れ、買う側は自前の船を出す段階へ進んだ事になる。同社が運ぶ品は茶に留まらず、三年後の西暦1700年2月5日には、インド産の綿布キャラコを巡ってイギリス庶民院が輸入禁止法を通す事となる。

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年月日 出来事
1,697 イギリス東インド会社が、厦門に2隻の商船を派遣して中国茶の輸入を開始した。
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