西暦1,272年は、後の両統迭立に繋がる皇位継承の対立が生じた年である。3月17日、後嵯峨天皇が崩御した。以降、後深草天皇(持明院統)と亀山天皇(大覚寺統)の2名による後継者争いが起きている。事態を重く見た鎌倉幕府は北条時宗が調停に乗り出し、調停案としては、大覚寺統の後宇多天皇が践祚する際、次期天皇に持明院統の伏見天皇を定めるというものであった。後嵯峨天皇は西暦1246年2月16日に譲位し、吉田経俊・一条実経の手を経た日御座の御剣と共に後深草天皇へ皇位を渡した人物である。其の後深草天皇と亀山天皇の双方に皇統が分かれた事で、以後の皇位は二つの家系が交互に継ぐ形へ向かって行く。皇位の継承に幕府が調停者として関与した事は、朝廷の内部の問題が鎌倉の裁量に委ねられる構図が定着した事を示している。

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年月日 出来事
1,272 3 17 後嵯峨天皇が崩御する。以降以下2名による後継者争いが起きた。
①後深草天皇(持明院統)
②亀山天皇(大覚寺統)
自体を重く見た鎌倉幕府は北条時宗が調停に乗り出した。調停案としては、大覚寺統の後宇多天皇が践祚する際、次期天皇に持明院統の伏見天皇を定めるというものであった。
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