万物の系譜

西暦2,011〜3,000年

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ビル・ゲイツによる子宮頸がんワクチン攻撃一元化

年月日 出来事
2,011 ジェフリー・エプスタインの愛人で元ミス・スウェーデンの博士エヴァ・アンダーソン・ドゥビンのマンハッタンの自宅で、エプスタインがビル・ゲイツが会う。ゲイツとエプスタインはこれが初対面であった。その場でビル&メリンダ・ゲイツ財団とマサチューセッツ工科大学メディアラボを兼務しているボリス・ニコリク、メラニー・ウォーカーの博士2名が紹介された。同ラボはエプスタインから525,000ドルの資金を受け取っていた。
2,011 イギリスのヨーク公爵夫人セーラが、ヨーク公爵アンドルー王子の仲介で、ジェフリー・エプスタインから15,000ポンドを借りる。
2,011 フランス政府が、中国科学院武漢ウイルス研究所と共同で、同研究所に所在する国立バイオセーフティ研究所のBSL-4レベルの実験施設の建設を開始する。又フランス政府は、技術的な専門知識を中国に提供し、中国科学院武漢ウイルス研究所の品質と安全性の継続的な向上を支援する事を意図し、1,000,000ユーロ/年を5年間に渡り資金提供し、50名程度のフランス人科学者が、中国の同研究所の従業員の技術向上の為の教育を支援する事で合意していた。しかし、同研究所は次第にフランス人科学者から距離を置き始め、1名を除き同研究所に足を運ばなかった。
2,011 ビル・ゲイツが、CNNのインタビューにて「ワクチンの恩恵は、病気の減少や人口増加の抑制という点で得られる」と語る。
2,011 サトシ・ナカモトが、1,000,000BTCの資産を残した儘、音沙汰が無くなる。以降誰も此の資産に手を付けていない。
2,011 フランス政府が、中国科学院武漢ウイルス研究所と共同で、同研究所に所在する国立バイオセーフティ研究所のBSL-4レベルの実験施設の建設を開始する。また、フランス政府は、技術的な専門知識を中国に提供し、中国科学院武漢ウイルス研究所の品質と安全性の継続的な向上を支援する事を意図し、1,000,000ユーロ/年を5年間に渡り資金提供し、50名程度のフランス人科学者が、中国の同研究所の従業員の技術向上の為の教育を支援することで合意していた。しかし、同研究所は次第にフランス人科学者から距離を置き始め、1名を除き同研究所に足を運ばなかった。
2,011 中国科学技術部とビル&メリンダ・ゲイツ財団が戦略提携覚書に署名する。
2,011 以下3名が、分散型台帳管理システム「XRPレジャー」の開発を開始する。
①ジェド・マケーレブ
②デイヴィッド・シュワルツ
③アーサー・ブリット
コード名を「リップル」とし、此のレジャーには、「リップルズ(XRP)」と呼ばれていたデジタル資産が存在し、ビットコイン(BTC)と同じ命名規則に従っていた。リップルという名は、以下を指していた。
①オープンソースプロジェクト
②リップル・コンセンサス・レジャー
③リップル・トランザクション・プロトコル
④リップル・ネットワーク
⑤リップルズ(XRP)
2,011 2 11 渡邉美樹が、ワタミ株式会社の理念研修会にて「目の前に居るお客様に命を賭ける。別に強制している訳じゃない。営業12時間の内飯を食える店長は二流だと思っている。命懸けで全部のお客様を見てたら、命懸けで全部のお客様を気にしてたら、物なんか口に入る訳無い。水ぐらいですよ」と発言する。
2,011 4 26 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港(アメリカのジョージア州グリン郡)
主な搭乗者
不明
2,011 7 19 サンタクララ大学(アメリカのカリフォルニア州)で開催されたJVMランゲージサミットにて、ジェットブレインズ社の以下2名が開発したJVM向けプログラミング言語である「Kotlin」が発表される。
①アンドリー・ブレスラフ
②ドミトリー・ジェメロフ
主な用途は以下の通り。
①Androidアプリ開発
②Webアプリ開発
③サーバーサイド開発
又、「Hello, world!」を出力するコードは以下である。
fun main() {
println("Hello, world!")
}
2,011 8 以下2名が科学誌上で、致死的な鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスをフェレット間で空気感染する様に改変した事を各々公表する。
①河岡義裕(ネイチャー誌)
②エラスムス医療センター(オランダの南ホラント州ロッテルダム)教授ロン・フーシェ(サイエンス誌)
両者共、数個の遺伝子変異で、フェレット間の空気感染が発生する事を示唆した内容であった。機能獲得研究の支持者は、公衆衛生の専門家がウイルスの感染経路をより良く理解し、パンデミックに備えるのに役立つと主張したが、哺乳類間で容易に出来る様にした事で、此のウイルスは人間にも感染し得る事を意味した。此の研究には以下2名が資金提供を行なっていた。
①第23代NIH所長フランシス・S・コリンズ
②アンソニー・ファウチ
2,011 8 3 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,011 8 26 MSD社が、子宮頸癌予防4価ワクチン「ガーダシル」を発売する。
2,011 10 7 ChromeOSのコード作成等の業務を行っていたグーグル社員のチャーリー・リーが、ブロックチェーン・暗号通貨・ビットコイン(BTC)に関連する主要な情報源の1つである暗号通貨フォーラム「ビットコイントーク」にて、暗号通貨「ライトコイン(LTC)」をローンチする。僅か150LTCをマイニングした後のローンチであった。チャーリーは、ビットコイン(BTC)と競合するつもりは無く、小規模な取引に使用する事を意図したと述べた。ライトコイン(LTC)は、ビットコイン(BTC)のプロトコルに基づいて誕生し、ソースコードに関しては略ビットコインと同一であった。チャーリーは、ビットコイン(BTC)に基づいたブロックチェーン技術を開発していた。チャーリーの暗号通貨との出会いは、同年ディープWeb上に作られたマーケットプレイス「シルクロード」で、P2Pでオープンソースの新しい通貨に関する投稿を読んだ事であった。チャーリーは直ぐに自身の弟ボビー・C・リーを巻き込み、同年に暗号通貨取引所「BTCチャイナ」を統合した。
2,011 10 10 同月12日迄の日程でオーフス(デンマーク)で開催された「GOTOカンファレンス」にて、グーグル社によって開発されたプログラミング言語「Dart」が公開される。JavaScriptの代替を意図していた。主にアプリ開発に用いられている。又、「Hello, world!」を出力するコードは以下である。
void main() {
print('Hello, world!');
}
2,011 11 29 日経ビジネスの記事に、以下の渡邉美樹の発言が掲載される。
「困難が無い事業はありません。社員には頭を下げて『ごめん。今月、給料はゼロです』と言った事が何度も有ります。其れはほんのちょっとの違いなんです。心が負けているか。負けていないか」
2,011 12 1 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,011 12 3 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,011 12 13 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
セシル空港
主な搭乗者
不明
2,011 12 20 アメリカ政府は、研究の実施方法の詳細を明かさずに以下2名の論文を発表すべきだというNSABBの助言を受け入れる。
①河岡義裕
②ロン・フーシェ
河岡・フーシェ・ネイチャー誌・サイエンス誌は、必要に応じてデータを共有する方法を採るという条件で、渋々同意した。
2,012 カナダがラウンドアップの芝生や庭での散布を禁止する。
2,012 ベルコート城が売却される。此の時点で、ベルコート城にはペルシャ絨毯の膨大なコレクション・フランスの王室芸術品や家具・東洋の芸術品や家具・そして数々の宗教的な工芸品が残されており、ハーレ・ハンソンが、ティニー家の唯一の生き残りであった。
2,012 ビル・ゲイツが、同僚と共にマサチューセッツ工科大学のラボを訪れる。其の際ゲイツ達は、マサチューセッツ工科大学化学工学科及び生物工学科教授ロバート・ランガーに対し、女性がオン・オフを切り替えて何年も使用出来る避妊法を開発する事は可能かどうか尋ねた。ランガーは、西暦1,990年代に同僚のマイケル・シーマ、ジョン・サンティーニと発明し、マサチューセッツ工科大学からスピンアウトしたマイクロチップス社(アメリカのマサチューセッツ州ミドルセックス郡レキシントン)にライセンス供与した制御放出型マイクロチップ技術で解決出来るかも知れないと回答した。
2,012 ビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援の下、JPモルガン・チェースの協力を得て、世界の健康向上と健康安全保障の強化を名目に、「GHIC(グローバルヘルス・インベストメント・コーポレーション)」が設立される。同時に「GHIF(グローバルヘルス・インベストメント・ファンド)」も発足した。ドイツ政府は、以下を通じて初期助成金で以ってGHICの資本化を支援した。
①BMZ(ドイツ経済協力開発省)
②KfW(復興金融公庫)開発銀行
GHIFのステークホルダー及び投資機関には、主に以下が名を連ねた。
①グランド・チャレンジズ・カナダ
②SIDA(スウェーデン国際開発庁)
③IFC(国際金融公社)
④GSK社
⑤メルク社
⑥ファイザー社
⑦アクサ・インベストメント・マネージャーズ
⑧オスロに本拠を置く金融機関ストアブランド
⑨JPモルガン・ソーシャル・ファイナンス
⑩ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド
2,012 1 ビル・ゲイツの別荘の工事が、長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉千ケ滝西区で始まる。
2,012 1 20 以下2名を含むインフルエンザウイルスの研究者39名が、研究を60日間中断すると発表する。

①河岡義裕
②ロン・フーシェ
前年8月の河岡とフーシェの鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスのフェレット間の空気感染に関する寄稿に対し、NSABB(アメリカバイオセキュリティ国家科学諮問委員会)が情報の悪用を懸念し内容の一部削除を勧告した事が背景として有った。
2,012 2 以下4名が開発したプログラミング言語「Julia」の開発版が公開される。
①マサチューセッツ工科大学教授(応用数学)アラン・エデルマン(リーダー)
①マサチューセッツ工科大学大学院生ジェフ・ベザンソン
②ステファン・カルピンスキー
③ヴィラル・B・シャー
主な用途は以下の通り。
①機械学習
②科学技術計算
③数値解析
又、「Hello, world!」を出力するコードは以下である。
println("Hello, world!")
2,012 2 14 神奈川労働者災害補償保険審査官が、森美菜の飛び降り自殺を、長時間労働による精神障害が原因として、労災認定する。深夜勤務となり、不慣れな調理の仕事に就いた上、時間外労働が141時間/月に上り、過労による強い心理的ストレスで自殺に至ったと判断された。ワタミグループ広報は「報道されている勤務状況について当社の認識と異なっておりますので、今回の決定は遺憾であります」と表明し、社員の死には反省の姿勢を示しつつも、以下を理由に、法的責任に就いては否定し続けた。
①異常な長時間労働とまでは言えない。最長でも残業は78時間/月。
②労働時間の管理体制が構築されていた。
③研修参加やレポート作成は過大な負担では無い。
④ワタミ株式会社が子会社の労務体制まで構築する義務を負っていない。
⑤渡邉美樹による従業員の士気を高める為の発言を曲解している。
2,012 2 16 WHOが、以下2名を含むインフルエンザ研究者や、政策実務者を招集し、此の日から2日間会議を行う。
①河岡義裕
②ロン・フーシェ
結論として、前年8月の河岡とフーシェの論文は全文公開すべき、という結論に至った。
2,012 2 16 15:40頃、ワタミの介護株式会社が運営する、東京都板橋区赤塚新町に所在する介護付有料老人ホーム「レストヴィラ赤塚」にて、女性入居者が浴室で俯せになって倒れているのが発見される。既に心肺停止状態で、搬送された病院で死亡が確認された。当初ホームは「スタッフが10分間目を離した間に倒れた。原因は病気と思われる」と遺族に説明していた。しかし、高島平署が防犯カメラの映像を確認した所、入居者が14:15頃に浴室に入った後、発見されるまで誰も浴室に行っておらず、1時間以上放置されていた事が判り、ホームが遺族に虚偽の説明をしていた事が発覚した。ホームは、此の入居者がパーキンソン病を患い、施設内で度々転倒していた事を把握していたにも拘らず、此の様な放置が行われた。又、死因も病死では無く、水死と判明した。ホームは、警察の捜査結果を知ると「他にも入居者が居り、手が回らなかった」と説明を変えた。
2,012 2 21 渡邉美樹が「労災認定の件、大変残念です。4年前の事、昨日の事の様に覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理出来ていなかったとの認識はありません。但、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」という主旨のツイートを行う。其の後猛烈に批判された。
2,012 2 22 渡邉美樹が、以下の主旨のツイートを行う。
「何処までも、誠実に、大切な社員が亡くなった事実と向き合っていきます。バングラデシュで学校を作ります。其の事は、亡くなった彼女も期待してくれていると信じています」
2,012 2 29 ロン・フーシェが、科学者会議にて、自分の研究は誤解されていると述べる。フーシェは、自分の研究室で作ったウイルスはフェレットに致命的では無いと説明した。NIHはNSABBに研究の再検討を求めた。
2,012 3 インターネット上に構築された3次元の仮想空間であるメタバースのNFT(偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのトークン)ゲーム「ザ・サンドボックス」のパブリックβ版がローンチされる。以降2ヶ月間で1,000名以上のプレイヤーからデータを収集し、ユーザーが優れたピクセルアートを作成できるゲームプラットフォームを提供する事を目指した。
2,012 3 6 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
セシル空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,012 3 16 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
ジョン・F・ケネディ国際空港
主な搭乗者
不明
2,012 3 17 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ジョン・F・ケネディ国際空港
到着
ル・ブルジェ空港
主な搭乗者
不明
2,012 3 19 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ル・ブルジェ空港
到着
ラシャム飛行場(イギリスのハンプシャー州)
主な搭乗者
不明
2,012 3 29 NSABBが召集され、以下2名の前年8月の論文の改訂版に関し、此の日から2日間審議する。
①河岡義裕
②ロン・フーシェ
NSABBは、満場一致で、河岡の改訂版を全文公開する事を推奨し、12対6で、フーシェによる改訂版で提示されたデータ・方法・及び結論を、原稿内で更に幾つかの科学的明確化を行った後に全文公開する事を推奨した。此れは、改訂版の情報が現在および将来のインフルエンザ監視活動に直接適用可能であり、公衆衛生や国家安全保障を危険に晒す様な方法で研究を直接悪用する事を可能にする様には見えないという観測に基づいたものであった。
2,012 4 中国雲南省普洱市墨江哈尼族自治県の銅鉱山の掘削路で3名の鉱夫が蝙蝠の糞等が化石化した「グアノ」の採掘を開始する。通気性の悪い中7時間/日の労働を数週間続けた結果、3名共倒れ、昆明医科大学病院(中国雲南省昆明市呈貢区)に搬送された。又、新たに銅鉱山に入った3名も同様に倒れた。6名は以下の症状を発症し、高齢の3名が死亡した。6名の血液サンプルを中国科学院武漢ウイルス研究所にて解析した結果、SARSの抗体が見つかったが、WHOには報告しなかった。
①咳
②熱
③重い呼吸
④血栓
2,012 4 13 前月29日から2日間議論された、NSABBの会議の議題を非難する書簡が漏洩する。NSABBメンバーのマイケル・オスターホルムは、議題がNSABBに圧力を掛ける様に設計されていた事を示唆した。
2,012 4 20 アメリカ政府が、前月29日から2日間開かれたNSABBの勧告を受け入れる。
2,012 4 27 前年8月のロン・フーシェの論文の公開を阻止していたオランダ政府が、改訂された原稿をサイエンス誌に提出する事を許可する。公開する日程は此の時点では決まらなかった。
2,012 5 2 河岡義裕率いる研究グループの、以下の2つのウイルスを融合させた、再集合H5 HA/H1N1ウイルスに関する論文がネイチャー誌に掲載される。
①鳥インフルエンザH5N1ウイルスの主要なウイルスタンパク質であるヘマグルチニンを4個変異させたH5 HA
②西暦2,009年に軽度のパンデミックを引き起こしたヒトH1N1ウイルスの残りの7つの遺伝子セグメント
此の再集合体ウイルスは、哺乳類の細胞により強く結合し、呼吸器の飛沫を介して容易に伝播するのに十分なレベルで自己複製する事が可能になった、とした。実際にフェレットが飛沫感染し、ヒト型受容体を優先的に認識して、フェレットの体内で効率的に複製され、肺病変と体重減少を引き起こしたが、病原性は高くなく、死亡を引き起こさなかった。此れ等の結果は、H5 HAが、哺乳類でのウイルス伝播を支持するヘマグルチニンに変換し得る事を示唆しているが、此処で特定された①が完全に鳥インフルエンザ A(H5N1)ウイルスを伝染性にするかどうかは不明であるとした。又、②は哺乳類に於ける感染性に決定的に寄与している可能性が有るとした。とはいえ、H5N1ウイルスが進化を続け、人間に感染する様になると、パンデミックの可能性を持つH5N1ウイルスの受容体結合型変異体が出現する可能性がある、と結論付けた。研究の背景として、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスは、人間に感染する事が有るが、現時点では人間から人間への感染効率は高く無い為、哺乳類間で伝染性を持つ様になる為に、宿主特異的な細胞受容体へのウイルス結合を仲介し、宿主範囲を決定する因子であるヘマグルチニンに着目し、H5 HA サブタイプを持つウイルスが必要なヘマグルチニンの分子変化を評価する、というのが有った。
2,012 5 15 ザ・サンドボックスの最初のバージョンがローンチされる。暗号通貨は「サンド(SAND)」である。
2,012 6 XRPレジャーがローンチされる。暗号通貨は「リップル(XRP)」である。其の後程無くして、クリス・ラーセンがXRPレジャーの開発メンバーに加入した。其の後、リップル(XRP)の80%が、デジタル資産のユースケースの構築に着手した新しい会社に贈与された。
2,012 6 22 ロン・フーシェの以下の概要の論文がサイエンス誌に掲載される。背景として、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスは、人間に罹患したり、死亡を引き起こす可能性が有るが、人間同士の飛沫感染で伝染する能力は有していない為、自然条件下でウイルスがこの能力を獲得する可能性に対する懸念に対処する為に、部位特異的変異導入とフェレットに於ける連続継代を通じて、A(H5N1)ウイルスを遺伝子改変した、とした。改変されたA(H5N1)ウイルスは、フェレットにおける継代の過程で変異を獲得し、最終的にフェレット間で空気感染を可能とした。唯、此の変異型A(H5N1)ウイルスで死亡したフィレットは居なかった。此の変異型A(H5N1)ウイルスでは一貫して、以下2つに1個の置換がみられた。
①ヘマグルチニンに4つのアミノ酸置換
②ポリメラーゼ複合タンパク質基本ポリメラーゼ2
この伝播性ウイルスは、抗ウイルス薬のオセルタミビルに対して感受性があり、H5インフルエンザワクチン株に対して作られた抗血清と良く反応した。従って、変異型A(H5N1)ウイルスは、中間宿主での組み換え無しに哺乳類間での空気感染能力を獲得する事が出来、人間のインフルエンザパンデミックのリスクとなった。
2,012 9 以下4名が「ニューコイン社」を設立する。
①クリス・ラーセン(CEO)
②ジェド・マケーレブ(CTO)
③デイヴィッド・シュワルツ(チーフ・クリプトグラフィー・オフィサー)
④アーサー・ブリット(アドバイザー)
其の後、程無くして「オープンコイン社」に社名変更された。
2,012 10 本年1月20日に中断となった、以下2名を始めとする、インフルエンザウイルスの研究者による自主的な研究の中断が解除される。

①河岡義裕
②ロン・フーシェ
バイオセキュリティの論文の査読体制が整った事が背景として有った。
2,012 11 ワタミ株式会社が、西暦2,008年6月12日の森美菜の自死に関し、損害賠償額を確定させる為に名古屋簡易裁判所に調停を申し立てる。5回の調停が行われたが失敗に終わる。示談交渉が始まるも、同社は責任を認めず、謝罪もしなかった為、同月25日に決裂した。
2,012 11 6 GHIT(公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金)が以下の団体によって設立される。
①ビル&メリンダ・ゲイツ財団
②外務省
③厚労省
④アステラス製薬
⑤エーザイ
⑥塩野義製薬
⑦第一三共
⑧武田薬品工業
⑨中外製薬
⑩大塚製薬
⑪シスメックス
⑫富士フイルム
⑬小野薬品工業
⑭協和発酵キリン
⑮GSK
⑯ジョンソン・エンド・ジョンソン
⑰大日本住友製薬
⑱田辺三菱製薬
⑲メルク
⑳ウェルカム・トラスト
㉑UNDP
2,012 12 7 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ロンドン・スタンステッド空港(イギリスのエセックス州)
到着
ジョン・F・ケネディ国際空港
主な搭乗者
不明
2,012 12 14 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ジョン・F・ケネディ国際空港
到着
シリル・E・キング空港
主な搭乗者
不明
2,012 12 20 グロ(現在のチャドの東エネディ州)にて500名の子供が新型髄膜炎菌ワクチン「メンアフリバック」を接種し、7〜18歳の少なくとも40名が半身不随となり、他にも幻覚や痙攣の症状が発生した。
2,012 12 26 6日前にチャドのグロにて発生した新型髄膜炎菌ワクチンによる症状を受け、保健大臣と社会保障大臣が国会議員2名を連れて現地入りする。議論の末、約50名の麻痺のある子供達をンジャメナにある病院へ移送する事を決定した。
2,013 ロスチャイルド家がアメリカのネバダ州リノに、タックスヘイブンにある大企業や富裕層の資金を移動させる目的で信託銀行を設立する。
2,013 中国科学院武漢ウイルス研究所が、中国雲南省普洱市墨江哈尼族自治県通関鎮の鉱山に生息する蝙蝠から、COVID-19と遺伝情報が96%一致するコロナウイルス「RaTG13」を分離する。
2,013 ラルフ・バリックが、或る会合で石正麗に、SARSウイルスに最も近い2種類のコウモリコロナウイルスの1つであるSHC014-CoVのゲノムを貰えないか尋ねる。石は、快くSHC014-CoVのゲノムの一部を、ノースカロライナ大学チャペルヒル校のバリックの研究室へ送った。石は、蝙蝠のグアノから、SHC014-CoVのゲノムを検出したが、培養に失敗していた。以降バリックの研究チームは、其のゲノムを用いて、遺伝子構造を人工的に変異させる機能獲得研究等の様々な実験を行った。バリック達は、逆遺伝学という手法を用い、DNAコードからウイルスを生み出し、複数のウイルスの一部を繋ぎ合わせた。そして、コロナウイルスが細胞内に侵入するための機能を持つスパイクタンパク質の元となる遺伝子を取り出し、既に保有しているSARSウイルスの遺伝子コピーに挿入し、キメラウイルスを生成し、人間の細胞に付着させようとした。
2,013 以下2名が、バンコクにて「オミセ社」を設立する。
①長谷川潤
②エズラ・ドン・ハリンスット
2,013 掲示板サイト「2ちゃんねる」のキャラクターをモチーフとし、ライトコイン(LTC)をベースとした暗号通貨「モナコイン(MONA)」のβ版がローンチされる。暗号資産を送付する際の取引情報を集めて格納したものであるブロックの生成時間は約1.5分で、ライトコイン(LTC)の約2.5分からの短縮に成功した。ビットコイン(BTC)と同じく、ブロックチェーン上で新しい取引データを検証・承認する事により、其の一連の作業に対する報酬として暗号資産を得るマイニングによって取引が承認され、承認システムには、暗号資産に於けるコンセンサスアルゴリズム(ユーザー間でトランザクションの有効性やブロックチェーンの状態に就いて合意形成を得るメカニズム)の一種である、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)が採用された。
2,013 1 10 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
シリル・E・キング空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,013 2 7 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
主な搭乗者
不明
2,013 3 1 ビル・ゲイツがジェフリー・エプスタインと共に、エプスタインのプライベートジェットでテターボロ空港(アメリカのニュージャージー州)からパーム・ビーチ(アメリカのフロリダ州)へ向かう。
2,013 3 25 以下を目的とし「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」が設立される。
①被害者の救済。
②会員同士の情報共有や国と企業への原因究明と治療法の確立と診療体制等を求める。
③症例や実態などを周知する。
2,013 3 26 ビル・ゲイツが、アヘンティア保健センター(ガーナのセントラル州)を訪問し、子供にロタウイルスワクチンを接種する。
2,013 3 28 FVR(ワクチン研究財団)が、PCSBI(大統領生命倫理問題研究委員会)議長エイミー・ガットマンに対し「H5N1型鳥インフルエンザウイルスの伝染性や致死性を高める機能獲得実験は、道徳的且つ倫理的に間違っている」という主旨の書簡を送る。
2,013 3 29 中国疾病予防管理センターが、A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの人間への感染の初めての報告例を確認する。
2,013 5 中国国立鳥インフルエンザリファレンス研究室所長の陳華蘭氏が率いるグループが、哈爾濱獣医研究所のBSL3+研究室で実施した、西暦2,009年に人間の間で流行したH1N1が、鳥インフルエンザのH5N1と同じ細胞に感染した場合に何が起こるかを調査した実験を幾つか発表する。此れ等の実験を通じて、野外での二重感染シナリオにおいて、特定の遺伝子が再集合した場合、H5N1ウイルスが、哺乳類、特にモルモットなどの齧歯類により容易に伝播する事を確認した。又、河岡・フーシェの実験と同様に、ウイルスの改変後は致死性が大幅に低下した。
2,013 5 ワタミ株式会社が「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」の著者今野晴貴に対し「通告書」と題した「5日以内謝罪文を提出され度く通告します。万一不履行の場合は法的措置に及ぶ所存に就き申し添えます」という主旨の内容証明郵便を送る。此の脅迫に対し今野は、謝罪文等は出さなかったが、ワタミ側は法的措置を取らなかった。
2,013 5 30 週刊文春の2013.6.6号が発売される。其処には、渡邉美樹の以下の発言が掲載された。
「ワタミは僕が今迄29年間作って来た会社、もう爪の先まで自分のものです。巷ではブラック企業と言われているが、本当にふざけやがってと思っている」
2,013 5 31 渡邉美樹が、自身のブログで以下の主旨の文章を掲載する。
「ワタミ株式会社の外食事業の時間外労働時間の平均は、38.1時間/月で、36協定で定めた上限45時間を下回っています。一部の情報だけを以って、一方的にワタミグループをブラック企業と呼ぶ事は到底受け入れられるものではありません」
しかし、38.1時間/月ならば、457.2時間/年となり、360時間/年を上限とした36協定に違反する事となる。又、虚偽申告でサービス残業させた分が含まれていないから意味が無い、といった批判も有った。
2,013 6 14 厚労省の検討部会が本年4月1日より12〜16歳の女性に対する定期予防接種の対象にしていた子宮頸癌ワクチンの積極的勧奨を一時中止する。主に以下の症状が多発した為である。
①全身の疼痛
②知覚障害
③運動障害
④失神
⑤痙攣
⑥記憶障害
2,013 7 チャーリー・リーが、グーグルを退職し、暗号通貨取引所「コインベース」の社員となる。其の後、コインベースでライトコイン(LTC)が採用された。
2,013 7 13 ユーチューブチャンネル「CGS(チャンネル・グランド・ストラテジー)」に、以下2名の会談の動画が公開される。
①神谷宗幣
②渡邉美樹
神谷が「いつからワタミ株式会社はブラック企業と呼ばれる様になったのか」という主旨の質問をすると、渡邉は「離職率なのか、法律に反しているのか、若しくは低給与なのか、何かしらの基準を以ってブラックなのなら、公表すべきだと思います。但それが何も当て嵌らずにね、今訴訟を受けている状況ですから、明確には言えませんけれども、少なくとも30,000名の社員、29年の中で、残念ながら不幸な事が起きた訳です。此の不幸な事に対して我々は真正面から向き合っている、勿論。にも拘らず、不当な要求が有ったとしたら、当然70,000名の株主を背負っている人間として、其の要求には応えられない訳ですよ。其の事によって様々な組織が付く。そして様々なものを巻き込みながら、じゃあ貶めよう。で書きたい放題書かれる。此れは本当に、日本は民主主義なのか、って事ですよ。だけれども、其れに対して抵抗しないし、言い訳しない。何故なら、証明しているのは、今働いている30,000名の社員、六千数百名のご老人ですよ。僕が行けば、涙を流して喜んでくれますよ。日本中回って社員にありがとうを言ったら、二千数百通の手紙を貰える訳ですよ。『此の会社に出会って良かった』、『此の会社で成長出来た』、『こんな素晴らしい思い出が出来ました』、『ワタミを作ってくれてありがとう』とかね。何を以ってブラックと言うのか、非常に腹立たしい。」という主旨の返答をした。又、神谷が「神谷事務所はブラック企業』って言われているんですよ」と言うと、渡邉は「ブラックって言われたら一人前じゃないですか」と笑って返した。
2,013 7 21 渡邉美樹が、BSジャパン(現在のBSテレ東)放送の「池上彰の参院選ライブ」にて、以下の発言を行う。
「偶々1つの事故を取り上げてブラックだと責めるならば、日本には千・万のブラック企業が在る訳ですよ」
2,013 8 2 当日付の朝日新聞に、森美菜に関する、以下の渡邉美樹の発言が掲載される。
「何故採用したのか。何故入社1ヶ月の研修中に適性・不適性を見極められなかったのか」
2,013 8 7 以下2名を始めとする日本・アメリカ・欧州・香港のインフルエンザウイルス研究者22名が、新型インフルエンザの大流行に備えて、H7N9の亜型であるA(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの機能獲得変異に関する研究を開始する必要性を、ネイチャー誌及びサイエンス誌のオンライン版に訴える。
①河岡義裕
②ロン・フーシェ
河岡とフーシェは、同年3月末以降A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスが中国で流行し、130名以上が感染し、多くは重症化し、43名が死亡した事を挙げ、冬が近付くに連れ、此のウイルスが再出現する可能性が有ると警鐘を鳴らした。又「A(H7N9)に含有されるヘマグルチニンタンパク質には、哺乳類に適応したインフルエンザウイルスや、人間のインフルエンザウイルスに特有の幾つかのモチーフを持っており、此れにはヒト型受容体結合と哺乳類に於けるウイルス複製を強化する変異が含まれ、此れ等のウイルスが人間同士で容易に伝播する能力を獲得した場合、パンデミックのリスクは指数関数的に上昇する」とした。更に「抗ウイルス治療を受けている患者から得られた幾つかのA(H7N9)ウイルスは、医療用途で用いられるノイラミニダーゼ阻害剤(オセルタミビル・ペラミビル・ザナミビル等)に対する耐性を獲得した。A(H7N9)ウイルスが此れ等の阻害剤に対する耐性を獲得すると、A(H7N9)ウイルス感染症の深刻な結果を引き起こすリスクが増加する可能性が有る」とした。
2,013 9 オープンコイン社が「リップル・ラボ社」に社名変更される。
2,013 9 20 ニューヨークのザ・ピエール・ア・タージ・ホテルで「ラスカー・ブルームバーグ公益事業賞」を受賞したビル・ゲイツ、メリンダ・ゲイツ夫妻の授賞式が行われ、第108代ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグと記念撮影を行う。その後、夫妻はマンハッタンにあるジェフリー・エプスタインの自宅へ行った。メリンダとエプスタインは初対面であった。メリンダは生理的にエプスタインに対し拒否反応を示し、ビルに対し「あんな男とは二度と付き合わないでほしい」と懇願するが、その後も会う事となる。
2,013 11 2 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
到着
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
主な搭乗者
不明
2,013 11 16 18:30頃、ウィスコンシン大学マディソン校にて、河岡義裕の研究チームの別のメンバーが、遺伝子操作されたH5N1鳥インフルエンザウイルスが付着した針で誤って指を刺す。疾病対策センターの専門家はウィスコンシン州保健局の職員に対し、指を刺した科学者がH5N1の症状を呈する可能性は低いものの、深刻な曝露と見做して、積極的に治療すべきであると伝えた。ウィスコンシン州保健局の主任医務官はウィスコンシン大学マディソン校に対し、指を刺した科学者は、7日間の隔離と、10日間に渡る治療レベルのタミフルを1日2回服用する必要が有ると伝えた。此れを受けて、ウィスコンシン大学マディソン校の研究所の職員は、研究者の家族に、荷物を纏めてホテルに行く様に伝えた。そして、負傷した研究者は自宅で隔離された。NIHの職員は、学内に此の様な緊急事態の為の専用の隔離施設が無い事を知って驚いた。唯、河岡は此の半年前、NIHの職員に対し、学内に隔離用のアパートが在ると虚偽の説明していた。NIHバイオテクノロジー活動局代理所長ジャクリーン・コリガン・キューレイは「此のポリシーは、河岡がH5N1の哺乳動物伝播株を用いた研究を行う為の申請に於いて私達に伝えられたものと異なります」という主旨の書簡をウィスコンシン大学マディソン校に送った。NIHはウィスコンシン大学マディソン校に対し、インフルエンザウイルスは空気を通じて感染する可能性が有り、多くの住居はアパートの様に多くの人が住む建物であり、空気交換やその他のインフラを共有している為、研究者の自宅は河岡の高リスク研究に適した隔離場所では無いと伝えた。ウィスコンシン大学マディソン校はNIHに対し「河岡と当校の管理部門の間に誤解が有った。しかし、今回よりも危険な株で高リスクの事象が発生した場合でも、其の研究者は自宅に隔離されるべきである」と伝えた。此れに対しNIHは「研究者の居住地とは別に、病院の隔離室等の専用の隔離施設を見つけなければ、助成金の停止又は打ち切る可能性が有る」と、ウィスコンシン大学マディソン校に文書で通知した。ウィスコンシン州当局は「今回の事故が研究者に高い感染リスクを齎すとは予想されておらず、今回遺伝子操作されたウイルスは、哺乳類に伝播する株では無いと判断された」と指摘した。最終的に此の科学者は、症状を示さず、病気を患う事無く隔離を完了した。
2,013 12 ジャスティン・サンが、リップル・ラボの代表兼顧問に就任する。
2,013 12 6 以下2名により、ビットコイン(BTC)を始めとする暗号通貨のパロディとして、暗号通貨「ドージコイン(DOGE)」がローンチされる。
①ソフトウェアエンジニアとしてIBMに勤務していたビリー・マーカス
②アドビ社プロダクトマーケティングマネージャーのジャクソン・パルマー
パルマーは、ミームのWebサイトを作成したら面白いだろうと考え、ドメイン「dogecoin.com」を取得し、Webサイトを作成した。同日マーカスはdogecoin.comを見付け、ビットコイン(BTC)や暗号通貨全体を揶揄う形でミームコインをジョークで作る事を思い付き、数時間で纏めて公開した。千葉県佐倉市に住む幼稚園教諭佐藤敦子が動物保護施設から引き取り飼っていた柴犬「かぼす」の西暦2,010年の写真に基づいたインターネット・ミーム「ドージ」の影響を受け、ロゴにも採用されている。
2,013 12 9 以下2名が、西暦2,008年6月12日の森美菜の自死に於いて、経営者の安全配慮義務違反に原因が有るとして、約153,000,000円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こす。
①森豪
②森祐子
以下3名を含む5名を相手取った。
①渡邉美樹
②美菜を直接雇用したワタミフードサービス株式会社代表取締役栗原聡
③ワタミ株式会社人事部統括本部長小林典史
2,013 12 9 プレジデントの2013.12.30号が発売される。其処には、渡邉美樹の以下の発言が掲載された。
「とにかく残業を減らせというのは何か違うと思いますね」
2,013 12 15 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,013 12 21 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
スチュワート国際空港(アメリカのニューヨーク州ニューバーグ)
主な搭乗者
不明
2,013 12 21 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
スチュワート国際空港
到着
シリル・E・キング空港
主な搭乗者
不明
2,013 12 24 ウィスコンシン大学マディソン校が、住居以外の隔離施設を用意すべきというNIHの要求に同意し、此の日NIHは、河岡義裕の研究チームが哺乳類に感染するH5N1年インフルエンザウイルスを操作する研究を再開する事を承認する。ウィスコンシン大学マディソン校は、UWヘルス・ユニバーシティ病院(アメリカのウィスコンシン州マディソン)を隔離場所として使用したく無かった。研究者が病院の隔離室に閉じ込められる事を恐れ、潜在的な暴露に就いて報告する事を躊躇うかも知れないと懸念していたからである。又、情報が外部に漏れる可能性が高まると考え、NIHに「情報の拡散を制御する事が難しくなり、誤情報が一般の人々やメディアに伝えられる可能性が高まる」と文書で述べた。しかし最終的にはNIHの要求を飲んだ。
2,013 12 26 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
シリル・E・キング空港
到着
ロングビーチ空港(アメリカのカリフォルニア州)
主な搭乗者
不明
2,013 12 27 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ロングビーチ空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,014 ピーター・ダザックが、エコヘルス・アライアンスに委託され、新型人獣共通コロナウイルスの出現に焦点を当てた6年間のNIHによるプロジェクトの主任研究員を務め始める。此の6年間を6つの1年毎のプロジェクトに分け、NIH傘下のNIAIDが此のプロジェクト全体に対し、3,750,000ドルの資金提供を行った。プロジェクトの目的は、スパイクタンパク質配列のデータに基づいて、中国南部に於ける蝙蝠の重症急性呼吸器症候群関連コロナウイルス(SARSr-CoV)の多様性と分布を特徴付ける事であり、以下の実験を行った。
①感染性クローン技術
②イン・ビトロ(試験管内試験)、イン・ビボ(生体内試験)による感染実験
③受容体結合の分析
アメリカ政府もエコヘルス・アライアンスに対し、61,491,183ドルの資金提供を行い、人間に感染する新しいコロナウイルスの製造に協力した。又アメリカ政府は、中国科学院武漢ウイルス研究所にも、直接的又は間接的に、7,400,000ドルの資金提供を行なった。
2,014 NIHから「蝙蝠・コロナウイルスの出現リスクに関する評価」と称した、エコヘルス・アライアンスへの資金提供が始まる。西暦2,019年迄続いた。総額で3,700,000ドル(西暦2,017年1月19日迄に3,000,000ドル、以降に700,000ドル)であった。其の内599,000ドルが中国科学院武漢ウイルス研究所に流れていた。以前から同研究所は主に中国雲南省の廃鉱となった銅山等で蝙蝠の様々な種類のコロナウイルスを収集し、人間に感染する可能性の有るコロナウイルスの特定を行なっていた。更に、同研究所近くの武漢大学動物実験センターにあるBSL-3レベルの実験室で、SARS系統のコロナウイルスを人間に感染し易くする様遺伝子操作を行い、人間の細胞が移植されたヒト化マウスで実験していた。
2,014 スウェーデンがラウンドアップの使用を禁止する。
2,014 ノルウェーがラウンドアップの使用を禁止する。
2,014 スリランカがラウンドアップの販売を禁止する。
2,014 中国科学院武漢ウイルス研究所が、リヨン(フランスのメトロポール・ド・リヨン県)に拠点を持つ、感染症の基礎研究や臨床・応用研究を行うフランス政府のCIRI研究所の支援により「国立バイオセーフティ研究所」を300,000,000元で設立する。以下の実験室を備えていた。
①3,000㎡のBSL-4レベルの実験室
②2つのBSL-3レベルの実験室
③20のBSL-3レベルの実験室
2,014 マイクロチップス社が、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から資金提供を受け、リモコンでオン・オフ可能な無線インプラントで最長16年間使用出来る様設計された20×20×7mmのデバイスの開発に着手する。同社は、翌年前臨床試験を行い、西暦2,018年に市場に出す事が目標であるとした。此のデバイスは、臀部・上腕・腹部の皮下に埋め込む事を想定しており、既に多くの避妊薬で使用されているホルモンであるレボノルゲストレルを30μg放出する。16年分のレボノルゲストレルは、デバイス内の15mm幅の、マイクロチップ上のリザーバーに収められている。同社はリザーバーに用いる、気密性の有るチタンと白金のシールを発明した。内部バッテリーからの電流をシールに通す事で一時的に溶け、適量のレボノルゲストレルが毎日放出される仕組みである。同社は、FDA(アメリカ食品医薬品局)に申請する前に、チップの無線データ通信をプライベート且つ安全に保つ為に暗号化する等、多くの作業が残っている、とした。
2,014 暗号通貨「テゾス(XTZ)」のホワイトペーパーが発表される。
2,014 以下2名がソフトウェア会社「テンダーミント社」を設立する。
①イーサン・ブッフマン
②ジェ・クォン
2,014 以下2名が、メイカー(MKR)トークン保有者で構成される「メイカーDAO」を設立する。
①ルーン・クリステンセン
②ワウテル・カンプマン
2,014 1 1 モナコイン(MONA)の正式版がローンチされ、流通が開始される。ビットコイン(BTC)の送金に要する時間が約10分であるのに対し、モナコイン(MONA)は90秒程度で完了する。以下の用途で使用された。
①電子掲示板
②ブログ
③人気の投稿
④クリエイティブ作品への支払い手段
⑤ユーザー間での取引促進
2,014 1 19 ビットコイントークフォーラムのユーザーのユートピアン・フューチャーが、以下のユースケースに対応したブロックチェーン「ネム」に関する議論を開始する。コミュニティのメンバーによって独占的に管理されることを目指した。
①金融決済
②サプライチェーン管理
③KYC(本人確認)や認証
④会計の自動化
⑤記録の保存
⑥暗号化メッセージング
2,014 3 3つの独立したナイロビ公認の生化学研究所が、使用されている破傷風ワクチンのバイアルからサンプルを検査し、何も存在しない筈の所からhCGが検出される。
2,014 3 カトリック教会が、WHOとユニセフ主催の第2期破傷風ワクチン接種キャンペーンの際、この運動の秘匿性に疑問を呈す。幾つかの国で報告されている、不妊や流産を引き起こすホルモンであるβhCGが混入されたワクチンと、破傷風ワクチン及び人口抑制プログラムとの関連性について疑問を投げかけた。
2,014 3 3 アメリカ半導体大手「フリースケール・セミコンダクタ社」が、軍事レーダーシステム用の電子戦装置の以下の新製品11種をリリースすると発表する。
①VHF
②狭帯域UHF
③無線通信
2,014 3 3 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
主な搭乗者
不明
2,014 3 8 0:41、マレーシア航空MH370便(コードシェア:中国南方航空CZ748便)が、北京首都国際空港へ向けてクアラルンプール国際空港を出発する。搭乗者は239名(12名の乗員を含む)であった。その内20名(マレーシア国籍12名、中国国籍8名)が、フリースケール・セミコンダクタ社の社員で、クアラルンプールと天津にある同社のチップ施設の効率化を担う社員であり、消費者向け製品の事業を改善する為に中国へ向かっていた。さらに、2名のイラン人が虚偽のパスポートで搭乗していた。同社の株主には、以下が名を連ねていた。
①ジョージ・H・W・ブッシュ
②カーライル・グループ
③第72代イギリス首相ジョン・メージャー
第10代マレーシア首相アンワル・イブラヒムの親族で機長のザハリエ・シャ一の自宅には、世界各地の地形を精密に再現できる性能を持ったフライトシミュレーターがあり、パソコンのモニターを3台連ねて操縦室を再現していた。シャ一は、ディエゴガルシア島(イギリス領インド洋地域チャゴス諸島)のアメリカ軍基地飛行場の飛行シミュレーションを行なっていた。
2,014 3 8 1:30、マレーシア航空MH370便が、スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(マレーシアのセランゴール州スバン)の管制当局と交信する。その後インド洋を、軍用レーダーシステムを破り、レーダーに映らない様に低空飛行し、モルディブを通過し、ディエゴガルシア島に着陸し、搭乗者はアメリカ海軍基地に匿われた。
2,014 3 20 フェイスブック社が開発した、PHPとシームレスに相互運用する仮想マシンであるHHVM用のプログラミング言語「Hack」が公開される。「Hello, world!」を出力するコードは以下である。
echo "Hello, world!";
?>

hhvm helloworld.hh
2,014 3 26 カトリック教会が、ケニア保健省担当官房長、医政局長等と会談し、ワクチンに関する懸念を訴え共同試験を行う事で合意したが、同省の協力は得られず、共同試験は行われなかった。
2,014 4 ロシアがラウンドアップ耐性遺伝子組み換え食品の輸入を禁止する。
2,014 4 カトリック医師会とケニア司教協議会が破傷風予防接種プログラムに緊急性が無い事に疑問を持ち、破傷風ワクチンのサンプルの研究所での分析を指示する。
2,014 4 29 デニス・C・ブレアが、笹川平和財団アメリカ支部理事長に就任する。
2,014 5 19 ワタミ株式会社が、パシフィコ横浜にて、創業30周年を記念した創業記念祭を開催する。其処で、社内冊子「理念集」の「24時間365日死ぬまで働け」と記載された文言を削除すると、参集した3,000名の社員等に発表した。
2,014 6 2 同月6日迄の日程でアップル社開催のWWDC(世界開発者会議)でクリス・ラトナーが開発したプログラミング言語「Swift」が発表される。Objective-Cの後継として開発され、以下の用途で使用される。
①iOS向けアプリ開発
②macOS向けアプリ開発
③Apple TV向けアプリ開発
④Apple Watch向けアプリ開発
⑤Webアプリ開発
⑥Webサーバー構築
又、「Hello, world!」を出力するコードは以下である。
print("Hello, world!")
2,014 6 11 河岡義裕が、西暦1,918年に流行したウイルスと数アミノ酸しか異ならない、高い相同性を持つ鳥インフルエンザウイルスのセグメントで構成されたウイルスを生成し、特性を解析した結果を示した論文をセル・ホスト&マイクローブ誌に寄稿する。結論として、此の生成したウイルスは、マウスとフェレットに於いて西暦1,918年の鳥インフルエンザウイルスよりも高い病原性を示した。更に、ウイルスポリメラーゼおよびヘマグルチニン表面糖タンパク質に7つのアミノ酸置換が加わる事で、フェレット間での飛沫感染が可能になるとした。イギリスのガーディアン誌は「科学者達が致命的な空気感染インフルエンザウイルスの『狂気で危険な』創造を非難」と第した記事を掲載した。内容としては、元イギリス政府主席科学顧問ロバート・メイや、パリのパスツール研究所の分子レトロウイルス学教授サイモン・ウェイン・ホブソンが口を揃えて「河岡の研究は狂気だ」と非難するものであった。反対する科学者達は、河岡の研究が、ニュルンベルク綱領の研究規定に違反していると考えており、人工的に病原体を作り出す事は、実験室の事故で其れが漏れ出し、災害を引き起こす可能性が有ると主張した。彼等は、河岡の研究はリスクが高く、即刻中止すべきであると考えていた。
2,014 6 18 「薬害オンブズパースン会議」が、子宮頸癌ワクチンの副反応を検討した厚生労働省の委員の内7割と、「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」が以下の2社から資金提供を受けていた事に関し、子宮頸がん征圧をめざす専門家会議に対し、此の2社との金銭関係を過去に遡って明らかにする様、公開質問状を送付する。
①GSK社
②MSD社
2,014 6 20 子宮頸がん征圧をめざす専門家会議が東京都内で開かれ、WHO理事等が、子宮頸癌ワクチンの接種に対する日本の積極的勧奨の再開を促す。
2,014 7 7 イギリスのインディペンデント誌が、ペンシルベニア大学ウイルス学名誉教授スタンレー・プロトキンが「河岡義裕の作成した西暦2,009年のH1N1インフルエンザウイルスの変異株の研究の安全性に就いて、研究室から万が一漏れ出た場合、人類にとって脅威を齎すリスクを孕んでおり、河岡の研究施設はバイオセキュリティーレベルが2番目に低い水準である」と指摘する記事を掲載する。更に同誌は、河岡が1週間前に人間の免疫システムの抗体によって効果的に中和されないH1N1インフルエンザウイルスの変異株の4年間の研究を完了した事を報じた。河岡は「ウイルスが免疫保護を回避する為に、ヘマグルチニンタンパク質にどの様な変化が必要かを確認しました。ワクチンウイルス株の選定を改善する為です。適切な封じ込め条件下で、実験室で免疫回避ウイルスを選択する事により、西暦2,009年のH1N1インフルエンザウイルスが免疫を回避する事を可能にする重要な領域を特定する事が出来ました」と同誌に語った。此れに対しプロトキンは「河岡がヘマグルチニンタンパク質を変異させて、H1型のヘマグルチニンタンパク質に対する抗体で中和されない様にヘマグルチニンタンパク質を変異させたのであれば、事実上、新しいヘマグルチニンタンパク質を作り出した事になります。此れ迄の人間社会で循環しているのは、3種類のヘマグルチニンタンパク質だけであり、H5やH7の様な鳥類型は、人間が抗体を持っていない為、河岡のウイルスが漏れ出した場合、脅威となります。ワクチンの製造に関して言えば、自然界に存在しない血清型に対するワクチンを製造する企業は恐らく無いでしょう。血清型が特定されなければ、ワクチンは製造されません。私が最も疑問に思っているのは、実験室で変異させたウイルスが、自然界で起こり得る事と関連が有るかどうかという点です。私の知る限り其の疑問はいまだに解決されておらず、其れが解明されない限り、河岡の正当性は推測の域を出ません」と語った。
2,014 7 23 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
到着
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
主な搭乗者
不明
2,014 7 31 金融機関・企業・個人が互いに暗号通貨「ステラルーメン(XLM)」や、ネットワーク上の凡ゆる資産をデジタル表現したIOU(借用証書)の形式で資金を送金できる決済ネットワーク「ステラルーメン」がローンチされる。
①元M&A弁護士で、韓国ポップカルチャーを主に扱うオンラインメディア「Soompi」のCEO、ベンチャーキャピタル会社「フリースタイル・キャピタル社」のベンチャー キャピタリストを歴任し、モバイルeコマース会社「シンプルハニー」の共同設立者であるジョイス・キム
②メタマシン社やリップル社を創業したジェブ・マカレブ
少数の株主に依存しない、真の非中央集権型ピアツーピアネットワークを構築し、銀行口座を持たない人々をグローバル経済に取り込み、高速で低コストな国境を越えた取引を促進する事を目的とした。
2,014 8 マイクロソフトでリサーチサイエンティストとして勤務していた、イーサリアム財団CTOのギャビン・ウッドが、イーサリアムブロックチェーン上でスマートコントラクトを実装する為の機能を備えたプログラミング言語「Solidity」を提唱する。
2,014 8 19 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,014 10 WHOの職員がケニアの47カウンティの内16のカウンティで、市場や普段テレビやラジオが無い場所で人を集め、大衆に破傷風ワクチン接種キャンペーンを知られない様に妊娠可能な年齢の女性を政府の学校を通じて募集する。
2,014 10 カトリック教会の医師が、使用されている破傷風ワクチンの6本のバイアルを入手し、6つの認定研究所で検査した所、半数のサンプルからhCGが検出される。その後ナイロビのアグリクエスト研究所の分析でも先に陽性となった同じワクチンのバイアルから再びhCGを検出した。堕胎効果があることを証明され、カトリック医師会とケニア司教協議会は警鐘を鳴らしたが、ケニア保健省は「破傷風ワクチンは安全だ」と回答した。この時点で1,000,000名の女性が5回中3回接種していた。
2,014 10 アメリカ科学技術政策局が、同年発生したCDCでの炭疽菌や鳥インフルエンザに関する安全違反や、NIHキャンパスの冷凍保管室内の倉庫に数十年放置された致死性の天然痘ウイルスのバイアルの発見等の事象を受け、機能獲得研究のリスクと恩恵が調査される間、機能獲得研究と新たな資金提供を一時停止する旨を発表する。
2,014 10 3 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,014 10 13 カトリック教会が、ケニア保健省担当官房長、医政局長等と会談し、本年3月及び10月にケニアで使用された破傷風ワクチンにβHCGが混入された事を示す結果のコピーを渡す。また、破傷風ワクチンに関する懸念を訴え共同試験を行う事で合意したが、同省の協力は得られず、共同試験は行われなかった。
2,014 10 17 カトリック教会がケニアの医政局長に、4日前に手渡した本年3月及び10月にケニアで使用された破傷風ワクチンにβhCGが混入された事を示す結果をメールで送付する。
2,014 10 29 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
リンデン・ピンドリング国際空港
主な搭乗者
不明
2,014 10 29 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
リンデン・ピンドリング国際空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,014 11 カトリック教会が、堕胎作用のあるワクチンを破傷風の予防薬として使用する計画がケニアで進行中であると発表する。
2,014 11 4 ケニア保健省が、政府が破傷風ワクチンを検査しβhCGを含まない事を確認したとする報告書を国会保健委員会に提出する。後にカトリック司教がこの報告書に関し、真実を歪曲し、ケニア国民を欺く意図的な試みであり虚偽であると指摘した。
2,014 11 28 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
シリル・E・キング空港
主な搭乗者
不明
2,014 11 30 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
シリル・E・キング空港
到着
ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港
主な搭乗者
不明
2,014 12 1 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港
到着
ニューアーク・リバティー国際空港
主な搭乗者
不明
2,014 12 5 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ニューアーク・リバティー国際空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,014 12 9 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
シリル・E・キング空港
主な搭乗者
不明
2,014 12 24 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
シリル・E・キング空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 コロンビアがグリホサートの空中散布を違法化する。
2,015 オランダが同年末でのグリホサートの使用禁止を決定する。
2,015 アンソニー・ファウチが、中国科学院武漢ウイルス研究所に対し3,700,000ドルの資金提供を行う。
2,015 以下2名が開発した、イーサリアムブロックチェーンを利用したメタバースの分散型プラットフォーム「ディセントラランド」のプロトタイプが発表される。
①アリ・メイリッチ
②エステバン・オルダーノ
当初は2Dのピクセルグリッド方式であった。ピクセルは、PoWを通じてユーザーに割り当てられた。
2,015 ルイ・ヴィトン中国CIOを務めたサニー・ルーが、高級ブランドのコピー商品対策として、中国のブロックチェーン企業である「BitSE」の子会社として「ヴィチェーン社」を設立する。
2,015 ドミニク・ウィリアムズが「インターネットコンピュータープロトコル」を構想し、非公式に「DFINITY」を設立する。
2,015 以下2名が、ハッシュグラフコンセンサスアルゴリズムに基づく分散コンセンサス用ソフトウェアを開発する「スワールズ社」を設立する。
①リーモン・ベアード
②マンス・ハーモン
2,015 ビリー・マーカスが、自身が保有していたドージコイン(DOGE)を全て売却する。マーカスは「中古のホンダのシビックを購入するのに十分な金額を現金化した」と述べた。マーカスは、テラ(LUNA)が暴落した際、マーカスがツイッターで「暗号通貨は95%が詐欺且つ塵で、暗号通貨に携わるほとんどの人は白痴だと思っている」という主旨のツイートを行い、暗号通貨コミュニティから攻撃を受けた。此れを理由にプロジェクトを離れる事となった。
2,015 2 中国科学院武漢ウイルス研究所の国立バイオセーフティ研究所に在る、BSL-4レベル実験室が稼働開始する。
2,015 2 12 此の日の夜から翌日の午後に掛けて、東京都東大和市仲原に所在する、ワタミの介護株式会社の介護付有料老人ホーム「レストヴィラ東大和」にて、入居者16名が下痢や嘔吐の症状を訴える、ノロウイルスによる集団食中毒が発生する。
2,015 2 15 5:30頃、レストヴィラ東大和にて、ノロウイルスに感染した男性1名が、心肺停止の状態で見つかる。間も無く死亡が確認された。死因は吐瀉物を気管に詰まらせた事による窒息死であった。其の後、入居者の便や従業員用のトイレからノロウイルスが検出された為、東京都は、同月19日から3日間の食事の供給停止処分を下した。
2,015 2 27 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
ジョン・F・ケネディ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 2 28 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ジョン・F・ケネディ国際空港
到着
ル・ブルジェ空港
主な搭乗者
不明
2,015 3 ビル・ゲイツがTED2015で、「もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私達の準備はまだ出来ていない」「1000万人以上の人が亡くなる様な災害があるとすれば、核戦争ではなくウイルスである」と述べる。
2,015 3 WHOの外部組織であるIARC(国際がん研究機関)が、グリホサートを発癌性物質に認定し、危険度を表す5段階評価で2番目に高い「グループ2A」に分類される。
2,015 3 5 ビル&メリンダ・ゲイツ財団がmRNAベースの医薬品開発を手掛けるバイオ医薬品会社キュアバック社に52,000,000ドルの株式投資を約束した事が発表される。ビル&メリンダ・ゲイツ財団は今後、同社にウイルス・細菌・寄生虫に対するワクチンを開発する複数のプロジェクトに追加の資金提供を行う予定であるとした。
2,015 3 9 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
サンタマリア空港
到着
シリル・E・キング空港
主な搭乗者
不明
2,015 3 14 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
シリル・E・キング空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 3 26 ルーン・クリステンセンが「イーサリアム上に構築された究極のステーブルコイン、eDollarの紹介」を発表する。其の際、ユーザーが暗号資産を担保にしたローンを組める、許可不要のクレジットシステムを作成する事を意図し、マルチコラテラルDAI(MCD)レンディングプロトコル「メイカー」を紹介する。
2,015 3 31 ネムのメインネットがローンチされる。暗号通貨は「ネム(XEM)」である。此の時点でユートピアン・フューチャーは、ネムから離れていた。
2,015 4 ジャクソン・パルマーが、ドージコイン(DOGE)のプロジェクトを離れる事を発表する。自身が保有していたドージコイン(DOGE)を全て売却した上でプロジェクトを離れた。パルマーは、テクノロジーとその落とし穴について人々に啓蒙しようとしたが、直ぐに、誰もそんな事は気にしておらず、只金銭を稼ぐの事ばかり気にしている事に気付き、此れがプロジェクトを離れる切っ掛けとなった。
2,015 4 9 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
主な搭乗者
不明
2,015 4 28 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 5 4 バラク・オバマ政権下のアメリカ国務省はOFAC(アメリカ国務省外国資産管理室)に対し、国際NGO「ワールド・ビジョン」が要請していたISRA(イスラム救済機関)への125,000ドルの支払いを承認する様勧告する。
2,015 5 5 OFACがISRAに125,000ドルを支払うライセンスをワールド・ビジョンに付与する。
2,015 5 14 OFACはワールド・ビジョンに注意書を送付し、ISRAとの取引が連邦規則集31C.F.R.のグローバルテロ制裁規則に違反しているようである事を通知する。
2,015 5 28 以下2名が「ブレイブ・ソフトウェア」を設立する。
①ブレンダン・アイク(CEO)
②ソフトウェア開発者ブライアン・ボンディ(CTO)
2,015 6 ワタミ株式会社が、以下2名に歩み寄り、和解交渉が開始される。
①森豪
②森祐子
此の頃同社は、経営不振により、西暦2,014年度に100店舗を閉鎖し、新卒採用が目標の半分程度しか集まらない、といった状況であった。
2,015 6 9 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 6 10 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
シリル・E・キング空港
主な搭乗者
不明
2,015 6 17 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
シリル・E・キング空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 7 14 EU当局がGSK社製の「マラリアワクチン」の利用を推奨する見解を発表する。ビル&メリンダ・ゲイツ財団はGSKに対し200,000,000ドルの資金提供を行なっていた。
2,015 7 30 ヴィタリック・ブテリンとイーサリアム財団によって考案された、スマートコントラクトで実行されるDapp(分散型アプリケーション)を構築・展開する為のプラットフォーム「イーサリアム」がローンチされる。暗号通貨は「イーサリアム(ETH)」である。イーサリアムは、限られたスクリプト言語しかサポートしていなかったビットコインの、より柔軟でプログラム可能なバージョンを作成する事を目標としていた。
2,015 7 31 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
アルバカーキ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 8 西暦2,012年1月にモバイルゲームプラットフォーム「ミッドヴァース・スタジオズ社」を設立し、前月迄社長を務めたミッチ・リュー等が、eスポーツのVRエンターテイメントプラットフォーム「SLIVER.tv」を立ち上げる。後に「THETA.tv」に改名した。
2,015 8 2 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
アルバカーキ国際空港
到着
ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 8 3 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港
到着
ハリウッド・バーバンク空港(アメリカのカリフォルニア州)
主な搭乗者
不明
2,015 8 3 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ハリウッド・バーバンク空港
到着
アルバカーキ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 8 7 Solidityのバージョン0.1.0がリリースされる。又、「Hello, world!」を出力するコードは以下である。
contract HelloWorld {
function sayHello() public pure returns (string memory) {
return "Hello, World!";
}
}
2,015 8 19 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
アルバカーキ国際空港
到着
ニューアーク・リバティー国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 8 22 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
アルバカーキ国際空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 10 スリランカが、カドミウム・ヒ素を含む土壌でラウンドアップを使用した場合、飲料水や米を通して重篤な慢性腎臓病を引き起こす原因となるとの研究報告から、グリホサートの輸入が禁止される。
2,015 10 石正麗の研究グループが、石頭洞窟近くの以下で知られる4つの村で、住民218名から血液サンプルを収集する。
①薔薇
②蜜柑
③胡桃
④山査子
結果、6名が蝙蝠由来のSARSに似たコロナウイルスに対する抗体を保有している事が判明した。6名共村で蝙蝠が飛び回るのを目撃した事が有ったが、野生動物を扱った経験や肺炎の様な症状も報告していなかった。1名はサンプリングの前に雲南省外に出ていた。
2,015 11 6 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
パームビーチ国際空港
到着
ニューアーク・リバティー国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 11 7 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ニューアーク・リバティー国際空港
到着
ル・ブルジェ空港
主な搭乗者
不明
2,015 11 9 以下2名を含む研究チームが、コウモリのコロナウイルスを人間のHela細胞に感染させる事が出来るかどうかの研究で成功を収めたとネイチャー・メディスン誌が発表する。
①ラルフ・バリック
②石正麗
以下の2種によるハイブリッドキメラウイルスを開発し、人間の細胞に感染させる事を可能とした。
①SHC014-CoVのスパイクタンパク質
②マウスの中で増殖して人間の病気を模倣する様に適応させたSARSウイルスのバックボーン
原則的に此のキメラウイルスはマウスにしか感染出来ない筈であったが、バリック達は、人間の細胞のコロニーに導入して圧力を掛けると、人間の呼吸器細胞で感染・増殖し、且つSHC014-CoVのスパイクタンパク質が細胞の主要な受容体に結合して、SARSに有効な抗ウイルス薬を回避する事を発見した。又、此のキメラウイルスは、マウスに病気を引き起こしたが、致死的では無かった。バリックはNIAIDから、人間に感染する新しいコロナウイルスを作る為の46,958,414ドルの資金提供を受けていた。
2,015 11 13 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
サンタマリア空港
到着
シリル・E・キング空港
主な搭乗者
不明
2,015 11 18 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
シリル・E・キング空港
到着
ニューアーク・リバティー国際空港
主な搭乗者
不明
2,015 11 18 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ニューアーク・リバティー国際空港
到着
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
主な搭乗者
不明
2,015 11 25 ブロック構造を取り除き、代わりに閉路の無い有向グラフであるDAG(有向非巡回グラフ)構造を採用している点がブロックチェーンと異なるデータ構造に基づいた分散型台帳技術である「タングル」を用いた「アイオータ」の、資金調達者が独自のトークンをブロックチェーン上で発行し、引き換えに投資家から資金を募る資金調達方法であるICO(新規暗号資産公開)が開始される。暗号通貨は「アイオータ(IOTA)」である。
2,015 12 8 森美菜の遺族が原告となってワタミ株式会社や渡邉美樹等に提訴した損害賠償請求訴訟が、東京地裁で和解される。和解条項には、主に以下が盛り込まれ、過重労働再発防止策等が記載された。
①渡邉美樹が最も重大な賠償責任を負う
②森を過重な業務で死に至らせた事に就いて、衷心より謝罪する
③ワタミ側は損害賠償金として133,650,000円を支払う
④此の和解条項を、ワタミ株式会社と渡邉のホームページに1年間掲載する
⑤残業の上限時間を、現状の75時間/月からの低減に努める
⑥労働基準監督署から是正勧告が有った場合、全従業員に周知する
⑦実労働時間を、タイムカード等で厳格に記録する
⑧36協定の上限時間を超えない
⑨研修会・ボランティア・課題作成等、会社が実質的に指示するものに就いて、労働時間として認める(西暦2,008〜2,012年度に入社した800名に対し、研修会・ボランティア等に於ける未払い賃金として、一律24,714円を支払う)
⑩給与から天引きしていた研修に使う書籍代等は、社員の意思を阻害しない様にする(西暦2,008〜2,015年度に入社した1,000名に対し、書籍や制服等の控除金の返金として、一律25,675円、⑨を含め総額約45,000,000円を支払う)
⑪正社員募集の際、実労働時間や離職率等の就業実態を正確に説明する
2,015 12 21 アイオータ(IOTA)のICOが終了する。結果、約6,800BTC相当の開発資金の調達に成功した。
2,015 12 28 ジェフリー・エプスタインの所有するプライベートジェット(N908JE)が以下のフライトを行う。
出発
ブランズウィック・ゴールデン・アイルズ空港
到着
パームビーチ国際空港
主な搭乗者
不明
2,016 ジェフリー・エプスタインが、アメリカ領ヴァージン諸島のグレート・セント・ジェームズ島を22,250,000ドルで購入する。
2,016 ヴィチェーン社が、サプライチェーンプラットフォームである「ヴィチェーン」をローンチする。暗号通貨は「ヴィチェーン(VEN)」である。ヴィチェーンは、製造過程や物流過程の情報をブロックチェーン上で記録する事により、トレーサビリティが向上する。
2,016 以下2名により、オープンで分散化されたネットワークを研究・開発・促進する事を使命とする非営利団体「インターチェーン財団」が設立される。
①イーサン・ブッフマン
②ジェ・クォン
テンダーミント社がインターチェーン財団から委託を受けて開発したブロックチェーン・ネットワーク・アーキテクチャである「コスモス・ネットワーク」は、ゾーンと呼ばれる独立した様々なブロックチェーンで構成され、其のゾーンは「コスモス・ネットワーク・ハブ」によって相互にリンクされており、デジタル台帳によってゾーン間のトークン交換が可能となる。コスモス・ネットワーク・ハブを介する事により、二重支出やトークンの凍結解除のリスクを最小限に抑える事が出来る。コスモス・ネットワークは、インターチェーン財団が運営しており、暗号通貨は「コスモス(ATOM)」である。
2,016 1 アイオータ(IOTA)のα版のテストが開始される。
2,016 1 ジャスティン・サンがリップル・ラボを去る。
2,016 1 12 ワクチン開発企業のモデルナ・セラピューティクス社が、HIV感染の予防を目的としたmRNAベースの抗体治療薬の開発に於ける抗体の組み合わせの前臨床研究と第1相臨床試験の為に、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から初期助成金20,000,000ドルを獲得したと発表する。同社は、西暦2,015年1月に設立され、同社のプラットフォームを活用してウイルス・細菌・寄生虫によるワクチンや治療薬の開発を行う「ヴァレラ社」が此のプロジェクトを主導するとした。
2,016 1 20 ブレイブ・ソフトウェアが、広告ブロック機能を備えたブラウザ「ブレイブ」の最初のバージョンをリリースする。同時に、ブラウザ側の匿名ターゲティング広告プラットフォームの計画を発表した。
2,016 3 シンガポールに本社を置くクアンタム・チェーン・ファウンデーションが、ビットコイン(BTC)で用いられている安全性の高い残高確認方式であるUTXO(アンスペクト・トランザクション・アウトプット)を活用しつつ、イーサリアムブロックチェーン上でスマートコントラクトを実行するソフトウェア環境であるEVM(イーサリアム仮想マシン)を有効にしているオープンソースのパブリック・ブロックチェーン・プラットフォームを発表する。
2,016 4 ベトナム農業農村開発省がグリホサートの新規登録を停止し、同成分の使用が人々の健康や環境に及ぼす影響に関する情報や科学的事実の収集を開始する。
2,016 4 イーサリアム上の投資プラットフォーム「The DAO」がローンチされる。1ヶ月に渡るクラウドセールで、150,000,000ドル以上のイーサリアム(ETH)の調達に成功した。
2,016 4 7 免疫学企業「ビル・バイオテクノロジー社」が設立される。設立に当たってビル&メリンダ・ゲイツ財団も主要投資機関の1つとして名を連ねた。
2,016 4 21 日本小児科学会等17団体が、子宮頸癌ワクチンに関し、ワクチン接種後の診療体制等が整備されたとして、積極的な接種を推奨するとの見解を発表する。以下を理由に挙げた。
①オーストラリアやアメリカ等で、子宮頸癌の前段階の病変発生が約半分に減っており、有効性は明らかである。
②健康被害に遭った人への救済が開始された。
2,016 5 ビル・ゲイツ主導で、予防接種を通じて、全人類にRFIDマイクロチップを埋め込み、国際的なデジタル認証システムを構築する事を目的とする非営利団体「ID2020」が、以下の企業・機関により、ニューヨーク市を拠点に設立される。
①マイクロソフト
②アクセンチュア
③ロックフェラー財団
④GAVIアライアンス
⑤デザインコンサルティング会社アイディオ
ID2020は、西暦2,030年迄に、世界中の全ての人々に、生体認証で紐付けられた、公共及び私的に利用可能なデジタルIDを提供し、最終的には、世界中の全ての人々がデジタルIDと、機械読み取りが可能な生体認証によって一意に識別される巨大なデータベースを相互接続し、其の人に関する全ての情報が世界中の何処からでも簡単に検索出来る様にする事が目標であるとした。デジタルIDは、以下により、世界経済への包摂と、先進国に於ける利便性を提供する手段との名目で推進された。
①国連
②世界銀行
③WEF
2,016 5 9 武田薬品工業がポリオワクチン開発でビル&メリンダ・ゲイツ財団から38,000,000ドルの資金提供を受けると発表する。山口県光市の工場で少なくとも50,000,000本/年のポリオワクチンを製造し、早ければ西暦2,020年に発展途上国への販売承認を得た上で、70ヶ国以上に供給するとした。
2,016 5 16 JMPR(FAO(国連食糧農業機関)・WHO合同残留農薬専門家会議)が「グリホサートは食事を通しての曝露による人間への発癌性リスクは無い」と結論付ける。しかし議長アラン・ブービスは西暦2,012年にモンサント社から500,000ドルの資金提供を受け、他にもモンサント社が加盟する団体から500,000ドル以上の資金提供を受けていた。
2,016 5 20 国連本部にて「第1回ID2020サミット」が開催される。1,500,000,000名の身分証明を持たない人々を含む全世界の人々に、固有のデジタルIDを発行する方法に就いて話し合った。参加者は400名以上で、以下が名を連ねた。
①150社以上の民間企業
②11の国連機関
③非営利団体
④各国政府
⑤学界の代表
身分証が無い人々の生活の人道的課題や、関連する技術革新に就いて話し合われ、拡大の機会と其れに対する制約を明確にした。
2,016 5 24 リスク財団の以下2名により、ブロックチェーンアプリケーションプラットフォーム「リスク」がローンチされる。暗号通貨は「リスク(LSK)」である。
①マックス・コーデック
②オリバー・ベドウズ
以下の5つの特徴を有している。
①ブロックチェーン上のネットワークの混雑とスケーラビリティの問題を解決する事を意図し、リスクネットワークにリンクした独自のサイドチェーンをデプロイしている。
②JavaScriptでブロックチェーンアプリケーションを構築している。
③取引認証作業に、ブロック生成を行うフォージングを採用している。
④SDK(ソフトウェア開発キット)を提供している。
⑤暗号通貨の保有者に対して、保有量に応じた投票権を割り当て、投票によって取引の承認を委任する独自のコンセンサスプロトコル「DPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)」を採用している。
2,016 6 アイオータ(IOTA)のβ版が公開される。
2,016 6 The DAOが、再帰呼び出しのバグを悪用したハッキングに遭い、イーサリアム(ETH)が3,600,000ETH以上がコントラクトから流出する。此れを受けて、ヴィタリック・ブテリン率いるイーサリアム財団の提案により、ハッキングをブロックチェーン上から事実上消去し、資金を投資家に返還する、ハードフォークを提案した。当初は、現在のバージョンと更新されたバージョンが相互に互換性を持つ様に、暗号資産の問題点を解決したり、バグを修正したりする為に、ルールや仕様を変更する際に発生するプロトコル変更であるソフトフォークを提案したが、法的及び技術的な問題により実現しなかった。しかし、運営側の意向で取引の内容を書き換えるという措置は、イーサリアムの取引の不変性と信用を損なう行為だとする反対意見も有り、コミュニティを二分した。
2,016 6 2 モデルナ社が、二重CGGコドンのフリン切断部位を参照する特許US9587003B2を提出する。「腫瘍関連のタンパク質およびペプチドの生産の為の修飾ポリヌクレオチド」というタイトルで、以下の調製・製造・治療的使用の為の組成物・方法が記載されている。
①腫瘍関連ポリヌクレオチド
②腫瘍関連一次転写物
③腫瘍関連mmRNA分子
2,016 7 イーサリアム(ETH)に於いて、ブロックチェーンのプロトコルに規定された検証規則を緩和することによって発生するブロックチェーンの分岐であるハードフォークが行われる。新バージョンとして生まれたブロックチェーンがイーサリアム(ETH)となり、前月の取引内容に反対した者により旧バージョンが改名して暗号通貨「イーサリアムクラシック(ETC)」となった。イーサリアム(ETH)と同等の機能を有しているが、イーサリアム(ETH)が発行上限を設けていないのに対し、イーサリアムクラシック(ETC)は210,000,000ETCに発行上限が固定されている。用途としては、イーサリアムブロックチェーン上での取引や、スマートコントラクト機能を実行する為の支払いが挙げられる。
2,016 7 27 子宮頸癌ワクチンの接種後に健康被害が出た15歳から22歳の女性64名が、東京・名古屋・大阪・福岡の4つの地裁で国・GSK社・MSD社を相手取り一斉提訴を行う。賠償は15,000,000円/人の慰謝料を一律に請求した後、各原告に応じた損害額を追加で求めるとした。
2,016 9 ビル&メリンダ・ゲイツ財団がファイザー社に対し、発展途上国の為のGBS(B群連鎖球菌)ワクチンの開発を支援を名目に、93ヶ月の期間で17,252,854ドルの資金提供を行う。
2,016 10 0xラボ創業者の以下2名が、イーサリアムのメインネットで稼働するトークンで、不特定多数の端末がサーバを介さずに端末同士で直接データファイルを共有する事が出来る通信方式であるP2P取引が出来るDEXプロトコルである「ゼロエックス(ZRX)」の開発に着手する。
①アミール・バンデーリ(共同CEO)
②ウィル・ウォーレン(共同CEO)
2,016 10 ドミニク・ウィリアムズが、ツーク(スイス)にて、DFINITYを改組し、非営利団体「DFINITY財団」を設立する。そして、最終的には従来のITに取って代わり、人類の全てのシステムとサービスをホストし、オンチェーンで動作するWeb3を実現するワールドコンピュータを構想した。
2,016 10 9 ギャビン・ウッドが「ポルカドットネットワーク」のホワイトペーパーを発表する。
2,016 10 28 此の日以降、中国広東省清遠市の4つの農場で、豚が急性の嘔吐と下痢を起こし、約25,000頭が死亡する。SARSの発生源から96.5606km離れた地点で有った。地元の獣医は既知の病原体を検出出来ず、石正麗に助けを求めた。此の病気の原因であるSADS(豚急性下痢症候群)は、近くの洞窟で見つかったキクガシラコウモリのコロナウイルスと98%一致する事が分かった。
2,016 12 12 再生可能エネルギー推進団体BEC(ブレイクスルー・エネルギー・コアリション)に参加している以下の人間・団体が、持続可能なエネルギーや温室効果ガス排出量を削減するその他の技術におけるイノベーションを加速することを名目にBEV(ブレイクスルー・エナジー・ベンチャーズ)を設立する。
①ビル・ゲイツ(会長)
②ジェフ・ベゾス
③マーク・ベニオフ
④マイケル・ブルームバーグ
⑤リチャード・ブランソン
⑥レイ・ダリオ
⑦リード・ギャレット・ホフマン
⑧馬雲(理事)
⑨ジョージ・ソロス
⑩トム・ステイヤー
⑪メグ・ホイットマン
⑫マーク・ザッカーバーグ
⑬ナット・シモンズ
⑭ムケシュ・アンバニ(理事)
⑮孫正義
⑯ジョン・ドーア(理事)
⑰ラタン・タタ
⑱ハッソ・プラットナー(理事)
⑲ビノッド・コースラ(理事)
⑳ジュリアン・ロバートソン
㉑クリス・ホーン
㉒ダスティン・モスコヴィッツ
㉓プレリュード・ベンチャーズ共同創業者ナット・サイモンス
㉔プレリュード・ベンチャーズ共同創業者でナット・サイモンスの妻ローラ・バクスター・サイモンス
㉕ジョン・D・アーノルド(理事)
㉖グザビエ・ニール
㉗沈南鵬
㉘SOHO中国共同創業者張欣
㉙SOHO中国共同創業者潘石屹
㉚アル・ワリード・ビン・タラール
㉛アフリカン・レインボー・ミネラル会長パトリス・モツェペ
㉜アリコ・ダンゴート
㉝カリフォルニア大学CIO室
2,016 アフガニスタンのケシの年間生産量が4,800tであった。対西暦2,008年比0.59倍に減少する。
2,016 12 ディセントラランドの3D仮想空間の実装が開始される。土地は異なる区画に分けられ、各区画の土地は、特定のファイルのハッシュインデックスと関連付けられ、其のファイルには其の区画に関するアセットデータが含まれている。ユーザーは分散ハッシュテーブルを使用して仮想世界に入ることができ、特定の場所のファイルやアセットをダウンロード出来る様になった。又、ワールドビューアーも実装された。
2,017 アリエル・サラザールが、スプリングガーデン(アメリカのフロリダ州)の質素な2ベッドルームの家族向け物件に350,000ドルを費やし、改装を計画する。
2,017 石正麗の研究グループが、中国雲南省普洱市墨江ハニ族自治県の鉱山でのウイルス調査を依頼される。此の地は発酵させたプーアル茶で有名であった。此処で、6名の鉱夫が肺炎の様な病気を患い、内2名が死亡していた。1年間の調査の結果、6種の蝙蝠に多様なコロナウイルスが見つかった。多くのケースで1匹の蝙蝠が複数のウイルス株に感染していた。鉱山は菌類に覆われた蝙蝠の糞によって悪臭を放っていた。
2,017 マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所シルビオ・ミカリが「アルゴランド社」を設立する。
2,017 第2代ケニア首相を務めたライラ・オディンガが、カトリック教会の医師達を支持し「今日、私達はカトリック教会が正しかった事を国民に証明出来る」と発言する。
2,017 イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブリテンによって考案された、Pythonを基にEVM向けに設計されたスマートコントラクトの為のプログラミング言語「Vyper」が開発される。Solidityに比べ機能的な制限を有するが、簡潔さ・堅牢さを目的に開発された。又、「Hello, world!」を出力するコードは以下である。
# HelloWorld.vy
storedMessage: public(string) = "Hello, World!"
2,017 チャーリー・リーがコインベースを退職する。
2,017 1 河岡義裕が、中国にてインフルエンザで死亡した患者から分離されたA(H7N9)鳥インフルエンザウイルスのサンプルを受け取る。河岡と研究チームは、A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの研究を開始した。
2,017 1 ディセントラランドの最初のβ版がリリースされる。土地の価格は20ドル/区画で始まったが、時間が経つに連れ高騰していった。
2,017 1 12 アンソニー・ファウチが「ドナルド・トランプ政権はパンデミックで困難に陥るだろう」という主旨の発言を行う。
2,017 1 19 CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)が以下の国・団体の資金提供により設立される。
①日本:125,000,000ドル
②ノルウェー:120,000,000ドル
③ドイツ:10,000,000ドル
④ビル&メリンダ・ゲイツ財団:100,000,000ドル
⑤ウェルカム・トラスト:100,000,000ドル
2,017 2 ビル・ゲイツがミュンヘン安全保障会議にて、空気感染する病原菌が、突然変異・事故・テロリストによる生物兵器の使用などにより、世界中にばら撒かれる危険性があり、今後10年から15年の間に30,000,000名/年の死者が発生する可能性があると発言する。
2,017 2 1 インターネットコンピューター(ICP)のICOが開始される。
2,017 2 28 インターネットコンピューター(ICP)のICOが終了する。
2,017 3 20 デイヴィッド・ロックフェラーが死去し、長男のデイヴィッド・ロックフェラー・ジュニアが第4代当主となる。
2,017 3 24 クアンタム・チェーン・ファウンデーションが、暗号通貨「クアンタム(QTUM)」のICOを行う。同社の創業者である以下3名は、117時間で15,600,000ドルを調達したと発表する。
①アリババのプロダクトマネージャーであったパトリック・ダイ
②ジョーダン・アールズ
③ニール・マヒ
2,017 4 1 コンゴのタンガニーカ州アンコロにて1度もポリオの予防接種を受けた事の無い1歳6ヶ月の男児が伝播型ワクチン由来ポリオウイルス1型に感染している事が確認される。
2,017 4 6 コスモス(ATOM)のICOが開始される。最終的に、16,800,000ドルの資金調達に成功した。
2,017 5 スタニ・クレチョフが、P2PのDeFi(分散型金融)エコシステムを構築する事を目指したプロトコルである「イーサレンドα版」をリリースする。暗号通貨は「イーサレンド(LEND)」である。
2,017 5 17 コンゴがポリオワクチン由来のポリオウイルスの発生をWHOに報告する。以下の4名がAFP(急性弛緩性麻痺)となり、VDPV2(伝播型ワクチン由来ポリオウイルス2型)で陽性となった。
上ロマミ州:2名(西暦2,017年2月20日ビュトンボで1名、西暦2,017年3月8日マロンバ・ヌウルで1名発症)
マニエマ州クンダ:2名(西暦2,017年3月26日1名(セービン2型ポリオウイルスワクチン株からの7つの遺伝子変異)、西暦2017年4月18日1名発症)
また同株患者と接触した健康な人も同株に感染した。
2,017 5 31 ブレンダン・アイクが、イーサリアムベースのデジタル広告プラットフォーム「ベーシック・アテンション・トークン(BAT)」をローンチする。ベーシック・アテンション・トークンの名を冠したERC-20ユーティリティトークンのICOを実施し、30 秒足らずで約35,000,000ドルを調達した。
2,017 6 WHOが、シリアでワクチン由来のポリオによって半身不随になった子供の事例15件を公表する。
2,017 6 ジャスティン・サンが、シンガポールにて「トロン財団」を設立する。
2,017 6 7 LG化学がポリオワクチン開発及び忠清北道にあるワクチン工場の設備増強で、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から38,000,000ドルの資金提供を受けると発表する。
2,017 6 12 GPEI(世界ポリオ根絶計画)がポリオ撲滅の為の予防接種を名目とした以下の国・団体からの資金提供を発表する。
①ビル&メリンダ・ゲイツ財団:450,000,000ドル
②ダリオ財団:30,000,000ドル
③ブルームバーグ慈善財団:25,000,000ドル
④カナダ:75,000,000ドル
⑤EC:61,400,000ドル
⑥日本:55,000,000ドル
⑦UAE(アラブ首長国連邦):30,000,000ドル
⑧イージージェット:5,000,000ドル
2,017 6 13 暗号通貨取引所ビットフィネックスにて、アイオータ(IOTA)の取引が開始される。
2,017 6 19 国連本部にて「第2回ID2020サミット」が開催される。参加者は約300名であった。本年のテーマは「変革の為のプラットフォーム」で、デジタルIDを通じて生活の改善を目指す公的機関・民間組織のコンソーシアムの名目で「ID2020アライアンス」が発足した。アクセンチュアは、ID2020アライアンスに1,000,000ドルを投資すると発表した。又アクセンチュアは、以下2社と共同で、ID2020の一環で開発した、ブロックチェーンと生体認証技術を活用した認証システムのプロトタイプのデモを行った。
①マイクロソフト
②アクセンチュアとマイクロソフトの合弁会社であるアバナード
此のプロトタイプは「Microsoft Azure」上で稼働し、個人情報へのアクセスは、個人の承認を得た者に付与される様設計された。又、非中央集権型の分散型データベースを採用している為、中央機関が介在する事無く、事前の承認を得た複数の関係者による維持管理が可能で、通常個人の認証データは、ブロックチェーンの外には持ち出せないが、個人の事前承諾により、オフチェーンの既存システムとの連携も可能である、とした。
2,017 6 23 オーエムジー(OMG)のICOが開始される。
2,017 6 26 アメリカのカリフォルニア州が同年7月7日からグリホサートを発癌性物質のリストに加えると発表する。
2,017 6 26 ブロックワン社の以下2名が設計した暗号通貨「イオス(EOS)」のICOが開始される。
①父スタン・ラリマーと共に独立したブロックチェーン開発とコンサルティングを行う「クリプトノメックス社」を創業したダン・ラリマー
②ブロックワン社創業者ブレンダン・ブルマー
2,017 6 26 暗号通貨取引所のバイナンスが、暗号通貨「バイナンスコイン(BNB)」をイーサリアムのERC-20トークンとして発行する。バイナンスコイン(BNB)を使って、バイナンスの取引手数料の割引を受ける事が出来た。又、此の日からICOが開始された。発行価格は以下であった。
①1ETH=2,700BNB
②1BTC=20,000BNB
2,017 7 オミセ社による、イーサリアム(ETH)の以下のコストを削減する事を意図した、ERC-20トークンとイーサリアム(ETH)に完全対応した、イーサリアムのレイヤー2のスケーリング・ソリューションである「オミセゴー」が、イーサリアムアドレスのスナップショットを取得する。
①トランザクションに掛かる時間
②取引手数料
0.1ETH以上を保有するアドレスが、暗号通貨やトークンを無償でユーザーに配布するイベントであるエアドロップの対象となった。暗号通貨は「オーエムジー(OMG)」である。
2,017 7 以下2名が、VRとeスポーツのビデオストリーミングテクノロジーに焦点を当てた「シータ・ラボ」を設立する。
①ミッチ・リュー
②ジエイ・ロン
シータ・ラボは、THETA.tvの、4K・8K・VRビデオを世界中に効率的に配信するという問題を解決する為に立ち上げられた、P2Pで共有できる分散型の動画配信プラットフォーム「シータ・ネットワーク」を支えた。
2,017 7 1 スイスに本拠を置く暗号通貨プロジェクトであるテゾス財団が、テゾス(XTZ)のICOを、此の日から同月13日迄行い、以下が調達される。平均で、1XTZ≒0.47ドルにて取引された。
①66,000BTC
②361,000ETH
2,017 7 3 バイナンスコイン(BNB)のICOが終了する。発行上限の200,000,000BNBの内、100,000,000BNBがICOを通じて発行された。
2,017 7 6 ヘイデン・アダムスが、ミュンヘンの電機メーカーである「シーメンス社」を解雇される。落ち込んだアダムスは、イーサリアム財団でイーサリアム2.0のコンセンサスアルゴリズムであるキャスパーFFGに取り組んでいた友人のカール・フロエルシュに相談した。フロエルシュは「おめでとう。此れは君にとって最高の出来事だ。機械工学は衰退しつつある分野だ。イーサリアムは未来だ。君は初期段階から関わる事が出来る。君の新しい運命はスマートコントラクトを書く事だよ」と祝福した。アダムスは「コーディング出来る必要があるんじゃない?」と質問すると、フロエルシュは「コーディングは簡単だ。とにかくまだ誰もスマートコントラクトの書き方を理解していない。イーサリアム・PoS(プルーフ・オブ・ステーク)・トラストレスコンピューティング等だ」と返した。フロエルシュはアダムスにイーサリアムに取り組む様説得し、アダムスは此れを受け入れた。アダムスは2ヶ月間、イーサリアム・Solidity・JavaScriptの基礎を学んだ。生活費は、本年の前半に購入した暗号通貨で賄った。
2,017 7 23 オーエムジー(OMG)のICOが終了する。結果、25,000,000ドルの調達に成功した。
2,017 8 以下2名が「コンパウンド社」を設立する。本社はサンフランシスコに置かれた。
①ロバート・レシュナー(CEO)
②ジェフ・ヘイズ(CTO)
2,017 8 ファイルコイン(FIL)のICOが、求人広告取引所ヴァストドットコムを立ち上げたナヴァル・ラヴィカントの創業したエンジェルリスト社からスピンアウトした「コインリスト社」の管理下で開始される。
2,017 8 トロン財団が、トロン(TRX)のICOを開始する。中国政府がICOを禁止する数日前の事であった。ジャスティン・サンは中国政府がICOを禁止するという情報を事前に掴んでおり、禁止が発表される前にICOを実施する様働き掛けた。其の後、サンは程無くしてアメリカへ向かった。サンは、トロン(TRX)のICOを発表したが、過去の暗号通貨のホワイトペーパーから多くを引用しており、出典先も明記されていないとして物議を醸した。
2,017 8 1 ビットコインの取引のスループットを向上させ、ブロックチェーンや暗号通貨の企業スケーラビリティと大規模な採用を促進する事を意図し、ビットコインのハードフォークにより、「ビットコインキャッシュ(BCH)」が誕生する。ブロックサイズをビットコインプロトコルの1MBから32MBに大幅に増加させた。供給量を21,000,000BCHに制限している。
2,017 8 8 ディセントラランドのユーザーが、土地・アバター・アイテムの購入や、ゲーム・イベント等の決済に用いる暗号通貨「ディセントラランド(MANA)」のERC-20ユーティリティトークンのICOが価格0.0240 ドルで行われる。結果、24,000,000ドルを調達した。
2,017 8 15 0xラボが、ゼロエックス(ZRX)のバージョン1をローンチする。1,000,000,000ZRXが発行され、以下の通り配分された。
①トークンのローンチ:500,000,000ZRX
②0xラボが保有:150,000,000ZRX
③外部開発基金:150,000,000ZRX
④創設チーム:100,000,000ZRX
⑤支援者・アドバイザー100,000,000ZRX
2,017 9 オミセゴーがエアドロップを実施し、オミセゴートークンの総供給量の5%を無償で配布する。460,000名以上のユーザーが、イーサリアムウォレットに報酬を受け取った。レートは1ETH=0.075OMGであった。
2,017 9 ファイルコイン(FIL)のICOが終了する。200,000,000トークンが販売され、257,000,000ドルの調達に成功した。
2,017 9 ブロックチェーンプロトコル「カルダノ」がローンチされる。暗号通貨は「カルダノ(ADA)」で、スマートコントラクトが実装されており、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを用いて実装可能なDAppを構築出来る。
2,017 9 8 スワールズ社が、ベータテストシステムを介して「ヘデラネットワーク」を立ち上げる。
2,017 9 13 クアンタム(QTUM)がローンチされる。ETH-20トークンとして発行されたが、メインネット(本環境)の立ち上げに伴い、ネイティブブロックチェーンに変換された。
2,017 10 ジョージ・ソロスがオープン・ソサエティ財団に18,000,000,000ドルの資金を移管する。
2,017 10 本月から翌月に掛けて、ヘイデン・アダムスが、スマートコントラクトやウェブサイト等の概念実証を構築する。スキルセットを向上させる為にプロジェクトに入るべきだと考えていたアダムスは、カール・フロエルシュの提案で、自動マーケットメーカーの実装に取り組んでいた。
2,017 10 イーサリアムの拡張を目的としたレイヤー2スケーリングソリューションである「マティックネットワーク」がローンチされる。暗号通貨は「ポリゴン(MATIC)」である。ポリゴン(MATIC)は、マティックネットワーク上の手数料の支払い・ステーキング・ガバナンスに使用出来る。又、イーサリアムのメインネットに設けたチェックポイント層と、マティックチェーンに設けたブロックプロデューサー層の二層構造を採用し、高度な分散性を確保しており、高い分散性とメインチェーン上のセキュリティを確保した上で、高速な取引を実現している。
2,017 10 14 「カルダノ・ローンチ・イベント」が渋谷にて開催される。ソーシャルメディアで行われた抽選を通じてチケットを入手した約500名が参集した。興奮した暗号通貨愛好家・カルダノ(ADA)保有者・ビジネスマンは、カルダノのTシャツと、記念品の物理的なカルダノ(ADA)コインを手に入れる為に列に並んだ後、メインホールに入り、カルダノがどの様に作られたか、そして其の将来のビジョンに就いて聞いた。
2,017 10 19 河岡義裕等が「人間から分離された高病原性のA(H7N9)鳥インフルエンザウイルスは、呼吸器飛沫を介して感染した一部のフェレットにとって致命的である」という論文を、セル・ホスト&マイクローブ誌に公開する。河岡等は「西暦2,013年、中国の家禽の間でインフルエンザウイルスが流行し始めた。此のウイルスは人間への感染を数回に渡って引き起こし、西暦2,016年後半から感染者が急増し始め、西暦2,017年7月下旬の時点で、約 1,600名が鳥類H7N9の検査で陽性反応を示し、感染者の約40%が死亡した」とした上で「低病原性のA(H7N9)鳥インフルエンザウイルスは最近、高病原性へと進化しており、特に此れ等のウイルスが効率的な人間から人間への伝染性を獲得した場合、パンデミックの懸念が生じている。インフルエンザウイルスには適応能力が有る。宿主が新たに感染すると、インフルエンザウイルスのゲノムに小さな変化が起こる。稀に此の変異が重要な領域で起こり、元のウイルスに重大な変化を齎し、新たな宿主を感染させる。そして、其の宿主に重篤な病気を引き起こさせ、ノイラミニダーゼ阻害剤に対して耐性を持つ様になる。我々は、生前ノイラミニダーゼ阻害剤であるタミフルを使って治療していた、死亡した患者から分離されたサンプルを用いて、人間の呼吸器細胞で以下の3種のウイルスがどの程度増殖するかを比較した。
①低病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの分離株
②高病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの分離株から作成したタミフルに感受性を持つ変異体亜集団
③高病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスの分離株から作成したタミフルに耐性を持つ変異体亜集団
又、高病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスは、マウス・フェレット・マカク等の非人間霊長類で効率的に複製し、マウスとフェレットでは低病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスよりも病原性が高く、タミフル耐性変異体亜集団は、軽度〜中等度の弱毒性を示す事も確認した。更に、ウイルスが哺乳類間で伝染するかどうかを調べる為、呼吸器飛沫がケージからケージへと通過出来る障壁で区切られた個別のケージにフェレットを単独で入れる実験を行った。一方を予めウイルスに感染させ、もう一方は健康な状態でケージに入れる、2匹1組のペアでの実験であった。結果、3種共、呼吸器飛沫を介して予め感染していたフェレットから、健康なフェレットへの伝染が確認された。タミフル感受性変異体は、感染して暴露した3匹の内2匹を死に至らしめ、感染させたフェレットも死亡した。タミフルは生体内で限定的な効果を示したが、A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスはタミフル感受性を有した。此れ等の結果は、高病原性A(H7N9)鳥インフルエンザウイルスが、パンデミックの可能性を持つ事を示唆しており、厳重に監視されるべきである」とした。河岡は「追加の変異無しで、此のウイルスはフェレットを感染させ、死に至らしめた。人間から人間への感染は今の所限定的だが、此のウイルスは追加の変異無しで、公衆衛生上の脅威と成り得る。又、③が、タミフルの有効成分であるオセルタミビルに反応しない事も確認した。しかし、プロテアーゼ阻害剤には反応した。唯此のプロテアーゼ阻害剤は、日本でしか承認されておらず、パンデミック下でしか使用出来ない。不安を抱かせたくは無いが、耐性ウイルスが変異して増殖し易くなり、耐性と同時に致死性も高まるのは時間の問題だ。唯、此の変異が何なのかを深く理解出来ていない。アメリカでは、病原体に現在自然界で知られていない機能獲得実験は数年に渡って禁止されているからだ。A(H7N9)が何故致死性や伝染性を持つのか、又、耐性を持つA(H7N9)は他とは何が違うのかを理解する必要が有る。伝染性・宿主域制限・薬剤耐性・免疫原性・病原性・複製能力に関する機能獲得実験の成果は、インフルエンザウイルスのパンデミックの可能性を理解するのにほぼ確実に役に立ち、パンデミック前のワクチンや抗ウイルス薬の優先順位付けや開発等、世界の公衆衛生上の利益を生み出すだろう。A(H7N9)は、人間を感染させる度に変異し続け、病原性や、人間から人間への伝染能力を強める可能性が高い。言い換えれば、自然界は既に機能獲得実験を行っており、深刻な結果を齎す可能性が有る。最近ではA(H7N9)に感染した家禽を検出する事が少し簡単になり、人々が暴露を制限出来る様になった。此れは中国でA(H7N9)が鳥を殺し始めたからである。感染症の拡大を防ぐ為に家禽を淘汰するアメリカの農家と異なり、中国はワクチンに依存している。ウイルスの増殖能力が優れている事が今回の実験で分かった為、私は此れを懸念している」という主旨の発言をした。
2,017 10 24 ANSES(フランス食品環境労働衛生安全庁)が生殖毒性を疑われるグルホシネートを用いたバイエルS.A.S.社の除草剤「バスタ」の販売許可を取り消す。使用している労働者やその周辺の人々への健康リスクを除外出来ないとした。
2,017 10 30 ブロックチェーンベースのゲーム製品を相互接続したエコシステムとして提供するエンジン社が開発したエンジンコイン(ENJ)のICOが、以下3名を含む同社のICOチームにより開始される。
①エンジン社共同創業者でCEOのマキシム・ブラゴフ
②エンジン社共同創業者でCTOのウィテック・ラドムスキー
③ジョシュ・ウエルフェル
2,017 11 クアルコムやドロップボックスでの分散システムの開発経験を有するアナトリー・ヤコヴェンコが、互いに信頼しないコンピュータ間で時間を維持し、ブロックチェーンの取引処理の順序付けを自動化し、ノードがリレーせずに取引承認を実現する手法である「PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)」に関するホワイトペーパーを発表する。同時期に、ヤコヴェンコ等は「ソラナ社」を設立した。ヤコヴェンコのクアルコム時代の同僚グレッグ・フィッツジェラルドは、プライベートなC言語で此のプロジェクトの開発を進めていたヤコヴェンコに対し、安全性保証とパフォーマンスを理由に、Rustを使う事を勧めた。ヤコヴェンコは2週間でRustに移行させた。
2,017 11 13 ビル・ゲイツがアルツハイマー型認知症や、加齢に伴い発症するその他の病気の治療法の開発する名目で活動している認知症研究基金に個人名義で50,000,000ドルを投資すると発表する。
2,017 11 25 イーサレンド(LEND)のICOが開始される。最終的にスタニ・クレチョフは、16,200,000ドルの調達に成功した。
2,017 11 27 EUが、発癌性が懸念されているグリホサートを主成分とする除草剤について、認可を5年間更新する事を決定する。
2,017 11 29 エンジンコイン(ENJ)のICOが終了する。400,000,000枚のエンジンコイン(ENJ)トークンを0.03ドル/枚で販売し、12,000,000ドルを調達した。
2,017 12 西暦2,014年10月にアメリカ科学技術政策局が実施した、新たな資金提供の一時停止が解除される。しかし、機能獲得研究の一時停止は継続した。
2,017 12 以下2名が、相互接続されたルーターの物理ネットワークであり、自由にアクセス可能なオープンなワイヤレス・コミュニティ・ネットワークとしてプロジェクトの拡張をサポートするグループであるNYCメッシュのミートアップに参加する。
①ヘイデン・アダムス
②カール・フロエルシュ
2,017 12 チャーリー・リーが、利益相反の疑いが有る為、ライトコイン(LTC)の保有資産の略全てを売却したと、掲示板型ソーシャルニュースサイト「レディット」にて発表する。リーのツイートが、ライトコイン(LTC)の価格に影響を与える可能性が有るとして、リーは批判されていた。リーは、物理的な形で鋳造された数枚を除く全てのライトコイン(LTC)を、売却又は寄付した。
2,017 12 1 中国科学院武漢ウイルス研究所が、雲南省の洞窟でキクガシラコウモリから見つかったコロナウイルスには、SARSウイルスの遺伝子部分が全て含まれていると発表し、人間のウイルスの直接の祖先は此の洞窟で発生したという仮説を立てる。 同研究所は其の洞窟内の蝙蝠のサンプリングを西暦2,012年から行なっており、僅か1km離れた所に村が存在する事に着目し、人間への波及やSARSに似た病気の出現の危険性を警告した。
2,017 12 10 メイカーのオリジナルホワイトペーパー「Daiステーブルコインシステム」が公開される。此のシステムは、CDP(担保付き債務ポジション)スマートコントラクトを使用し、担保としてイーサリアム(ETH)のみを受け付ける仕様であった。
2,017 12 18 メイカーDAOによって、USDにペッグされた、イーサリアム上のアルゴリズムステーブルコイン「ダイ(DAI)」がローンチされる。
2,017 12 19 NIHが、アメリカ政府からの助成金を用いてインフルエンザウイルス等の病原体を対象とする機能獲得実験が解禁されると発表する。アメリカ政府は、特定の病原体の致死性もしくは感染力を高める機能獲得実験への研究助成金の交付を禁止していた。
2,017 12 25 厚労省がグリホサートの残留基準値を以下の通りに緩和する。
①トウモロコシ:1ppm→5ppm(国際基準5ppm)
②小麦:5ppm→30ppm(国際基準30ppm)
③大麦:20ppm→30ppm(国際基準30ppm)
④蕎麦:0.2ppm→30ppm(国際基準30ppm)
⑤ライ麦:0.2ppm→30ppm(国際基準30ppm)
⑥その他の穀類:20ppm→30ppm(国際基準30ppm)
⑦小豆類:2ppm→10ppm(国際基準10ppm(オーストラリア))
⑧その他の豆類:2ppm→5ppm(国際基準5ppm)
⑨テンサイ:0.2ppm→15ppm(国際基準15ppm)
⑩春菊:0.1ppm→0.2ppm
⑪葡萄:0.2ppm→0.5ppm(国際基準0.5ppm(EU))
⑫向日葵種子:0.1ppm→40ppm(国際基準40ppm(アメリカ))
⑬胡麻種子:0.2ppm→40ppm(国際基準40ppm(アメリカ))
⑭紅花種子:0.1ppm→40ppm(国際基準40ppm(アメリカ))
⑮綿実:10ppm→40ppm(国際基準40ppm(アメリカ))
⑯菜種:10ppm→30ppm(国際基準30ppm(アメリカ))
2,018 日本のラウンドアップ使用量が6,179tとなり西暦2,010年比で1.49倍に増加する。
2,018 自然発生的な動物SARSコロナウイルスをキメラ適応させて肺上皮細胞を標的とする人間に感染させる為のアメリカ特許第7279327号が、ノースカロライナ大学からNIHに移管される。
2,018 マルタに拠点を置くフィンテック企業である「メディアレックス社」CEOアレクサンドル・ドレフュスが「チリーズ社」を設立する。
2,018 ヴィチェーン社が、コンセンサスアルゴリズムにPoA(プルーフ・オブ・オーソリティ)を採用した企業向けスマートコントラクトプラットフォームである「ヴィチェーンソー」を構築する。其の際ティッカーシンボルが変更され、ヴィチェーン(VEN)から「ヴィチェーン(VET)」となった。置換比率はヴィチェーン(VEN):ヴィチェーン(VET)=1:100であった。
2,018 以下2名が、企業向けのDAppの構築とデプロイの為のDLT(分散型台帳技術)で、且つPoSのパブリック分散型台帳プラットフォーム「ヘデラハッシュグラフ」を立ち上げる。暗号通貨は「ヘデラハッシュグラフ(HBAR)」である。
①リーモン・ベアード
②マンス・ハーモン
2,018 メイカーDAOが、コペンハーゲンを拠点とする「メイカー財団」を設立する。
2,018 1 インターネットコンピューター(ICP)のコンセンサスシステムを説明するホワイトペーパーが公開される。
2,018 1 SERVI(ユーザーのネットワークに対する貢献度)及びステークされたトークンに基づいて、バリデータが選出されるコンセンサスアルゴリズムであるPoB(プルーフ・オブ・ビリーバビリティー)を基盤とする分散型ブロックチェーンネットワーク「インターネット・オブ・サービス・トークン」のプロジェクトが立ち上げられる。暗号通貨は「インターネット・オブ・サービス・トークン(IOST)」である。
2,018 1 31 此の頃迄に、ユニスワップの全ての主要なスマートコントラクトの問題が解決される。
2,018 2 13 グレッグ・フィッツジェラルドが、西暦2,017年11月にアナトリー・ヤコヴェンコが発表したPoHのホワイトペーパーを基に、GitHubにてオープンソース実装を開始し、此のプロジェクトを「シルク」と名付け、プロトタイプの作成に着手する。
2,018 2 18 グレッグ・フィッツジェラルドが、PoHの初期バージョンとして、最初の内部テストネットとプロジェクトホワイトペーパーを公開する。10,000件の取引を0.5秒で検証・処理する能力を有した。又、クアルコムのスティーブン・アクリッジは、署名検証の為に、GPUをオフロードさせてスループットを更に向上させた。そして以下3名は、此のプロジェクトを「Loom」として正式にローンチし、同名の会社も設立した。
①アナトリー・ヤコヴェンコ
②フィッツジェラルド
③アクリッジ
2,018 3 中国科学院武漢ウイルス研究所が、人間をより容易に感染させる事ができる様遺伝的に強化されたキメラウイルスを作る計画を立てた後、ピーター・ダザックが、アメリカ国防省傘下のDARPA(国防高等研究計画局)に対し、人間に感染するコウモリコロナウイルスの先端研究の為の研究費14,000,000ドルの支援を要請する。研究期間は3年半としていた。中国科学院武漢ウイルス研究所が集めた致死性の高いコウモリコロナウイルスのキメラウイルスを、実験用マウスに注射する研究を以下の機関と計画していた。
①中国科学院武漢ウイルス研究所
②デューク・シンガポール国立大学医学部
③ノースカロライナ大学
④パロアルト研究所
⑤アメリカ地質調査所・国立野生動物保護センター(アメリカのカリフォルニア州)
研究目的は「蝙蝠由来でヒトにも動物にもリスクを及ぼす、SARSに関連のある新型のコロナウイルスが、アジアに広まる潜在的可能性を排除する」、研究概要は「広まるリスクが高いと認められた複数の場所で集中的に蝙蝠の検体を採取する」であった。しかし此の要請は「地域社会を危険に貶める」としてDARPAに却下された。
2,018 3 ベトナムのゲームスタジオ「スカイ・メイビス」が、ブロックチェーンゲーム「アクシー・インフィニティ」をローンチする。暗号通貨は「アクシーインフィニティ(AXS)」である。プレイヤーは、ゲームを進めてNFTで固有識別されたアクシーキャラクターをレベルアップさせ、マーケットプレイス上で其のアクシーキャラクターを、所有権を証明する権利として売買出来る。取引の際、スカイ・メイビスは4.25%の手数料を課している。
2,018 3 暗号資産取引所OKExのユーティリティートークンである「オーケービー(OKB)」がローンチされる。オーケービー(OKB)は以下の金融サービスと連携しており、恩恵を受ける事が出来る。
①ビットパイ:モバイルウォレットにオーケービー(OKB)を保管
②ブロクト:モバイルウォレットにオーケービー(OKB)を保管
③バイユーコイン:オンラインウォレットにオーケービー(OKB)を保管
④コボ:モバイルウォレットにオーケービー(OKB)を保管
⑤コイノミ:オーケービー(OKB)を保管・転送・交換
⑥コインルール:オーケービー(OKB)を獲得し、自動取引を楽しむ
⑦トイントゥーペイ:暗号通貨プラットフォームでオーケービー(OKB)を保管・取引
⑧コンスタント:ベトナムでオーケービー(OKB)を貸し借り
⑨クールウォレットS:ハードウェアウォレットにオーケービー(OKB)を保管
⑩クリプトホッパー:自動取引で手数料割引を享受し、オーケービー(OKB)を獲得
⑪Dappポケット:モバイルウォレットにオーケービー(OKB)を保管
⑫エリパル:ハードウェアウォレットにオーケービー(OKB)を保管
⑬グアルダ:クロスプラットフォームウォレットにオーケービー(OKB)を保管
⑭Haasオンライン:自動取引で手数料割引を享受し、オーケービー(OKB)を獲得
⑮ハイパーペイ:クロスプラットフォームウォレットにオーケービー(OKB)を保管
⑯カモニー:南米の暗号通貨プラットフォームでオーケービー(OKB)を保管・取引
⑰レジャー:有名なハードウェアウォレットにオーケービー(OKB)を安全に保管
⑱リンクアイ:オーケービー(OKB)の貸し借り
⑲マス:オーケービー(OKB)をモバイルウォレットに保存
⑳マドレックス:自動取引の手数料割引を享受し、オーケービー(OKB)を獲得
㉑ナーヴ:オーケービー(OKB)をオンラインウォレットに保存
㉒トラスティ:オーケービー(OKB)をモバイルウォレットに保存・交換
㉓ゼルコア:オーケービー(OKB)をモバイルウォレットに保存
又、以下のユーティリティサービスとも連携しており、同じく恩恵を受ける事が出来る。
①エアロン:オーケービー(OKB)で航空サービスとソリューションを購入
②アルケミー:オーケービー(OKB)を使って様々なストアで買い物
③ベットプロトコル:オーケービー(OKB)でゲームやスポーツに賭ける
④ビットカン:オーケービー(OKB)でコンテンツを作成し、其の代金を支払う
⑤ビットトレント:オーケービー(OKB)で広告なしの高速サービスに登録
⑥ビヨン:ブロックチェーンソーシャルネットワークでオーケービー(OKB)を使用する
⑦コイニファイ:実店舗でオーケービー(OKB)の支払いインターフェイスを提供する
⑧エンジン:オーケービー(OKB)で仮想ゲームアセットを使用・管理
⑨リンカ:オーケービー(OKB)を使ってオフラインストアで買い物
⑩ライテックス:オーケービー(OKB)で携帯電話やガソリンカードをチャージ
⑪マチX:オーケービー(OKB)でデジタルアートの著作権を購入
⑫マーキュリオ:オーケービー(OKB)をユーロ・米ドル・ルーブルに交換
⑬ミックスマーベル:オーケービー(OKB)を使用してブロックチェーンゲーム「ハイキャッツ」で特典を獲得
⑭マイウィッシュ:コーディング無しでスマートコントラクトを作成し、オーケービー(OKB)で支払い
⑮ナウペイメンツ:オーケービー(OKB)を使ってオンラインで高速支払い
2,018 3 ヘイデン・アダムスを含む3名が、本月迄にユニスワップのフル機能のデモを構築する。
2,018 3 独立したP2Pネットワークで分散型インターネットのためのコアインフラストラクチャを目指すパブリックブロックチェーンの「トロン」のテストネットが開始される。トロンは、EVM互換のレイヤー1ブロックチェーンで、トロン仮想マシンを使用して、分散型アプリケーション用のスマートコントラクトの作成と展開を可能にする。其のアーキテクチャは、DPoS選挙メカニズムを特徴としている。DPoS選挙は6時間毎に行われ、選出された27名のSR(スーパー代表者)が交代でブロックを生成し、ブロックと取引を検証する。SRはマイニングされた約230,400TRXを共有する。SRに応募すると、応募者のアカウントから9,999TRXがバーンされる。トロンプロトコルネットワークは3s毎に1つのブロックを生成し、各ブロックはスーパー代表者に32TRXを付与する。計336,384,000TRXが27名のSRに毎年付与される。SRがブロック生成を終了する度に、報酬がスーパー元帳のサブアカウントに送信される。一方SRは、此れ等のTRXトークンを確認する事は出来るが、直接使用する事は出来ない。各SRは24時間に1回引き出しを行う事が出来、報酬はサブアカウントから指定されたSRアカウントに転送される。
2,018 3 2 中国科学院武漢ウイルス研究所が、西暦2,015年10月の石頭洞窟での血液サンプリングの結果を発表し、蝙蝠から人間への感染の可能性を示す。
2,018 3 13 渡邉美樹が、参議院予算委員会中央公聴会の公述人質疑にて、公述人である、過労自殺で夫を亡くした東京過労死を考える家族の会代表中原のり子に対し、以下の発言を行う。
①「私も愛する社員を亡くした」
②「国会の議論を聞いていると、働くという事が悪い事の様だ」
③「国を挙げて『働くな、働くな』と言う様ではいけない」
④「お話を聞いていますと、週休7日が人間にとって幸せなのかと聞こえて来ます」
中原は「仕事と命を比べれば命を大切にすべきだ」と答えた。更に渡邉は、過労死遺族等が反対している高度プロフェッショナル制度に関し、希望する労働者も居るとして、導入を主張した。
2,018 3 27 ピーター・ダザックとエコヘルス・アライアンスが、SARSコロナウイルスの機能獲得研究を行った上で、フリン切断部位をコロナウイルス遺伝子の最適な位置に挿入する提案をDARPAに提出する。
2,018 4 以下3名が「グラフ・プロトコル社」を設立する。
①オープンソースなフロントエンドJavaScriptライブラリであるReact用のコンポーネントライブラリと開発環境を提供するワークフロー社創業者ヤニヴ・タル
②ヤニス・ポールマン
③ブランドン・ラミレス
2,018 4 Loomが資金調達を開始する。
2,018 4 3 此の日から2日間、著名な暗号学者・起業家・開発者・学者・政策立案者が一堂に会し、P2P技術によって強化された分散型経済の将来について議論する「デコノミー2018」が、ウォーカーヒルホテル(韓国ソウル特別市広津区)にて開催される。哲学・社会・技術・経済等様々なトピックが取り上げられ、参加者は新しいアイデアや可能性を聴衆と共有した。ヘイデン・アダムスは此のデコノミー2018に参加する為に生まれて初めて北米を離れた。此の頃アダムスは、シーメンス社を解雇されてから約10ヶ月となり、生活費としていた暗号通貨は75%以上下落し、個人資産が劇的に減少していたが、旅行も兼ねてソウル行の航空券を買った。チケット無しで入場しようとしたが、断固として拒否された。其の時、丁度カール・フロエルシュが、イーサリアム財団の他のメンバーと共に到着していた。フロエルシュは、アダムスと以前ユニスワップに就いて議論した事の有る、ヴィタリック・ブテリンに、ユニスワップの開発者としてアダムスを紹介した。アダムスは、ブテリンにユニスワップがオープンソースである事を告げ、GitHubのURL(https://github.com/haydenadams/uniswap)を教えた。ブテリンはアダムスに、イーサリアムのスマートコントラクト開発の為に特化して設計されたプログラミング言語「Vyper」で記述する事と、イーサリアム財団の助成金に応募する事を勧めた。アダムスは帰国後、2週間を掛けて、スマートコントラクトをVyperで書き直した。Solidity の様なガイドや開発者ツールは無かったが、イーサリアム2.0のコンセンサスアルゴリズムであるキャスパーFFGコントラクトを参考にした。
2,018 4 17 カール・フロエルシュがヘイデン・アダムスを社交パーティーに招待する。其処でアダムスは、以下3名と友人となり、ユニスワップを成功に導く為に不可欠な存在となった。
①フィリップ・ダイアン
②ダン・ロビンソン
③アンディ・ミレニウス
2,018 5 DFINITY財団が50,000名以上の登録参加者に対し、35,000,000ドル相当のICPトークンの、ブロックチェーンネットワーク上で発行される2当事者間の債務や約束を表すデジタル資産であるIOUバージョンがエアドロップされる。
2,018 5 コンパウンド社が8,200,000ドルのシード資金調達を発表する。以下の会社が主導した。
①ベンチャーキャピタル会社のアンドリーセン・ホロウィッツ
②ブロックチェーン・暗号資産系プロジェクトへの投資に特化したベンチャーキャピタル会社のポリチェーンキャピタル
③アメリカの投資ファンドであるベインキャピタルのベンチャーキャピタル部門であるベインキャピタルベンチャーズ
又、以下が参加した。
①コインベースベンチャーズ
②トランスメディアキャピタル
③アブストラクトベンチャーズ
④サウスパークコモンズ
⑤コンパウンドVC
⑥ダンファ・キャピタル
2,018 5 匿名の愛好者グループ「チームロケット」によって、レイヤー1の分散型オープンソースのPoSブロックチェーン「アバランチ」を概念化され、IPFS(惑星間ファイルシステム)上で共有される。其の後、以下3名の研究によりアバランチが開発された。
①コーネル大学(アメリカのニューヨーク州トンプキンス郡イサカ)のコンピューターサイエンス准教授エミン・ギュン・シラー(主導者)
②博士課程マオファン・テッド・イン
③博士課程ケビン・セクニキ
研究段階を終えると、此の3名は、複雑な金融業界の要件を満たすネットワークを開発する為に「アバ・ラボ」を設立した。
2,018 5 3 此の日から3日間、トロントにて、イーサリアム開発者世界大会「エドコン2018」が開催される。ヘイデン・アダムスも出席した。アダムスにとって、セキュリティを通過して参加した初めてのイーサリアムカンファレンスとなった。アダムスは3日間、講演に出席したり、ユニスワップのデモを行ったりした。アダムスの友人4名が、沢山の人間にアダムスを紹介し、アダムスは、暗号通貨の人脈を拡げていった。アダムスは、ニューヨークに戻ると直ぐに「NYCブロックチェーンウィーク2018」へ参加した。そんな折、アダムスはイーサリアムウォレットのスタートアップである「バランス」創設者リチャード・バートンのツイートを見た。バートンはアダムスの自宅から15分の所に住んでいたので、訪ねてユニスワップのデモを行った。バートンは、人々がユニスワップを理解していないのは、アダムスの説明の仕方に問題が有ると指摘した。アダムスは、自分の役割は技術面であると考え、仕組みを聞かれた際、数式の説明から始める事が良く有った。バートンの指摘を受けアダムスは、人々が理解できる様に平易な説明をしなければならないと気付かされた。
2,018 5 29 ラルフ・バリックが、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で「次のパンデミックの脅威、其れがどの様なものになるのか、そして私達は其れに備えているのか」と題した35分程度の講演を行う。バリックは「此の講演をするのは少し不安だと正直に言わざるを得ません。何故なら私が破滅を予言する者としてレッテルを貼られるかも知れないからです」と前置きした上で、以下を予測した。
①偽の抗ウイルス薬の需要急増
②個人用防護具メーカーの巨額の利益
③世界的な経済崩壊
④ウイルスが科学者によって作られたという陰謀論の台頭
2,018 5 31 トロンがメインネットでローンチされる。
2,018 6 中国科学院武漢ウイルス研究所が、コウモリコロナウイルスの新たなキメラスパイクタンパク質を含んだ皮膚浸透ナノ粒子を、雲南省の洞窟の蝙蝠に感染させる計画を立てる。
2,018 6 既にイーサリアムベースのLoomという名のブロックチェーンプロジェクトが存在した事を背景に、ソラナビーチ(アメリカのカリフォルニア州サンディエゴ郡)に因み、プロジェクトを「ソラナ」としてリブランディングする。其の後「ソラナラボ社」を設立した。
2,018 6 1 イオス(EOS)のICOが終了する。結果、4,100,000,000ドルを調達した。又同日、取引手数料を無料とし、1秒間に数百万件の取引を可能とするイオス(EOS)のスマートコントラクトプラットフォーム「EOS.IO」がローンチされた。
2,018 6 4 バイエル社がモンサント社を66,000,000,000ドルで買収する。バイエル社は117年続いたモンサント社の名前を消す事で、数十年に渡り農家との取引やGMO(遺伝子組み換え作物)を推進してきた姿勢をバッシングされてきたネガティブなイメージを払拭する意図があった。
2,018 6 17 エンジン社が、ERC-1155トークン規格がイーサリアム財団によって正式に採用される。此れは、イーサリアムブロックチェーン上のNFT機能に於ける大きな進歩であった。更に同日、エンジン社は、ERC-1155トークン規格の初版をギットハブリポジトリに提出し、50回以上のリビジョンアップと400件以上のコメントを生み、コミュニティが活発化した。此れによりERC-1155は、優れたイーサリアムトークンにブラッシュアップされた。又同月、エンジンコイン(ENJ)はイーサリアムのメインネット上でローンチされた。
2,018 6 18 チリーズ社が、ブロックチェーン技術を活用したスポーツ向け投票プラットフォームである「ソシオス・ドットコム」を立ち上げる。暗号通貨は「チリーズ(CHZ)」である。運営はメディアレックス社が担った。ソシオス・ドットコムは、自分の好きなスポーツチームに影響を与える決定に直接投票する権利を付与する。投票の議題の例を以下に挙げる。
①新しいユニフォームデザインの選定
②エキシビションマッチの対戦相手の決定
③ファンによるチームにドラフトされる選手の決定
④新しいグッズのデザインの決定
スポーツチームには、PoAが採用され、ソシオス・ドットコムのサイドチェーンで発行されたファントークンが各々独自に存在し、スポーツチームがソシオス・ドットコムに加入する際は、其のファントークンの初期販売価格をチリーズ(CHZ)建てで決定する必要が有る。ファントークンは、FTO(ファントークンオファリング)にて決定された価格で先着順で購入が可能である。ユーザーは、公開されたFTOに関する以下の情報等を以って投資判断を行う事が出来る。
①開始日
②終了日
③ファントークンの開始価格
④FDV(完全希薄化後時価総額)
又ファントークンは、スポーツチームの裁量によって、以下のサービスと交換する事も可能である。
①VIP体験
②無料チケット
③限定商品
更に、ソシオス・ドットコムには、チリーズ・エクスチェンジと呼ばれるP2Pマーケットプレイスが存在し、ユーザー間で、ファントークンの交換や交流を行う事が出来る。
2,018 6 25 トロン(TRX)のERC-20トークンが正式にトロンに移行される。
2,018 7 以下3名によって、ブロックチェーンデータを効率的に検索する為のシステムを提供する分散型プラットフォーム「ザ・グラフ」がローンチされる。
①ヤニヴ・タル
②ヤニス・ポールマン
③ブランドン・ラミレス
2,018 7 ヘイデン・アダムスが、ユニスワップのスマートコントラクトを何度もリファクタリングする。又、ホワイトペーパーに取り組み、空き時間に暗号通貨のイベントに参加した。リチャード・バートンと以下のバランスのメンバーは、アダムスにオフィスを使う許可を与えた。
①クリスチャン・バローニ
②ジン・チン
③マイク・デメレ
バートンは、アダムスの資金が不足している事を知ると、個人的な助成金を与えて援助した。更にアダムスは、バランスのオフィスにて毎週水曜に開催される、暗号通貨プロジェクトに取り組んでいる全ての人間が招待され、毎週の進捗状況を共有する「ホワイトボード・ウェンズデー」のミートアップに参加した。夏が進むに連れてアダムスは、アンディ・ミレニウスがCTOを務める、メイカーDAOのオフィスに出入りする様になった。
2,018 7 5 ラーンチー(インドのジャールカンド州)の警察が、少なくとも5名の赤子を売ったとして、神の愛の宣教者会の修道女と女性職員の計2名を逮捕する。地元の児童福祉局が同会の男児である新生児が1名行方不明になっていると通報した事がきっかけであった。この新生児はウッタル・プラデーシュ州で1,700ドルで売買された。
2,018 7 5 ヘデラハッシュグラフ(HBAR)のICOが開始される。1HBAR=0.12ドルで取引された。
2,018 7 25 ジャスティン・サンが、ビットトレント社を120,000,000ドルで買収する事を発表する。サンは同社CEOに就任した。其の後ビットトレントネットワークは、独自のユーティリティトークンである「ビットトレント(BTT)」をローンチした。此の買収により、ビットトレント社の「ルールではなくオプションのインターネットを構築する」という使命が更に強化された。
2,018 7 31 ヘイデン・アダムスが、ユニスワップがイーサリアム財団から助成金を受けとる事が決定した旨のメールを受け取る。
2,018 8 ドイツの総合化学メーカーであるBASF社がモンサント社のグルホシネート関連事業の買収を完了する。
2,018 8 10 アメリカのサンフランシスコ地裁が、グリホサート系除草剤ラウンドアップと「レンジャー・プロ」がグラウンドキーパーの非ホジキンリンパ腫を齎したと判断し、陪審員がモンサント社の行為を「悪意がある」と認定、2名の幼い子供を持ち癌末期であるデウェイン・ジョンソンに289,000,000ドルの支払いをバイエル社に命じる。
2,018 8 15 ヘデラハッシュグラフ(HBAR)のICOが終了する。約100,000,000ドルを調達した。
2,018 8 16 ビオンテック社が、インフルエンザ予防の為のmRNAベースのワクチンを開発する為、ファイザー社と複数年にわたる研究開発提携を結んだ事を発表する。ビオンテック社は、ファイザー社から契約一時金・株式・短期研究費として120,000,000ドルを受け取り、開発・規制・商業上のマイルストーンとして最大305,000,000ドル、最大2桁のロイヤルティを受け取る資格を得た。さらにプログラムが商業化に達した場合、世界的な売上に応じて最大2桁の段階的なロイヤルティを受け取る事になった。ビオンテック社の人間に対する臨床研究完了後、ファイザー社がmRNAベースのインフルエンザワクチンの更なる臨床開発と商業化に関し単独で責任を負う事となった。
2,018 8 28 ビル・ゲイツがジョン・ハンコック生命保険会社からワシントン州東部の14,500エーカーの農地を171,000,000ドルで取得する。この取引には幾つかの企業が絡んでおり、その中にワシントン州カークランドにあるゲイツのコットンウッド・アグ・マネジメントと同じ住所にオフィスのある、ルイジアナ州に本社を置くアンジェリーナ・アグ・カンパニーが含まれていた。
2,018 8 30 TVM(トロン仮想マシン)の稼働が開始される。此れにより、Solidityで記述されたスマートコントラクト機能が有効となった。
2,018 9 イーサレンドが、フィンランド語で幽霊を意味する「アーベ」としてリブランディングされ、P2P貸付モデルから流動性プールモデルに移行する。
2,018 9 オフチェーンデータをブロックチェーンに伝達するための分散型オラクルネットワーク、またはブロックチェーン抽象化レイヤーである「チェーンリンク」が、ホワイトペーパーにて提案される。同月チェーンリンクのICOが行われ、32,000,000ドルの調達に成功した。
2,018 9 7 此の日から6日間、上海国際ブロックチェーンウィークが開催される。以下の内容であった。
①万向ブロックチェーンハッカソン(7~9日)
世界中から開発チームが集い、限られた時間内でアイデアを発表し合う。
②テック・オープン・デイ(10日)
以下のトピックに焦点を当て、ブロックチェーンプラットフォームの基盤技術に対する理解を深める。
❶コンセンサスメカニズム
❷サイドチェーン
❸クロスチェーンシステム
❹プライバシー保護
③第4回グローバルブロックチェーンサミット
様々な業界の代表者を招き、ブロックチェーン技術によって可能になるソリューションに関する洞察を共有し、将来の産業用途に於けるブロックチェーン技術の真の価値を構想する。
ヘイデン・アダムスは此のイベントに3日間参加した。
2,018 9 8 ヘイデン・アダムスが、香港にて開催の、イーサリアムに関するアプリケーションやミドルウェアを手掛ける中国のスタートアップ企業のリンクタイム社主催のカンファレンス「ETHIS(イーサリアム・インダストリー・サミット)」に参加する。アダムスは、パネルディスカッションに招待されていた。又、ヴィタリック・ブテリンと再会し、完成したユニスワップのコードを見て貰った。ブテリンは、ランタイム・ベリフィケーション社も見逃したエラーを見付けた。其れは「recipient」を「recipeint」と書いたスペルミスだった。約20回此のミスをしていた。更に、偶然にもイーサリアム2.0に関するイーサリアム財団のインタビューに遭遇し、ミームの話題になった。そしてアダムスは、ニューヨークに戻った後、本月下旬にイーサリアムカンファレンス「デブコン4」にてユニスワップをローンチする事を決意した。
2,018 9 12 EC(欧州委員会)とWHOが共同で「グローバル・ワクチン接種サミット」を開催し、西暦2,022年にワクチンを接種したかどうかのパスポートの導入を計画する。
2,018 9 17 テゾス財団がテゾス(XTZ)のメインネットをローンチする。
2,018 9 27 イーサリアムブロックチェーン上に構築された、ユーザーがデジタル資産を完全に自動化された方法で、仲介者無しで貸し借りする事が出来るDeFi(分散型金融)プラットフォームである「コンパウンド」がローンチされる。
2,018 10 1 チリーズ(CHZ)トークンが、イーサリアムのメインネット上でローンチされる。当初はERC-20トークンとして発行された。又、供給量は8,800,000,000であった。ERC-20及びBEP-20との互換性が有る為、ハードウェアウォレットを含む、イーサネット対応のウォレットを使用してチリーズ(CHZ)にアクセスして、取引を行う事が出来る。
2,018 10 26 以下の3社が、イーサリアムブロックチェーン上で実行されるビットコイン(BTC)のトークン化されたバージョンである暗号通貨「ラップドビットコイン(WBTC)」を発表する。
①ビットゴー社
②カイバーネットワーク社
③レン社
イーサリアム上でビットコインを利用出来る様にする事を目的としており、ERC-20に準拠し、イーサリアムのDappのエコシステムに完全に統合する事が出来る。レートは、1WBTC=1BTCで連動される仕様となっている。
2,018 10 29 ヘイデン・アダムスがプラハに入る。
2,018 10 30 此の日から4日間、イーサリアムカンファレンス「デブコン4」が、プラハのコンベンションセンターで開催される。イーサリアムのエコシステムとコミュニティがヨーロッパに戻る機会となった。デブコン3の略2倍の3,000名弱が参加し、講演・体験・成熟したアプリケーションエコシステムから成るチーム・企業支援で満ち溢れた。
2,018 11 2 ユニスワップが正式に発表され、スマートコントラクトがイーサリアムメインネットにデプロイされる。暗号通貨は「ユニスワップ(UNI)」である。ヘイデン・アダムスは、ツイッターの自身のフォロワー約200名に対し、ユニスワップ発表のツイートをした。
2,018 11 15 以下2点を理由にビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークが行われ、「ビットコインSV(BSV)」が誕生する。
①ビットコインキャッシュ(BCH)が実装したスケーラビリティ機能は、ビットコイン(BTC)の継続的な要求を満たすには不十分である
②ビットコインプロトコルのバージョン0.1で示されたオリジナルのビットコイン設計に戻す
ビットコインプロトコルを技術的に進歩させて、ネットワークの取引に於けるスループットを高め、スケーラビリティを大幅に向上させる事を目的とした。此のサトシ・ナカモトのビジョンに因んで「ビットコイン・サトシ・ビジョン」の略称としてビットコインSVと名付けられた。スループットの向上を意図し、ビットコインSVプロトコルのブロックサイズは128MBで設計され、ブロック毎により多くのデータを含ませている。又、各取引で検証が必要なデータ量を削減している。此れも、スループットの向上に寄与している。
2,019 ソノマ郡監督委員会がボヘミアンクラブに対し「本年を以って法執行機関の警備の提供を終了する」と通達する。
2,019 アメリカ科学技術政策局が、機能獲得研究の一時停止の一部が、改定されたアメリカ政府の監視プロセスの下で解除する。此の解除は公表されなかった。河岡義裕のH5N1インフルエンザウイルスに関する研究も再開を承認された。
2,019 1 ザ・グラフ・ファウンデーションが、Web3及びDeFiアプリ向けに、2,900以上のブロックチェーン上のデータを簡単に検索出来るサブグラフを備えたホスト型サービスと、グラフエクスプローラの提供を開始する。
2,019 1 15 ANSESがリヨン(現在のフランスのメトロポール・ド・リヨン県)の行政裁判所による、規制当局が安全上の懸念を考慮せずにラウンドアップの販売許可を出したとする判決を受け、「ラウンドアッププロ360」を即日販売禁止されたと発表する。
2,019 1 31 ラップドビットコイン(WBTC)がローンチされる。
2,019 2 インターネット・オブ・サービス・トークン(IOST)が、メインネットでローンチされる。
2,019 3 THETA.tvの、4K・8K・VRビデオを世界中に効率的に配信するという問題を解決する為に立ち上げられた、P2Pで共有出来る分散型の動画配信プラットフォーム「シータ・ネットワーク」がローンチされる。暗号通貨は「シータ(THETA)」である。
2,019 3 コスモス・ネットワークのメインネットがローンチされる。
2,019 4 ラッソーが農民に神経損傷を与えたとしてモンサント社に有罪判決が下る。
2,019 4 コストコが全店舗でラウンドアップの仕入れと販売を中止する。
2,019 4 7 GPS衛星に搭載されている週の積算データに関し、西暦1,999年8月21日と同様の事象が発生する。
2,019 4 8 ATSDR(アメリカ有害物質疾病登録局)が「グリホサートと非ホジキンリンパ腫との因果関係の可能性は否定できない」という主旨のグリホサートに関する報告書の草案を公表する。
2,019 4 10 ベトナム農業農村開発省がグリホサートの使用を禁止する。同省は西暦2,016年4月、グリホサートを有効成分とした農薬の新規登録を中止し、以降同除草剤が人の健康や自然環境に与える影響を精査してきた。
2,019 5 13 アメリカのカリフォルニア州の夫婦がラウンドアップが原因で癌を発症したとして賠償を求めた訴訟に於いて、カリフォルニア州裁判所の陪審がバイエル社に対し2,000,000,000ドルの支払いを命じる陪審評決が下される。1,000,000,000ドル/原告1名という賠償額は、西暦2,017年にモンサント社が農薬部門で得た利益892,000,000ドルに基づいている。
2,019 5 30 以下3名が、ブロックチェーンが外部データにアクセス出来ないという特性に起因する「ブロックチェーンオラクル問題」に対処する為に「チェーンリンク」を、イーサリアムメインネットでローンチする。暗号通貨は「チェーンリンク(LINK)」である。
①スティーブ・エリス
②アリ・ジュエルズ
③セルゲイ・ナザロフ
此の時プロトコルは、3つのオラクルノードによって保護された単一のETH/USD価格フィードをサポートしていた。
2,019 6 19 シルビオ・ミカリが開発した、ブロックチェーンと現実世界を接続する為に設計された純粋なPoSのレイヤー1ブロックチェーンプロトコルである「アルゴランド」がローンチされる。暗号通貨は「アルゴランド(ALGO)」である。又、LaTeXの開発者レスリー・ランポートが提唱した、中央の管理システムが存在せず、参加者の中に故障したコンピュータや悪意を持った個人が紛れ込んでいる状態で、全体で正しいコンセンサスが得られるのか、というビザンチン将軍問題をクリアした上で構築されており、オープンソースとなっている。アルゴランドの特徴として、フォーク(ブロックチェーンの分岐)が発生しない事が挙げられる。2つのブロックが存在するケースにおいて、2つが同時に繋がる事ができない仕組みを構築する事で、以下を防いでいる。
①新しい暗号資産の誕生
②ユーザーの投資資金の分散
③価格の上昇
2,019 6 27 カカオの子会社のグラウンドX社が開発したブロックチェーン「クレイトン」のメインネット「サイプレス」がオープンソースで公開される。暗号通貨は「クレイトン(KLAY)」である。
2,019 7 ソラナが資金調達を終了する。様々なプライベートトークンを販売し、20,000,000ドル以上を調達した。
2,019 7 2 オーストリア国民議会(下院)がグリホサートの使用を全面禁止する法案を可決する。 SPÖ(社会民主党)議長パメラ・レンディ・ワーグナーは「グリホサートの発癌性を裏付ける科学的証拠は増えており、私達の身の回りからこの毒物を追放する事は、我々の責務だ」とした。
2,019 7 6 ジェフリー・エプスタインが、パリから自家用機で帰国した際、テターボロ空港(ニュージャージー州)にて性的虐待で逮捕される。 西暦2,002年から2,005年迄、マンハッタン、ニューヨーク、パームビーチの自宅で14歳を含む未成年の少女数十名を性的に搾取した罪で禁錮45年の有罪判決が下され、収監された。
2,019 8 7 EPA(アメリカ環境保護庁)が除草剤に用いられているグリホサートに「発癌の恐れがある」と表示する事を禁止するガイダンスを発布する。FIFRA(連邦殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法)が規定する誤表示に該当するとした。
2,019 8 10 ジェフリー・エプスタインが、再審の申し立てで逮捕、勾留されていたニューヨーク州の拘置所内で死去。
2,019 9 CDCの武漢支部がPCR検査キットの入札を行う。
2,019 9 4 ビオンテック社が、ビル&メリンダ・ゲイツ財団とHIV及び結核プログラムを共同開発し、感染症ポートフォリオを更に拡大すると発表する。またこの提携には、ビル&メリンダ・ゲイツ財団によるビオンテック社の3,100,000株の55,000,000ドルでの購入が含まれ、同月14日迄に完了する予定であるとし、この資金は、HIVと結核の感染を予防し、抗レトロウイルス療法を必要としないHIV疾患の永続的な寛解をもたらす前臨床ワクチンと免疫療法の候補を開発する為に使用される、とした。この時点でビオンテック社は、癌や他の慢性疾患に対する患者固有の免疫療法を手掛けていた。
2,019 9 16 ヘデラハッシュグラフのパブリックβ版が、メインネット上でローンチされる。此れにより、開発者自身が独自のDAppを構築出来る様になった。
2,019 9 18 西暦2,019年10月18日に湖北省武漢市で開幕される第7回世界軍人運動会に参加する外国人選手や其の関係者の入国管理・携行品・諸機材の通関を順調に行う為に検査を兼ねた予行演習が、武漢天河国際空港にある武漢税関の連合軍運動会執行委員会によって実施される。訓練は「国境の安全を守り、軍人運動会の無事を保障する」をテーマに実践形式で行われ、旅客通路で基準値以上の放射性物質が発見された際の応急処置及び、空港検問通路で新型コロナウイルスの感染が発見された際の応急処置である以下の訓練を主に行った。
①流行病学調査
②医学的ローラー作戦
③臨時検疫区域の設置
④隔離収容
⑤病人の移送や衛生的処理
2,019 9 19 ID2020アライアンスが、ニューヨークにて年次サミットを開催し、以下の協力の下にデジタルIDプログラムを開始する事を発表する。
①バングラデシュ
②GAVIアライアンス
③各国政府
④学界の代表
⑤人道支援分野の新たなパートナー
ID2020アライアンスは、以下と提携して、生体認証とブロックチェーンを組み合わせたデジタルIDプログラムを立ち上げた。
①a2i
②DGHS(バングラデシュ保健サービス総局)
内容としては、ワクチン接種がデジタルIDのプラットフォームとして機能する機会を活かし、既存のワクチン接種及び出生登録業務を利用して、新生児に持続的でポータブルな生体認証連携型のデジタルIDを提供する、というものであった。
2,019 10 11 ビオンテック社がNASDAQに上場する。
2,019 10 18 以下が共同で、ザ・ピエール・ア・タージホテル(アメリカのニューヨーク州ニューヨーク市東61番街)にて「イベント201」という深刻なパンデミックが発生した際の経済的、社会的影響を最小化する為のシミュレーションを行う。
①ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センター
②WEF
③ビル&メリンダ・ゲイツ財団
以下の新型人獣共通コロナウイルスの発生シナリオがシミュレートされた。
新型人獣共通コロナウイルスは、蝙蝠から豚を経由して人に伝染し、最終的には人から人へと効率的に感染する様になり、深刻なパンデミックを引き起こす。此の病原体と其れが引き起こす病気は、主にSARSをモデルにしているが、軽症の人々によって地域社会での伝播性がより高くなっている。病気はブラジルの養豚場で静かにゆっくりと始まり、最初は医療現場でより急速に広がり始める。其の後、南米の幾つかの大都市の低所得で人口が密集した地域で、人から人への効率的な感染が始まると、流行は爆発的に拡大する。最初に航空便でポルトガル・アメリカ・中国へと輸出され、其の後、更に多くの国々に広がる。最初は一部の国で制御可能だったが、感染は再び広がり、最終的にはどの国も制御出来なくなる。最初の1年でワクチンが利用可能になる可能性は無い。架空の抗ウイルス薬が有り、病気に罹った人を助ける事が出来るが、病気の拡散を大幅に抑える事は出来ない。人類全体が感染する可能性が有る為、パンデミックの初期数ヶ月間、累積症例数は指数関数的に増加し、毎週倍増していく。そして、症例数と死亡者数が増加するに連れて、経済的及び社会的影響は益々深刻になる。シナリオは18ヶ月時点で終了し、死亡者数は65,000,000人に達する。パンデミックは、感染の可能性の有る人々の減少により、徐々に減速し始める。効果的なワクチンが開発されるか、世界人口の80~90%が感染する迄、パンデミックはある程度の規模で続く。其の後、此のウイルスは、恐らく子供に多く見られる風土病になる。
2,019 11 18 メイカーのプロトコルがマルチコラテラルDAIにアップグレードする。暗号通貨は「メイカー(MKR)」である。ベーシック・アテンション・トークン(BAT)が第2の担保として、投票で選ばれた。
2,019 12 カタパルトが、名称変更を意図し、本月から翌月に掛けてのユーザー投票が行われる。結果「シンボル」に決定された。
2,019 12 9 河岡義裕の研究グループの3名が、ウィスコンシン大学マディソン校のインフルエンザ研究所のBSL-3-Agラボにて、遺伝子操作ウイルスを扱う実験中にエアホースが外れるという事故を起こす。西暦2,011年8月に物議を醸したH5N1亜型ウイルスの機能獲得実験でも使用された以下のウイルスのイタチを使った実験の最中であった。
①VN1203HA(変異体であるN158D・N224K・Q226L・T318Iを含む)
②CA04
経験豊富な2名の研究者が、伝播実験の一環として、遺伝子操作されたH5N1ウイルスや他の野生型インフルエンザ株に感染したフェレットからサンプルを採取しながら、同僚1名の訓練をサポートしていた。3名共個人用防護具を何層にも重ねて着用していた。其の中で最も重要な防護具の1つがPAPR(動力式空気清浄呼吸器)であった。此れはラボの空気を吸い込む事を防ぐ為であった。頭部をフェイスプレート付きの保護フードで覆い、ベルトに取り付けられた送風機が、チューブを通して背中から頭の後ろにかけて存在するフードに清浄な空気を提供する。しかし訓練中の1名のPAPRのホースが何らかの理由で外れ、実験室の汚染された空気中でぶら下がった。此の1名は隔離されたが、隔離が終了する前にインフルエンザ研究所のコンプライアンス担当者が解放した。此の事故発生後、ウィスコンシン大学マディソン校は、病気や暴露は無かったというスタンスを取ったものの、NIHのプログラム担当者とCDCの特定病原体研究所の規制当局には即座に報告した。しかし、アメリカ公衆衛生局や監視機関へは報告せず、隠蔽が行われた。
2,019 12 11 武漢市の華南海鮮市場で働いていた新型コロナウイルスの最初の感染者の女性の症状が出始める。
2,019 12 12 河岡義裕の研究グループが、西暦2,019年12月9日のインフルエンザ研究所内の事故に関し、NIAIDに電話で報告する。
2,019 12 12 未使用のストレージを公開市場で売買できる分散型ネットワーク「ファイルコイン」がテストネットで正式ローンチされる。暗号通貨は「ファイルコイン(FIL)」である。
2,019 12 13 河岡義裕の研究グループが、西暦2,019年12月9日のインフルエンザ研究所内の事故に関し、NIAIDと話し合いを行う。
2,019 12 16 河岡義裕の研究グループが、西暦2,019年12月9日のインフルエンザ研究所内の事故に関し、NIAIDと話し合いを行う。NIAIDは、河岡達に対し、事故の概要を文書で提出する様依頼した。
2,019 12 19 河岡義裕の研究グループが、西暦2,019年12月9日のインフルエンザ研究所内の事故に関し、NIAIDに文書で報告する。
2,019 12 30 石正麗が、武漢に戻る列車の中で、同僚と共に、患者サンプルの検査を即座に始める方法に就いて話し合う。最終的に石達は、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)でウイルスの遺伝子を増幅して検出する事で、患者7名中5名に、全コロナウイルスに共通する遺伝子配列が含まれている事を発見した。
2,019 12 30 19時、中国科学院武漢ウイルス研究所に、武漢市疾病予防センターが、異常肺炎の2人の入院患者から新しいコロナウイルスを検出したサンプルが到着する。直後、石正麗は、中国科学院武漢ウイルス研究所所長王延軼から電話を受け、調査を依頼された。
2,020 1 7 此の日迄に、石正麗の研究グループが、以下の分析結果から、新型ウイルスが患者たちの病気の原因である事を突き止める。最終的に此のウイルスは「SARS-CoV-2」と名付けられた。
①PCR
②全ゲノム解析
③血液サンプルの抗体検査
④シャーレ内の人間の肺細胞へ感染させる
SARS-CoV-2のゲノム配列は、雲南省のキクガシラコウモリで特定したコロナウイルスと96%同一であった。
2,020 1 8 イーサリアム上で「アーベV1」 がローンチされる。此れによりユーザーは、スマートコントラクトを利用し、預金から利息を得たり、銀行や仲介者を介さず暗号資産を貸し借りする事が可能となった。貸し手は報酬を得る為に流動性プールに資金を供給し、借り手はプールから資金を引き出してローンを組む事が出来る。
2,020 1 10 カタパルトのパブリックテストネットがローンチされる。
2,020 1 26 ビル&メリンダ・ゲイツ財団とアメリカ製薬会社大手のジョンソン・エンド・ジョンソン、イーライ・リリー、ノバルティス、ファイザー、グラクソ・スミスクラインが、アフリカ6ヶ国での医療アクセス向上の為「ラストマイルヘルス・アンド・リビンググッズ」を発足する。3年間のコミュニティ・ヘルス・ワーカー育成プログラム「ヘルスワーカー・トレーニング・イニシアチブ」に各々1,500,000ドルを投じる計画が立案された。
2,020 2 1 シンボルのティッカーシンボルが「XYM」に決定される。
2,020 2 5 河岡義裕の研究グループが、西暦2,019年12月9日のインフルエンザ研究所内の事故に関し、ウィスコンシン大学マディソン校バイオセーフティ委員会に報告する。
2,020 2 10 ウィスコンシン大学マディソン校が、西暦2,019年12月9日のインフルエンザ研究所内の事故に関し、NIHの科学政策局に報告する。
2,020 3 コンパウンド(COMP)トークンがローンチされる。暗号通貨をイーサリアムブロックチェーン上のコンパウンドプロトコルに貸したいユーザーは、ERC-20トークンであるcトークンを受け取る。貸し手の流動性プールへの出資分を表し、利息が発生する。コンパウンドは、貸し手を保護する為に、過剰担保戦略を採用しており、借り手は、借入額よりも高い価値の担保を提供する必要が有る。此れにより、システムの安全性が確保され、デフォルトのリスクが軽減される。
2,020 3 アバランチコンセンサスプロトコルの、次世代ブロックチェーンプラットフォーム向けコードベース「AVA」がオープンソースとなる。
2,020 3 13 ビル・ゲイツが、ビル&メリンダ・ゲイツ財団で取り組んでいる気候変動・教育・公衆衛生に関わる慈善事業に専念する事を名目に、マイクロソフト社の取締役を退任する。同社CEOサティア・ナデラ等へのテクノロジーアドバイザーの役割は続ける、とした。又同時にゲイツは、2,004年から務めていた友人ウォーレン・バフェット率いるアメリカの投資会社「バークシャー・ハザウェイ」の取締役の退任を発表した。ゲイツは「バークシャー・ハザウェイとマイクロソフト社のリーダーシップは嘗て無く強くなっている為、このステップを踏むのに適切な時期だ」と説明した。
2,020 3 16 ソラナの、暗号通貨を送付する為の取引情報集めて格納したブロックが、初めて作成される。
2,020 3 17 以下2社が、新型コロナウイルス感染症を防ぐ為のSARS-CoV-2mRNAワクチンプログラムであるBNT162を共同開発する事で合意する。
①ビオンテック社
②ファイザー社
翌月末迄に臨床試験が開始されるとした。
2,020 3 23 22時から翌日4時に掛けて、ソラナが、暗号通貨取引所「コインリスト」で行われたパブリックトークンオークションにて1,760,000ドルを調達する。平均価格は0.22ドルであった。
2,020 3 24 ソラナが、メインネットβ版でローンチされる。暗号通貨は「ソラナ(SOL)」である。
2,020 3 25 メイカー財団が、メイカー(MKR)トークン保有者で構成される「メイカーDAO」に管理権を移行する。
2,020 4 1 USAIDが、西暦2,019年9月に資金の期限が切れたエコヘルス・アライアンスによるプログラムの6ヶ月間の緊急延長として、2,260,000ドルの資金提供を行う。
2,020 4 15 HPVワクチン薬害訴訟全国原告団及びHPVワクチン薬害訴訟全国弁護団が、MSD社のガーダシルの後継商品である子宮頸癌予防9価ワクチン「シルガード9」に関し、第22代厚労大臣加藤勝信に対し「シルガード9の承認審査に関する意見書」を提出する。
2,020 4 20 第8代マダガスカル大統領アンドリー・ラジョエリナが、アンタナナリボ(マダガスカル)で行われた式典で、マラリア治療で実証された効能を持つアルテミシニンが抽出される蓬と、その他の在来ハーブから作られた、IMRA(マダガスカル応用研究所)が製造したハーブティーであるCVO(コビッド・オーガニックス)を飲む。ラジョエリナは、CVOは、COVID-19の感染予防や治療に役立ち、7日で効果を表す、と発表し、此の治療法で2名が治癒した、と閣僚・外交官・ジャーナリストに語り、CVOを学童に提供する意向を示した。此の式典はテレビでも放送された。此れを受けてCDCは「此れ等の代替治療法がCOVID-19によって引き起こされる病気を予防又は治療出来るという科学的証拠はありません。実際、一部のものは摂取する事が安全で無い可能性が有ります」と声明を出した。数日の内に複数のアフリカ諸国やハイチから出荷の問い合わせが有った。ラジョエリナは、まだ輸出は出来ないが、サンプルを無償で提供する事で合意した。そして翌月には、アフリカおよびカリブ諸国の19ヶ国以上が、CVOの供給を受けた。
2,020 4 24 エコヘルス・アライアンスのプロジェクトへの資金提供が、NIHによって突如終了される。
2,020 4 24 WHOが、以下3機関と共同で、COVID-19のパンデミックに終止符を打つための全面的なグローバルな解決策を導くという名目で「ACT(アクセス・トゥー・COVID-19・ツールズ)アクセラレーター」を立ち上げる。
①EC
②フランス政府
③ビル&メリンダ・ゲイツ財団
第9代国連事務総長アントニオ・グテーレス等の支援を受けた。ACTアクセラレーターには以下の機関等が参加した。
①CEPI
②FIND(革新的新規診断薬財団)
③GAVIアライアンス
④グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)
⑤ユニットエイド
⑥ウェルカム・トラスト
⑦世界銀行
ACTアクセラレーターの柱の1つとして、GAVIアライアンスが以下の項目の総合調整機能を担うCOVAX(COVID-19・ワクチン・グローバル・アクセス)が有った。
①CEPIによるワクチン開発支援
②先進国・上位中所得国政府によるワクチン購入予約と一定の前払金支払い
③WHOによるワクチンの安全性・有効性の審査
④ユニセフ等による製薬
2,020 5 14 ブルンジ外務省から、以下4名に対し同月12日に送付された書簡が手渡される。ブルンジ政府が、4名に対し翌日迄に退去する様命じる内容であった。
①WHOブルンジ責任者ウォルター・カザディ・ムロンボ
②WHOフィールド疫学者ジャン・ピエール・ムルンダ・ンカタ
③WHO保健部門コーディネーターのルハナ・ミリンド・ビシムワ
④WHO保健部門コーディネーターのダニエル・タルジー
2,020 5 20 ブルンジ大統領選が行われ、与党CNDD-FDDのエヴァリスト・ンダイシミエが当選する。
2,020 5 20 アンドリー・ラジョエリナが、自身のツイッターアカウントで、マダガスカル政府とWHOが、CVOの配合に関する機密保持契約を結び、臨床観察を行う事を発表する。
2,020 5 21 以下2名がビデオ会議を行い、マダガスカル政府とWHOが、COVID-19の治療法の研究開発で協力する事を発表する。
①アンドリー・ラジョエリナ
②テドロス・アダノム
WHOは「非薬品的な蓬の使用を推奨していません。科学的に証明された伝統医学を支持します。伝統的・補完的・代替医療には多くの利点が有ります」とした。
2,020 5 21 マスターカードが、ID2020アライアンスに参加した事を発表する。
2,020 5 26 ポルカドットネットワークのブロックチェーンに於ける最初のブロックであるジェネシスブロックが、PoAネットワークとしてローンチされる。暗号通貨は「ポルカドット(DOT)」である。ガバナンスは、Web3財団が保有する、単一のUNIX系で使用出来るコマンドであるSudoのキーに制限され、ローンチプロセスを完了する為に必要なコマンドやアップグレードを提供していた。
2,020 5 26 NFTゲームプラットフォーム「プレイマイニング」がローンチされる。基軸通貨は、P2E(プレイ・トゥ・アーン)型の報酬トークン「ディープコイン(DEP)」である。
2,020 6 ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、以下2ヶ所に対し、条件付資金提供を約束する。
①オックスフォード大学に於けるアストラゼネカ社のワクチン開発:750,000,000ドル
②セラム・インスティテュート・オブ・インディア:150,000,000ドル
2,020 6 コンパウンド(COMP)トークンのプロジェクトが、コミュニティガバナンスへ移行する。
2,020 6 1 オミセゴーが、オーエムジーネットワークにリブランディングされる。
2,020 6 3 以下2名が提唱した、COVID-19パンデミックを世界経済の大転換の機会と捉えるべきであるとする「グレート・リセット」の開始式が執り行われる。
①クラウス・シュワブ
②チャールズ3世
以下の人間等が登壇し、スピーチした。
①チャールズ3世
②IMF専務理事クリスタリナ・ゲオルギエヴァ
③第9代国連事務総長アントニオ・グテーレス
④ITUC(国際労働組合総連合)書記長シャラン・バロウ
⑤マイクロソフト社社長ブラッド・スミス
⑥BP社CEOバーナード・ルーニー
⑦マスターカード社CEOアジェイ・バンガ
グレート・リセットには以下の3つのアジェンダが掲げられた。
①市場をより公平な方向へ導く必要が有る。税収の減少と公的債務の急増が進んでいる為、各国政府は、税制・規制・財政政策の調整を強化し、貿易協定を見直して、ステークホルダー経済の条件を整える必要が有る。又、より公平な社会を実現する為に、各国政府は、必要とされながら長らく実施されて来なかった以下の改革を進めるべきである。
❶富裕税の見直し
❷化石燃料補助金の撤回
❸知的財産・貿易・競争を規制する新たなルールの導入
②投資が平等や持続可能性等の共通の目標を推進する事を確実にする必要が有る。多くの政府が実施している大規模な支出プログラムは、此の目標を達成する為の大きな機会となる。例えば、欧州委員会は750,000,000,000ユーロの復興基金の計画を発表した。アメリカ・中国・日本も又、野心的な経済刺激策を講じている。此れ等の資金や、民間企業・年金基金からの投資を、旧来のシステムの改修に充てるのでは無く、長期的に見てより回復力が有り、公平で持続可能な新しいシステムを作る為に使うべきだ。此れは、例えば、グリーンな都市インフラを構築し、ESG指標を向上させる為のインセンティブを産業界に与える事を意味する。
③第4次産業革命のイノベーションを活用し、特に健康や社会的課題への取り組みを通じて、公共の利益を支援する必要が有る。COVID-19の危機の間、企業・大学等が協力して、以下の提供に取り組んできた。
❶診断
❷治療
❸ワクチン開発
❹検査センターの設立
❺感染追跡システムの構築
❻遠隔医療
凡ゆる分野で同様の協調的な取り組みが行われれば、どれ程の可能性が広がるか想像してみて欲しい。
2,020 6 4 朝、スタンフォード大学メディカルセンターと共同で健康医療関連のデータ構築に取り組むエビデーション・ヘルス社が、行動と症状のデータを分析してCOVID-19の早期警告アルゴリズムを開発する研究イニシアチブを発表する。此の取り組みは、以下の資金提供を受けている。
①HHS(アメリカ保健福祉省)内のASPR(戦略準備対応局)に属するBARDA(生物医学先端研究開発局)
②ビル&メリンダ・ゲイツ財団
エビデーション・ヘルス社は、医療研究のために個人が健康データを共有するのを支援する非営利団体「4ユーアンドミー」と協力し、300名の参加者から、自己申告や、ウェアラブル端末によってデータを収集した。此の研究グループは、以下で構成された。
①医療従事者
②救急隊員
③COVID-19への感染リスクの高い其の他個人
2,020 6 6 第9代ブルンジ大統領ピエール・ンクルンジザが、ンゴジ(ブルンジ)でバレーボールの試合を手伝う。夕方、ンクルンジザは体調不良を訴え入院した。
2,020 6 7 ピエール・ンクルンジザの体調が、付き添いの者と会話出来る程度に回復する。
2,020 6 8 ピエール・ンクルンジザの体調が急変し、其の儘死去する。ブルンジ政府当局は、ンクルンジザが心停止に陥った後、蘇生措置を行ったが失敗したと公表した。
2,020 6 18 ピエール・ンクルンジザの急死を受け、エヴァリスト・ンダイシミエが、2ヶ月前倒しで第10代ブルンジ大統領に就任する。本来ブルンジ憲法に則れば、大統領が在任中に死去した場合は、国会議長パスカル・ニヤベンダが後任となるが、ブルンジ憲法裁判所の判決により、ンダイシミエの就任式が前倒しで執り行われた。
2,020 6 18 ポルカドットネットワークが、PoAから、第2段階と位置付ける、コンセンサスアルゴリズムである「NPoS(ノミネーテッド・プルーフ・オブ・ステーク)」に移行する。
2,020 7 2 ビル・ゲイツの従兄弟であり、ジェフリー・エプスタインの元恋人のギレーヌ・マクスウェルが、以下の容疑等の6つの罪でで逃走先のニューハンプシャー州でFBIに逮捕される。
①性犯罪目的の未成年者誘拐
②児童の性的人身売買
③少女売春斡旋
④共謀罪
⑤偽証罪
ギレーヌの父でモサドのエージェントであったロバート・マクスウェルはマザー・テレサに資金提供を行っていた。
2,020 7 13 オープン・ソサエティ財団がブラック・ライブズ・マターへの220,000,000ドルの投資を発表する。
2,020 7 15 アバランチ(AVAX)のICOが開始される。需要が多かった為、僅か4時間33分で打ち切られ、総供給量の約10%に当たる72,000,000AVAXトークンを販売し、同日中に終了した。目標額を超える37,500,000ドルの調達に成功した。レートは1AVAX=0.5ドルであった。トークンには1年間のベスティング期間が設けられていたが、ロックアップ無しでトークンを購入する場合は、1トークンに付き0.85ドルを支払う必要が有った。
2,020 7 20 Sudoモジュールが、ランタイムアップグレードにより削除される。此れにより、ブロックチェーンに於けるモジュールが、ポルカドット(DOT)トークン保有者の手に渡り、ポルカドットネットワークは、中央集権的な権限の管理下では無くなった。
2,020 7 21 厚労省がシルガード9の製造販売を認可する。
2,020 7 27 ザ・グラフの、新規のブロックチェーンネットワークをテストする為のプログラムであるインセンティブテストネット「ミッション・コントロール」のローンチが発表される。
2,020 8 セラム・インスティテュート・オブ・インディアが、以下の2団体と連携して、低・中所得国向けに最大100,000,000回分のCOVID-19ワクチンを製造する事で合意する。
①ビル&メリンダ・ゲイツ財団
②GAVI
2,020 8 18 16:39(協定世界時)、ポルカドットネットワークのバランス・トランスファー機能が、ブロック番号1_205_128で有効化される。
2,020 8 28 個人又は団体である「シェフ・ノミ」が、ユニスワップ(UNI)のフォークとして、ユニスワップ(UNI)のオープンソースコードを基に開発された、仲介者を必要とせずに暗号通貨取引を提供する手段であるAMM(自動マーケットメーカー)を備えたDEX(分散型取引所)である「スシスワップ」が開始される。暗号通貨はスシスワップ(SUSHI)である。スマートコントラクトを利用して、様々なトークンペアの取引をスムーズに行える様にしている。スシスワップ(SUSHI)は、ノンカストディアル取引を求めるDeFiトレーダー・機関をターゲットとしており、他の取引所に比して平等主義的なガバナンスアプローチを採っており、ネイティブトークンをガバナンス提案の投票に使用出来る。又、以下の3つの製品を有する。
①ベントー・ボックス
DeFi上で暗号資産を預けて流動性を提供する事により利益を得るシステムであるイールドファーミング用の金庫である。
②カシ
ベントー・ボックス上に構築された貸付・借入サービスである。
③ミソ
新しい暗号資産(仮想通貨)トークンをDEXで公開して資金を調達するIDO(イニシャルDEXオファリング)のプラットフォームである。
2,020 9 アバランチ(AVAX)のメインネットがローンチされる。
2,020 9 1 Dapp・DeFiプラットフォーム及び其の他のブロックチェーン技術を活用した革新の開発と相互作用を促進する事を目的とした高性能ブロックチェーンネットワーク「BNBスマートチェーン」がローンチされる。同月23日にオープンし、同時にイーサリアムトークン規格のERC-20を拡張したBEP-20トークンを取引出来るAMM(自動マーケットメイカー) DEXである「パンケーキスワップ(CAKE)」もオープンした。
2,020 9 17 ザ・グラフの、キュレータープログラムの開始が発表される。此れにより、キュレーターがイーサリアム上のDeFi市場を簡単に追跡出来る様になった。
2,020 9 30 COVID-19への協調したグローバル対応に向けて政治的コンセンサスを強化し、新たなツールであるワクチンに公平にアクセス出来る事の重要性と緊急性を先頭に立って主張する事を名目に、以下の共催により、ACTアクセラレーターに関するハイレベルイベントが行われる。
①第9代国連事務総長アントニオ・グテーレス
②イギリス
③南アフリカ
④WHO
以下の人間が発言した。
①グテーレス
②テドロス・アダノム
③第12代南アフリカ大統領シリル・ラマポーザ
④第77代イギリス大統領ボリス・ジョンソン
⑤初代外務・イギリス連邦・開発大臣ドミニク・ラーブ
⑥第28代ノルウェー首相エルナ・ソルベルグ
⑦第8代ドイツ首相アンゲラ・メルケル
⑧第28代カナダ首相ジャスティン・トルドー
⑨ビル・ゲイツ
⑩第13代世界銀行総裁デイヴィッド・マルパス
2,020 10 セラム・インスティテュート・オブ・インディアが、COVID-19関連の研究開発の名目で、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から4,000,000ドルの資金提供を受ける。
2,020 10 ザ・グラフのエコシステムをサポートする為の組織「ザ・グラフ・ファウンデーション」の設立が発表される。又エヴァ・ベイリンが、ザ・グラフ・ファウンデーションのディレクターに就任する事が発表された。
2,020 10 2 アンドリー・ラジョエリナが、アンタナナリボに非化学薬品生薬工場「ファーマラガシー」を開設し、CVO錠剤「CVO+」の生産を正式に開始する。
2,020 10 15 ファイルコインがメインネットでローンチされる。
2,020 10 28 ザ・グラフ・ファウンデーションが、コミュニティ向けの12,000,000ドル相当のGRTトークンのパブリックセールが成功した事を発表する。セール中、総供給量400,000,000トークンの4%に当たる16,000,000トークンが、アメリカ以外の90ヶ国以上からKYCコンプライアンスに合格した4,500名以上の人々に分配された。
2,020 10 29 アーベV1に独自のガバナンストークン「アーベ(AAVE)」が導入される。
2,020 11 ビル&メリンダ・ゲイツ財団がビオンテック社に対し、COVID-19の治療アプローチ開発を名目に、25ヶ月の期間で4,918,943ドルの資金提供を行う。
2,020 12 17 イーサリアムのブロックチェーン上に展開されるザ・グラフのネイティブトークンで、ネットワークのデータを照会する為のインデックスプロトコルである暗号通貨「ザ・グラフ(GRT)」のメインネットでのローンチが発表される。ザ・グラフ(GRT)はERC-20トークンで、イーサリアムネットワーク上で相互運用が可能である。又、トークンを持っている人がネットワークの運営や方針に関して投票や提案が出来るガバナンストークンとしても機能し、ザ・グラフ(GRT)のガバナンスは、ブロックチェーン上に存在する契約やルールに基づいて、メンバーが自律的に意思決定や協働を行うDAO(分散型自律組織)で行われる。
2,020 12 18 DFINITYが、インターネットコンピューター(ICP)のアルファメインネットをローンチする。此の際、ソースコードの公開とICPユーティリティトークンの取引及びガバナンス機能のリリースも同時に行われた。
2,021 GHICが、BARDAと10年間のベンチャー投資パートナーシップを締結する。GHICは第三者資本を動員し、将来のパンデミックや其の他健康安全保障上の脅威に対応又は予防する為の技術開発に資金提供し、一方BARDAは、資金提供や、科学技術的助言を行うとした。
2,021 1 ハイチ政府が、インドからのアストラゼネカ製ワクチンの供給を拒否する。
2,021 1 ハイチ政府が、COVAXからのアストラゼネカ製ワクチンの供給を拒否する。
2,021 1 1 前年に厚労省からMSD社に天下りし、医薬政策部門ワクチン政策部長に就いていた橘薫子が、当日付で執行役員医薬政策部門統括兼社長室長となる。橘は、本年10月に子宮頸癌ワクチンの積極的接種勧奨を再開させる為の厚労省との交渉のパイプ役を担った。
2,021 1 18 ビル&メリンダ・ゲイツ財団と英国の生物医学慈善団体ウェルカム・トラストが、COVID-19と将来のパンデミックに備える為に、CEPI(疫病対策革新連合)に各々150,000,000ドルの拠出を約束する。
2,021 1 26 此の日から4日間、第51回ダボス会議が、対面とバーチャルのツイン形式で開催される。此の年のテーマはグレート・リセットで、より公正で持続可能且つ回復力の有る未来へ向けて、世界経済と社会システムの基盤を、共同で緊急に構築する事にコミットする、とした。
2,021 1 27 第5代タンザニア大統領ジョン・マグフリが「ワクチンは危険だ。白人がワクチンを作れるなら、HIV/AIDS・結核・マラリア・癌のワクチンも見つかっていた筈だ。タンザニア保健省は全てのワクチンが我が国にとって有意義である訳では無い事を知っておかなければなりません。タンザニア人は、健康に深刻な影響を及ぼす可能性のある疑わしいワクチンの試験に利用されない様に気を付けなければなりません」という主旨の発言をし、COVID-19ワクチンの受け入れに関し、タンザニア保健省に警告する。
2,021 1 29 ドイツ議会がID2020の実施を批准する。此れは、ドイツ国民の200項目以上の情報を、中央集権的に電子データとして収集し、政府機関・警察・民間セクターがアクセス可能とするものであった。
2,021 2 2 タンザニア保健大臣ドロシー・グワジマが「COVID-19ワクチンを受け入れる計画は無い」と発表する。グワジマは「此れ等のワクチンが臨床的に安全であると証明された事にまだ満足していません」と、マスクをしていないタンザニア政府の保健関係者に囲まれながら記者会見で語った。又、グワジマは保健関係者と共に「生姜・大蒜・レモンを含むハーブの調合物を飲み、ハーブの蒸気を吸い込む事が、ウイルスを自然に殺す手段である」と宣伝した。更にグワジマは、COVID-19や他の病気に関する非公式な数値を報道しない様、ジャーナリストに警告した。
2,021 2 4 ビル・ゲイツがユーチューブチャンネル「ヴェリタシウム」にて「mRNAワクチン技術の研究を進め、アメリカ国内のPCR検査を10,000,000回/日に増やし、検査とワクチンへの投資を増やす事で世界が次のパンデミックに備える事が出来る」と発言する。
2,021 2 27 ジョン・マグフリが公の場に姿を見せる。マグフリが公の場に姿を見せたのは此の日が最後となった。
2,021 3 2 インターネット・オブ・サービス・トークンが、東京に本社を置く「ハッシュパレット社」のブロックチェーンネットワークに参加する最初のプロジェクトの1つとして発表される。又、パレットとコンセンサスノードが、共同での運用テストフェーズを正式に発表した。IOSTは、ハッシュパレット社に参加した最初のジェネシスノードの1つとなった。
2,021 3 6 ジョン・マグフリが、ジャカヤ・キクウェテ心臓研究所(タンザニアのダルエスサラーム州イララ県ウパンガ西区のムヒンビリ国立病院内)に一時入院する。10年以上患っている慢性心房細動の治療を受け、其の後退院した。
2,021 3 7 スイスにて、デジタルIDを導入し、ID2020の管理を民間セクターに委託する件に関する国民投票が行われ、否決される。
2,021 3 12 暗号通貨シンボル(XYM)が、NEMグループが開発・運営を行ったブロックチェーン「NEM」の大型アップデートによりローンチされる。
2,021 3 14 ジョン・マグフリが、体調不良の為ダルエスサラーム州の病院に運ばれる。
2,021 3 17 ジョン・マグフリが死去する。死因は心臓合併症と発表された。
2,021 3 20 アンドリー・ラジョエリナが、COVID-19ワクチン接種をせず、公共へのワクチンの導入を急ぐ積もりは無いと発言する。ラジョエリナは批判を受けた。
2,021 3 26 アンドリー・ラジョエリナが、国立医学アカデミーとの会議後に、COVID-19ワクチン接種に対する強硬姿勢を撤回し「効果的なワクチンを探し、使用する」とし、集団接種の受け入れを発表する。又「ワクチン接種は選択であり、強制されるべきでは無い」と付け加えた。しかし引き続き、自身が宣伝してきたCVOの支持を表明した。
2,021 4 第42代ハイチ大統領ジョブネル・モイーズが、アストラゼネカ製ワクチンの信頼性を巡る論争の最中、スウェーデン・イギリスの研究所からの同社製ワクチンの受け取りを拒否する。
2,021 5 3 ビル・ゲイツとメリンダ・ゲイツの離婚が発表される。
2,021 5 8 以下の人間が、イヴァト空港(マダガスカルのアンタナナリボ市)にて、COVAXを通じてユニセフから、アストラゼネカ製COVID-19ワクチン「コビシールド」250,000回分を受け取る。
①マダガスカル保健大臣ジャン・ルイ・ラコトヴァオ
②マダガスカルのユニセフ代表者
③マダガスカルのWHO代表者
④国連システムの常駐調整官が率いる代表団
⑤CEPI代表者
2,021 5 10 ドミニク・ウィリアムズが、インターネットコンピューター(ICP)トークンをパブリックドメインにローンチする。
2,021 5 19 スマートデイズ社の法人格が消滅する。
2,021 6 史上初のパラチェーンであるステートマインが稼働を開始する。
2,021 6 23 マカフィー社の創業者ジョン・マカフィーが死去。
2,021 6 26 マダガスカルの独立記念日だった此の日、独立記念日の祝賀行事の最中、マダガスカル国家憲兵隊が、マダガスカル国家憲兵隊司令官でアンドリー・ラジョエリナの右腕のリチャード・ラヴァロマナナ暗殺を阻止する。
2,021 7 日本最大の暗号通貨取引所であるコインチェックにて行われた、パレットトークン(PLT)の、暗号資産交換業者が企業やプロジェクトを精査し、トークン発行を通じた資金調達を支援するIEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)が開始される。最終的に、9,000,000ドルの株式を調達し、登録額は210,000,000ドルに達した。
2,021 7 7 1時、以下2名が、元コロンビア軍兵士等を中心とした28名の武装集団にペシオンヴィル(ハイチ西県ポトプランス郡)の自宅に侵入され、銃撃される。
①ジョブネル・モイーズ
②ジョブネルの妻マルティーヌ・モイーズ
ジョブネルは射殺され、マルティーヌは負傷した。マルティーヌはマイアミへ渡り、治療を受けた。
2,021 7 14 アメリカ政府からCOVAX経由でハイチに寄贈された500,000回分のモデルナ製COVID-19ワクチンが、ポルトープランス(ハイチ西県ポトプランス郡)に到着する。
2,021 7 16 MSPP(ハイチ公衆衛生省)が、HUP(ユニバーシティー・デ・ペイス病院(ハイチ西県ポトプランス郡デルマ))にて、2日前にポルトープランスに届いたモデルナ製ワクチンの接種を開始する。
2,021 7 21 アンドリー・ラジョエリナ暗殺を企てたとして、以下6名を、国家の安全に対する攻撃に関する捜査の一環として逮捕する。
①マダガスカル国籍3名
②二重国籍2名
③マダガスカル以外の国籍1名
2,021 8 ビル&メリンダ・ゲイツ財団がウィッツ・ヘルス・コンソーシアムに対し、SARS-CoV-2mRNAワクチン接種の対象となるリスクグループにおいて、臨床検査で確認されたCOVID-19による入院に対するファイザー社及びジョンソン・エンド・ジョンソンのSARS-CoV-2mRNAワクチンの有効性を評価する事を名目に、29ヶ月の期間で828,259ドルの資金提供を行う。
2,021 8 以下のオーストラリアを拠点とする2名により、フィンテックのゲーム開発会社「ファインド・サトシ・ラボ」が設立される。
①ジェリー・ホワン
②ヤン・ロン
同月、ロンが、NFTスニーカーを履いてランニングやウォーキングをすることによって、ソラナブロックチェーン上で発行された暗号通貨「グリーンメタバーストークン(GMT)」を稼ぐ事が出来るNFTゲーム「STEPN(ステップン)」をローンチした。STEPNでは、以下の用途にグリーンメタバーストークン(GMT)を使用する事を可能にした。
①ガバナンスへの参加
②スニーカーをレベル29及び30にアップグレード(レベル30に達せばユーセスディーコイン(USDC)と交換可能)
③スニーカーのカスタマイズ
④スニーカーのソケットに装着する事でスニーカーの能力を強化できるアイテムであるジェムのアップグレード
⑤新しいNFTスニーカーを鋳造
⑥グリーンメタバーストークン(GMT)をバーンして、より高品質なスニーカーを受け取る確率を高める
又、STEPN内では、グリーンメタバーストークン(GMT)だけで無く、ゲームアクティビティに対してプレイヤーに報酬を与えるユーティリティトークンである「グリーンサトシトークン(SOL)」も使用可能であった。
①NFTスニーカーの作成
②HPの回復
③トレーナーの強化
④宝石による強化
⑤ソケットのブロック解除
⑥ミステリー ボックスの開梱
2,021 8 9 バージニア・ロバーツ・ジュフリーが、未成年の時(西暦2,001年以前)にジェフリー・エプスタインによって性交目的で貸し出され、ヨーク公爵アンドルー王子からエプスタインと親交のあった、イギリスのソーシャライト、ギレーヌ・マクスウェルのロンドンの自宅で性的虐待を受けたとして、ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁に訴える。また、リトル・セント・ジェームズ島でもアンドルー王子から虐待を受けたとして訴えた。
2,021 8 27 WHOが、加盟国政府に向けて「COVID-19証明書のデジタル文書化:予防接種状況:技術仕様及び実施ガイドライン」と題した、デジタル予防接種証明書の実施及び技術使用に関するガイドラインを発表する。此の取り組みは、WHOの予算からでは無く、以下の機関等の資金提供によって為された。
①ビル&メリンダ・ゲイツ財団
②ロックフェラー財団
③エストニア
④クウェート
2,021 8 30 細田博之が会長を務める「HPVワクチンの積極勧奨再開をめざす議員連盟」が「今年10月に子宮頸癌ワクチンの積極的接種勧奨を再開しないと、ワクチンが期限切れになり大量廃棄する事になってしまいメーカーに迷惑をかける。早く接種を再開すべきだ」という主旨の要望書を以下2名に提出する。
①第84代内閣官房長官加藤勝信
②第23代厚労大臣田村憲久
田村は、要望書を受け取った際「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」に検討を求める意向を表明すると同時に「市町村の負担を考えると、物理的に10月再開は難しい」と返答した。
2,021 9 1 MSD社が「弊社としては厚労省と緊密に協力し、本年10月のHPVワクチンの積極勧奨再開に向けて凡ゆる準備を進めてきました。HPVワクチンを大量廃棄する様な事があれば、今後の供給にも悪影響を及ぼす可能性がある」と警告する文書を厚労省に提出していた事を公表する。
2,021 9 20 Web3.0の理想を実現する為、イーサリアムのエコシステムを拡大し、出来るだけ多くの開発者とユーザーの包含を目的とした非営利団体であるOMG財団のコアコントリビューターであるエンヤ・ラボが、取引処理をオフチェーンで行うことで効率化を図る技術であるレイヤー2ソリューションのブロックチェーン「ボバネットワーク」のパブリックメインネットのローンチを発表する。ボバネットワークでは、DAO(分散型自律組織)を採用している。暗号通貨はボバネットワーク(BOBA)で、ERC-20ガバナンストークンである。
2,021 10 1 厚労省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会が、子宮頸癌ワクチンについて、西暦2,013年6月14日から続けてきた積極的勧奨の一時中止を解除し、再開する方向性を打ち出す。
2,021 10 6 WHOがGSK社が開発したマラリア予防ワクチン「RTS,S」を承認したと発表する。ビル&メリンダ・ゲイツ財団が200,000,000ドルの資金提供を行なっていた。
2,021 10 13 此の日から2日間、基盤開発者会議「Sub0オンライン」が開催される。以下2名は、ポルカドットネットワークが技術的にパラチェーンに対応できる準備が整った事を発表した。
①ギャビン・ウッド
②ポルカドットネットワークのフレームワークのPoSとコンセンサスコードの大部分を担当したロバート・ハーバーマイヤー
2,021 10 14 ブルンジ政府が、シノファーム製COVID-19ワクチンの500,000回分の寄贈を受ける。
2,021 10 18 ブルンジ政府が、ブジュンブラ(ブルンジのブジュンブラ・メリー県)にて、シノファーム製COVID-19ワクチンの接種を開始する。
2,021 11 26 厚労省の検討部会が翌年4月から子宮頸癌ワクチンの接種勧奨を再開すると発表する。
2,021 12 ビル&メリンダ・ゲイツ財団がビオンテック社の株を売却し、巨額の利益を得る。
2,021 12 18 ポルカドットネットワークがローンチされる。オークションで勝利した以下のパラチェーンがネットワーク上でブロックを生成した。
①アカラ
②ムーンビーム
③アスター
④パラレルファイナンス
⑤クローバー
其の後、ローンチを祝うパーティーが開かれ、以下の人間が参加した。
①ギャビン・ウッド
②ロバート・ハーバーマイヤー
③パラチェーンチーム
2,021 12 29 ギレーヌ・マクスウェルがアメリカ連邦裁判所の陪審により、以下の5つの罪状で有罪判決を受ける。
①性的人身売買(最高懲役40年)
②少女売春斡旋(最高懲役10年)
②共謀罪(最高懲役合計15年)
2,022 1 5 以下2社が、世界中の人々に影響を与える衰弱性、外観を損なう痛みを伴う病気である帯状疱疹に対する改良型ワクチンの開発を加速する事を名目に、mRNAベースの帯状疱疹ワクチン開発に関する新たなグローバル共同研究契約を締結する。
①ビオンテック社
②ファイザー社
ビオンテック社は、75,000,000ドルの現金と150,000,000ドルの株式の計225,000,000ドルを前払いで受け取る事となった。さらにビオンテック社は、将来的なワクチンの承認及び販売マイルストーンの支払いとして最大200,000,000ドルを受け取る資格が有り、また、そこから生じる粗利益もファイザー社と分配して受け取る事が出来る事となった。ファイザー社は、自社で同定した独自の抗原配列について、25,000,000ドルの契約一時金を受け取る事となった。臨床試験は本年後半から開始されるとした。ファイザー社は、ビオンテック社が商品化権を持つドイツ・トルコ・特定の発展途上国を除き、世界規模でワクチンを商品化する権利を得た。
2,022 1 17 アスター・ネットワーク社創業者でステイクテクノロジーズ社創業者の渡辺創太が開発した、複数の異なるブロックチェーン間の相互接続を可能にするブロックチェーンプロジェクトである「ポルカドット」のメインネットで稼働する3番目のパラチェーンである「アスター・ネットワーク」が稼働を開始する。同時に、EVMスマートコントラクトの互換性も有効化された。暗号通貨は「アスター(ASTR)」である。
2,022 1 18 ビル・ゲイツが「現在よりも深刻なパンデミックがこれから起こる」と発言する。
2,022 3 9 新規プロジェクト・限定のトークンローンチ・報酬獲得の機会へのアクセスを提供するツールであるバイナンスローンチパッドにて、STEPNのトークンセールが行われる。1GMT=0.01ドルで取引され、当日中に420,000,000GMTが完売し、終了した。結果、4,200,000ドルの調達に成功した。翌日以降は0.01ドル以上で取引され、翌日中にグリーンメタバーストークン(GMT)の時価総額(暗号資産の発行量×市場価格)は50,000,000ドルに到達した。
2,022 4 シータ・ラボが、複数のチェーンが相互接続されたネットワークであるブロックチェーン「シータメタチェーン」のコンセプトを発表する。シータブロックチェーンネットワークは、1つのメインチェーンと、独立して取引が実行可能な無数のサブチェーンから成り立っており、以下3点を目指した。
①許可無しの水平スケーリング
②無制限の取引のスループット
③1~2秒或いは1秒未満のブロック確定時間
メインチェーン・サブチェーン双方共EVMと互換性が有り、暗号通貨「シータフューエル(TFUEL)」を使う。此れにより、ユーザーと開発者の双方に統一されたインターフェースが提供される。サブチェーンコードは、サブチェーンとメインチェーンを接続する内蔵のインターチェーンメッセージングチャネルを実装しており、以下のトークン等の暗号資産がチェーン間で自由に流通出来る様になる。
①シータフューエル(TFUEL)
②TNT-20トークン
③ERC-721トークン
④ERC-1155トークン
2,022 4 1 子宮頸癌ワクチンの積極的勧奨が再開される。此の日から西暦2,025年3月31日迄、厚労省は「キャッチアップ接種」と題し、以下のワクチンの、公費での接種を可能とした。
①サーバリックス
②ガーダシル
2,022 5 ビル&メリンダ・ゲイツ財団がファイザー社に対し、乳児の罹患と死亡を防ぐ為の母体用GBSワクチンの開発継続を支援する事を名目に、53ヶ月の期間で100,000,000ドルの資金提供を行う。
2,022 6 1 震災でペットの迷子が増えた事を名目に「改正動物愛護管理法」が施行され、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫に就いて、所有者の情報を記録したマイクロチップの装着が義務化される。飼育者に対しては努力義務となった。マイクロチップは直径2.12mm・長さ13.3mm程度で、読み取り機から発信された電波を受け取るコイルアンテナと、発生した電磁誘導電波を送り返すICを内蔵したカプセル状の物で、専用の注入器を用いて、左頚部の中央部・背中の肩甲骨間よりやや頭側の正中線上等の皮下に埋め込む。読み取り機は、15桁の識別番号を読み取るが、此の番号は、データベースに登録された、飼育者の名前や住所等の情報と紐付けられている。
2,022 6 28 ニューヨーク連邦地裁がギレーヌ・マクスウェルに対し禁錮20年を言い渡す。検察側は少なくとも禁錮30年を求刑していた。
2,022 7 ビル&メリンダ・ゲイツ財団がファイザー社に対し、生後6ヶ月未満の乳児のRSウイルス関連死亡率を低下させる為、低中所得国向けの母親用RSウイルスワクチンの開発を支援する事を名目に、55ヶ月の期間で27,500,000ドルの資金提供を行う。
2,022 7 6 4時にジョージア・ガイドストーンの4本の外柱の内1本が爆破される。
2,022 7 14 EVM互換のレイヤー1ブロックチェーンネットワーク「フレア」が、集中管理システムでローンチされる。暗号通貨は「フレア(FLR)」である。フレア財団による運営で、21の、入力されたデータが仕様に沿って適切に記述されているかを判断し、不適切な箇所があった場合にはエラーとして通知するバリデータのみ用いられた。バリデータのソースコードは非公開であった。
2,022 8 5 カナダ政府が、デジタル戦略である「デジタルアンビション2022」を、以下の通り公開する。
①技術と運用の卓越性
カナダ政府全体の技術投資の効果と価値保証を最大化する。
②データ対応のデジタルサービスとプログラム
顧客と従業員のサービス・データ・機関間の統合に於ける政府全体の改善を推進する。
③即戦力のデジタル戦略とポリシー
安全・セキュア・信頼性が高く、プライバシーに対応した運用を可能にする戦略・ポリシー・ガイダンスを設定する。
④資金調達・人材・文化の構造的進化
デジタル投資の価値を優先し、最大限に活用するポリシーとガバナンスの変更を提唱する。
②を実現する為にカナダ政府は、WEFが主導する、個人・政府・旅行業界等が、旅行者の信頼性を評価し、乗客の処理を最適化したり、シームレスな旅行を実現する「KTDI(ノウン・トラベラー・デジタル・アイデンティティ)」とのパートナーシップに基づき、デジタルIDプログラムの開発に取り組んでいた。
2,022 8 16 ユニセフが170,000,000ドルの、史上初のマラリアワクチン供給契約をGSK社と結ぶ。
2,022 12 1 シータメタチェーンが、シータメインネットでローンチされる。
2,023 モデルナ社が、18歳以上の健康な成人を対象に、H5及びH7鳥インフルエンザウイルスに対するワクチンを含む、治験中のパンデミックインフルエンザワクチンmRNA-1018の安全性及び免疫原性に関するデータを生成する第1/2相試験を開始する。
2,023 2 16 モデルナ社が、成人を対象としたmRNAベースの季節性インフルエンザワクチン候補である、WHOが推奨する以下4つのインフルエンザ株のヘマグルチニンタンパク質をコードするmRNA-1010の第3相安全性及び免疫原性試験の中間結果を発表する。
①インフルエンザ A/H1N1
②インフルエンザ A/H3N2
③インフルエンザ B/山形系統
④インフルエンザ B/ビクトリア系統
モデルナ社社長スティーブン・ホーグは「本日の結果は、インフルエンザによって引き起こされる大きな疾病負担に対処する為の mRNAベースのインフルエンザワクチンの開発に於ける重要な一歩です」と、手応えを述べた。
2,023 4 1 シルガード9の公費での接種が可能となり、キャッチアップ接種に追加される。
2,023 11 ビル&メリンダ・ゲイツ財団がビオンテック社に対し、世界的な結核流行の終結に向けて新しい結核ワクチン候補の開発を進める事を名目に、38ヶ月の期間で12,000,000ドルの資金提供を行う。
2,024 2 26 ジェイコブ・ロスチャイルドが死去する。
2,024 7 2 モデルナ社が、改良されたmRNAベースのH5N1鳥インフルエンザワクチンの翌年の後期臨床試験の為に、BARDAが資金提供するコンソーシアムであるRRPV(緊急対応パートナーシップ)から176,000,000ドルの資金提供を受けたと発表する。
2,024 7 29 此の日から2日間、以下の機関により、パンデミックへの準備と対応を再び強化し、将来の感染症の発生をより迅速且つ公平に終息させる事を名目に「グローバル・パンデミック対策サミット2024」が、リオデジャネイロにて開催される。
①ブラジル保健省
②ブラジル保健省傘下で、ワクチン・医薬品・試薬・診断薬の開発・製造を行うと共に、南米のNTDs(顧みられない熱帯病)に対する新薬開発を推進している国立研究機関であるFIOCRUZ(オズワルドクルス財団)
③CEPI
又、パートナーは以下であった。
①FIND
②ウェルカム・トラストに拠点を置き、ウェルカム・トラストとビル&メリンダ・ゲイツ財団から資金提供を受けているIPPS(国際パンデミック対策事務局)
③PAHO(汎米保健機構)
④ユニットエイド
⑤WHOパンデミック&エピデミック情報ハブ
⑥WHO
此のサミットはライブストリーミングが行われ、イベント終了後、オンラインで公開された。初日の15:45から本会議場で「人獣共通インフルエンザに対して、100日間で平等に対応する準備が出来ているのか?そして其の準備に向けて何が出来るか?」と題したパネルセッションが、以下のワクチン学・疫学・サーベイランス・発生対策の専門家を招いて行われた。
①アメリカ保健福祉省の一部局であるアメリカ生物医学先端研究開発局の局長を務め、CEPIの対策・対応の専門家と活動し、FIND理事会メンバーで、西暦2,013年3月からロックフェラー財団に加わりパンデミックデータ及び行動プラットフォームの開発を主導しているリック・ブライト(序論・モデレーター)
②オックスフォード大学パンデミックサイエンス研究所ワクチン学教授サラ・ギルバート
③CEPI対策・対応エグゼクティブディレクターのニコール・ルーリー
④IFPMA(国際製薬団体連合会)ワクチン政策アソシエイトディレクターのポーラ・バルボサ
⑤カレン・C・ドレイヤー野生動物健康センターのラテンアメリカプログラムディレクターのマルセラ・ウハート
⑥FIOCRUZ呼吸器ウイルス・麻疹研究室長マリルダ・シケイラ
此のパネルセッションを主導したブライトは、パネルセッション終了後、CEPIチーフサイエンティフィックライターのケイト・ケランドからH5N1鳥インフルエンザの現状とリスクに就いて尋ねられた。ブライトは「アメリカの乳牛に於けるH5N1鳥インフルエンザウイルスの潜在的な人間への流行やスピルオーバーの脅威は日々高まっており、一般の人々のリスクはやや低いが、感染した動物と接触する労働者はリスクが高い。更に、感染者が増える程変異の可能性が高まり、制御不能な致死的ウイルスになる可能性が増大している。警報は鳴っている。乳牛・猫・鼠の家禽哺乳類で感染が発生しており、其処から鳥にスピルオーバーしている。もし今H5N1鳥インフルエンザが発生したら、特に低・中所得国に十分なワクチンを直ぐに提供する事は出来ないだろう。彼等は西暦2,009年のH1N1インフルエンザの際、最後にワクチンを受け取った国々であり、約1年待たされた。其れ以来何も変わっていない。リスクを知らせる為のサーベイランスに必要な診断機器も十分では無い。治療薬・マスク・個人防護具・呼吸防護具も不足している。先程のパネルセッションで強調されていたのはサーベイランスである。特にスピルオーバーや、人間から動物、更には野生動物への感染リスクの高い動物の監視が重要である。もう1つはワクチンである。西暦1,940年代の鶏卵培養法によるインフルエンザワクチンに頼る事は出来ない。新しいワクチンを作るべきだ。そして其のワクチンをどうやって投与するかだ。超低温の冷凍庫で保存しなければならない針と注射器による接種では不十分である。アクセスと生産の両方を考える必要が有る。粘膜・経口・鼻腔・経皮投与に変更出来るだろうか?常温でも安定するワクチンを作り、冷蔵保存が不要に出来るだろうか?ウイルスが変異しても追いかける必要が無くなる様な交差防御を有するワクチンを作れるだろうか?何れにせよ、世界の保健安全保障機関や研究機関は先手を打つ為に、具体的な措置を講じるべきである」という主旨の発言をした。
2,024 9 30 此の日から4日間、アーカンソー大学養鶏科学センターが、ドン・タイソン農業科学センター(アメリカのアーカンソー州フェイエットビル)にて「第2回国際鳥インフルエンザ及びワンヘルス新興問題サミット」を、オンラインと対面の両方で開催する。51ヶ国から1,270名が参加した。此のサミットは、以下の機関からCEクレジットとして承認されていた。
①ACPV(アメリカ家禽獣医師会):23単位
②AVMA(アメリカ獣医師会):26単位
③PAACO(プロフェッショナル動物監査員認証機構):12単位
背景として、西暦2,022年1月以降、HPAI(高病原性鳥インフルエンザ)ウイルスが、数千羽の野鳥や商業用家禽群、そして世界中の20種以上の陸生及び海洋哺乳動物に感染しており、アフリカ・アジア・アメリカ・オーストラリア・ヨーロッパ・南極に広がった事を挙げ、本年のサミットは商業用家禽と野生動物に於けるHPAIを取り上げ、ワンヘルスの観点から商業用家禽・豚・牛・蜜蜂・人間に影響を及ぼす、其の他の重要な経済的疾病に就いても新しいトピックとして取り上げる様範囲を拡大した、とした。此のサミットの議長でアーカンソー大学養鶏科学センター教授のギジェルモ・テレス・イサイアスは「従来感染しなかった種にも感染出来る様適応した特異なウイルスに直面している。此のサミットはCOVID-19の際に生じた失敗に対処する事を目的としている。もし此のウイルスが人間に適応出来る様になれば、其の致死率は人類にとって、COVID-19がまるで軽い風邪の様に見える事でしょう。西暦1,918年のスペイン風邪で起こった事が再び起こり得るのです。私達は備え、協力する必要が有ります。此のサミットの参加者達は、鳥インフルエンザ及び其の拡散を、食肉生産・野生生物・人間社会に於いて封じ込め、監視する為の世界的な取り組みに関する提言を纏めます。此の提言はWHO・CDC・FAO・OIE(世界動物衛生機関)等に提出する予定です。此れは、人間と動物の健康に関わる全ての国の凡ゆるレベルの機関が協力して取り組まなければならない問題です。私達は出来るだけ早急に抑制すべき課題に直面しているのです」という主旨の発言をした。此の時点で、ベトナムの動物園で、鳥インフルエンザによって以下が死亡していた。
①虎47頭
②ライオン3頭
③豹1頭
又ペルーでは、以下が鳥インフルエンザによって死亡しており、感染する種が拡大していた。
①ペリカン数万羽
②アシカ700頭以上
又、RSMコンサルティング(アメリカのコロラド州)の獣医師ケイ・ルッソは「HPAIの乳牛の群れでの急速な広がりは、まだ特定されていない別の伝播形態が存在している事を示唆している」と語った。ルッソは、HAPIの拡大を防ぐ為に必要な措置として、以下を挙げた。
①乳牛の群れの中での感染経路を理解する為に、更なる疫学調査を実施する。
②感染が発生した酪農場を特定する為に、処理工場でH5N1の定期的なバルクタンク検査を実施する。
③ウイルス検出の為の廃水監視の実施。
④乳牛の群れの中でのウイルス循環を減らす為に、ヘイファーや乾乳牛等の非授乳動物へのワクチン接種の検討。
⑤環境汚染を防ぐ為に、H5N1陽性の廃乳を管理する為の安全なプロトコルを開発する。
⑥ウイルスの進化と拡散をより深く理解する為に、ウイルス配列データとメタデータの透明性を高め且つ迅速に共有する。
⑦人間の健康への影響をより深く理解する為に、労働者等のリスクの高い集団のアクセスと監視を改善する。
2,024 10 2 此の日から3日間「国際鳥インフルエンザサミット」がワシントンD.C.で開催される。最初の2日間は会議・ポスターセッションで、最終日はワークショップである。テーマとしては以下が挙げられた。
①大量死者管理計画
②監視とデータ管理
③コミュニティ準備戦略:地域パートナーシップと参加
④ワクチンと抗ウイルス薬の提供
⑤医療対策
⑥家禽及び畜産業への社会経済的影響
⑦利益・リスク評価:公衆衛生・産業・規制の視点
⑧予防教育の取り組みとリスクコミュニケーション
⑨指揮・制御・管理
⑩緊急対応管理
⑪ビジネスベースの計画
⑫学校ベースの計画
⑬コミュニティベースの計画
又、分科会セッションの議題は以下の通り。
①大量死者管理計画
❶計画・手順・プログラム・システムの開発と維持
❷訓練及び演習プログラムの開発と実施
❸死亡者管理戦術オペレーションの指揮
❹死亡者管理オペレーションの始動
❺遺体安置所オペレーションの実施
②COOP(業務継続計画)及び政府機能継続計画
❶欠勤率50%以上での運営戦略
❷パンデミックの連続的な波への対処
❸公共セクター・民間セクターの重要な機能への混乱の軽減
❹重要なサービスの継続計画の実施
❺政府機能の継続性確保
③事業継続計画
❶従業員及び顧客の保護の為のリソース配分
❷パンデミック時の事業リスクに対する保険カバレッジ
❸安全な旅行ポリシーの確保
❹リスク低減の為の操業縮小または閉鎖の意思決定
❺リモートワークポリシーと柔軟なスケジュールの実施
④緊急管理サービス
❶重要な労働力に対する抗ウイルス薬と個人用保護具の優先
❷対応能力の低下と人員配置の問題の克服
❸緊急対応オペレーションセンターの保護
❹サプライチェーンの寸断の管理と備蓄の確立
⑤法執行機関
❶法執行機関の職員の健康と安全の確保
❷ワクチン及び必需品の配達の保護
❸パンデミック中の犯罪急増の管理
❹社会不安と公共の無秩序の抑制
❺矯正施設での隔離措置の実施
⑥消防署
❶消防署職員の健康と安全の確保
❷オールハザード対応管理者への移行
❸ワクチンの集団接種活動の実施
❹効果的な検疫措置の実施
⑦公共事業
❶公共事業の職員の健康と安全の確保
❷危機時の交通と輸送の管理
❸水と衛生サービスの維持
❹通信ネットワークの過負荷への対処
⑧病院と救急医療サービス
❶抗ウイルス薬と必需品の優先化
❷サプライチェーンの寸断管理と備蓄の確立
❸減少した対応能力と人員問題の克服
❹減少した労働力での運営維持
❺緊急オペレーションセンターの機能の保護
⑨コールセンターサービス
❶労働力のキャパシティを減らしての運営
❷従業員の健康と責任の確保
❸リモートワークポリシーと柔軟性対策の実施
❹職場環境の安全確保
❺症状のスクリーニングと対応プロトコルに関する従業員の訓練
⑩職場計画
❶重要な労働力のための抗ウイルス薬の優先的な配布の確保
❷サプライチェーンの寸断への対応と、備蓄の確立
❸減少した対応能力と人員不足の管理
❹減少した労働力の中での継続的な運営の維持
❺緊急オペレーションセンターの機能保護
⑪グローバルインフルエンザ監視ネットワークとワクチンおよび抗ウイルス薬の提供
❶ワクチン開発における現在のアプローチと新たなアプローチ
❷鳥インフルエンザワクチン戦略の進展
❸ワクチンの最適化と公平なアクセスの確保
❹抗ウイルス薬の配布システムの強化
❺迅速な対応の為のグローバル監視ネットワークの強化
⑫コミュニティ準備戦略: 地域パートナーシップと参加
❶法執行機関と公共安全に於けるパンデミック準備の強化
❷政府及び自治体による国家戦略の調整と実施
❸効果的な情報共有の為のパンデミック警報の活用
❹準備活動に於けるコミュニティの関与とエンパワーメント
❹包括的な対応計画の為の機関間の連携強化
⑬鳥インフルエンザ:宿主域の決定要因と人間への適応の可能性
❶人間への鳥インフルエンザ感染動態の理解
❷過去の世界的な流行から教訓を得る
❸パンデミックインフルエンザによる死亡率の予測と緩和戦略
❹宿主範囲の決定要因と進化的適応の評価
❺早期警戒システムの為の野生動物及び環境監視の統合
⑭緊急対応管理
❶臨床への影響と医療システムの準備状況の評価
❷緊急対応に於ける政府公衆衛生機関の重要な役割
❸初動対応能力と連携の強化
❹効果的な危機コミュニケーション戦略の実施
❺迅速な対応とリソースの動員の為の国際協力の強化
⑮事業継続計画:組織の強化
❶従業員と顧客の安全を確保する為のリソース配分戦略
❷通貨の変動に伴う財務リスクの軽減
❸サプライチェーン・出荷・及び市場アクセスの確保
❹旅行安全プロトコルと事業継続のナビゲート
❺パンデミック関連のビジネスリスクに対する保険カバレッジの評価と最適化
⑯効果的な死体管理による鳥インフルエンザの蔓延抑制
❶適切な死体処理方法の重要性
❷死体処理オプションの比較分析:長所と短所
❸鳥インフルエンザウイルスの重要な保有地の特定と軽減
❹死体管理技術の革新
❺効果的な死体処理の為の地域社会の関与と教育
⑰パンデミックインフルエンザに対する軍事準備と対応計画
❶軍事施設における鳥インフルエンザのリアルタイム追跡
❷パンデミックインフルエンザの影響を軽減する為の戦略的防衛計画
❸シームレスな対応の為の民間当局との連携
❹地域間の協調努力:得られた教訓とベストプラクティス
❺パンデミック対応に於ける機関間のコミュニケーションとリソース配分
⑱家禽の鳥インフルエンザウイルス検査と監視
❶家禽の鳥インフルエンザ検査に於ける重要な課題の特定
❷鳥インフルエンザ検査プロトコルの標準化要件
❸効果的な農業システムと鳥インフルエンザに関するケーススタディ
❹家禽監視技術の革新
❺鳥インフルエンザ監視強化の為の能力構築と訓練
⑲即時・低コスト・高感度な鳥インフルエンザ検出
❶ウイルス検出技術のブレークスルー
❷高感度検出の技術目標と方法論
❸即時検出の比較分析
❹検出システムの公衆衛生インフラへの統合
❺鳥インフルエンザ検出技術の今後の方向性と課題
⑳鳥インフルエンザに関する政治的・司法的・経済的課題
❶鳥インフルエンザに対するグローバルな政策展望と政治的対応
❷パンデミックインフルエンザに於ける司法委員会の役割
❸養鶏業界への社会経済的影響:課題と機会
❹鳥インフルエンザ予防の為の規制枠組みと経済的インセンティブ
❺鳥インフルエンザ危機への対処に於ける国際協力と外交
㉑グローバルインフルエンザ監視ネットワークとパンデミック対策
❶国際的な早期警戒のサイン:新たな脅威の特定と対応
❷感染拡大の防止と削減: 封じ込めと緩和の為の戦略
❸アジア・欧州・アフリカ・アメリカ間の相互運用性:協力強化
❹国境を越えた協力:ベストプラクティスと得られた教訓の共有
❺グローバル迅速対応計画とパンデミック制御:効果的な結果の為の協調努力
㉒抗ウイルス剤の役割と対応
❶抗ウイルス戦略:治療アプローチの最適化
❷抗ウイルス療法と公衆衛生の目的: アクセスと公平性の確保
❸抗ウイルス剤の開発と配布計画の現状:課題と機会への対応
❹抗ウイルス耐性:監視と管理戦略
❺抗ウイルス剤の研究開発に於ける協力:進歩の為の国際パートナーシップ
㉓指揮・統制・管理
❶各国のインシデント管理システム:効果的な対応調整の枠組み
❷パンデミックインフルエンザ委員会の組織化:役割・責任・意思決定プロセス
❸指揮統制機能との連携と調整の方法:シームレスな統合の確保
❹機関間の連携:コミュニケーションと調整の強化
❺過去のパンデミック対応から学んだ教訓:将来の戦略と改善に向けた情報提供
㉔監視とデータ管理
❶国内及び国際的な監視手順:早期検出と対応の強化
❷人間と家禽の集団に於けるAI監視検査の強化:イノベーションとベストプラクティス
❸パンデミック監視に於けるビッグデータと分析の活用:意思決定とリソース配分の強化
❹データの共有と透明性:ステークホルダー間の協力と信頼の促進
データの品質と適時性の向上: 早期警告と迅速な対応のための監視システムの強化
㉕H5N1ウイルスに関する最新の科学的進展
❶ウイルス株の分析と分子生物学:毒性と進化パターンの理解
❷毒性と病原性:病気の重症度に影響を与える要因
❸異なるアプローチによるインフルエンザの謎の解明:ゲノム学・疫学・免疫学からの洞察
❹新興の研究の最前線:新しい治療ターゲットとワクチン接種戦略
科学的発見を公衆衛生の導入する:研究と実践のギャップを埋める
又ワークショップのテーマは以下の通り。
①ステークホルダーエンゲージメントの最大化
❶ステークホルダーのマッピングと分析
❷コミュニケーション戦略
❸トレーニングと能力構築
②コミュニティの準備と対応
❶リソースのマッピングと動員
❷シミュレーション演習
❸コミュニティエンゲージメント戦略
③ビジネスと業務の継続計画
❶鳥インフルエンザ発生時の業務の寸断を防ぐ
❷重要なサービスを維持する為のワークフロー管理
❸重要なプロセスを機能させ続ける事でレジリエンスを維持する
④早期発見と迅速な対応
❶監視システム
❷迅速対応プロトコル
❸早期警戒の為のトレーニング
⑤効果的な治療戦略
❶治療介入オプション
❷鳥インフルエンザ管理の為の治療法の統合
❸患者ケア治療プロトコルの最適化
⑥包括的なワクチン接種と治療計画
❶鳥インフルエンザ予防の為のワクチン接種戦略の開発
❷治療オプション:抗ウイルス薬から支持療法まで
❸リソースが限られた環境でのワクチンと治療へのアクセスの確保
2,024 10 8 14時(中央ヨーロッパ時間)、FAO(国連食糧農業機関)が、HPAIの急速な拡大と、野生鳥類や哺乳類に於ける鳥インフルエンザの進展を踏まえ、最新の科学的知見と知識を提供し、動物衛生分野に於ける疾病予防と管理戦略・政策の策定と実施を支援する目的で、ZOOMにて「鳥インフルエンザに関するワンヘルスブリーフィング:準備と協調対応」と題したミーティングを行う。HPAIは、動物の健康・生活・生計・経済・人間の健康に深刻な影響を与える、感染力の強い人獣共通感染症であるとし、西暦2,020年以降、動物集団に於いて前例の無いH5型HPAIが発生しており、アフリカ大陸・アメリカ大陸・ユーラシア大陸・南極が影響を受け、20ヶ国以上でH5型HPAIが報告されている、とした。更に、TIPRA(インフルエンザ・パンデミック・リスク評価ツール)等の動物インフルエンザ監視情報の共有やリスク評価への参加や、WHOの2回/年のインフルエンザワクチン組成会議への情報提供を通じて、多くの国で検出及び対応能力が向上した、とした。プログラムは以下の通り。
①FAOジュネーブ連絡事務所長ドミニク・ブルジョンによる挨拶(5分)
②FAO動物衛生担当官兼動物衛生予防準備迅速対応クラスターリーダーのマドゥール・ディングラのFAOの鳥インフルエンザに関する世界的取り組みへの貢献に関する講演(15分)
③以下4名による発言(20分)
❶WHOのEPP(伝染病及びパンデミック準備・予防部門)ディレクターのマリア・ヴァン・ケルクホーフ
❷WOAH(国際獣疫事務局)科学部門科学コーディネーターのグナラン・パヴァード
❸UNEP(国連環境計画)のAI及び野生動物タスクフォースコーディネーターのルース・クロミー
❹UNEP移動性動植物種条約科学顧問ダグマール・ジコバ
④FAO動物衛生担当官(ワンヘルス)のフリオ・ピントによる質疑応答セッション(15分)
⑤FAO事務局次長タナワット・ティエンシンによる挨拶(5分)
2,024 10 10 13時(中央ヨーロッパ時間)、動物用ワクチンソリューション等の事業を行っているケミン・インダストリーズの一部門であるケミン・バイオロジクスが、鳥インフルエンザサミットを開催する。ケミン・バイオロジクスは、EUから資金提供を受け、鳥インフルエンザの動態を決定するウイルス・宿主・環境要因を特定する5年間のヨーロッパでの研究プロジェクト「DELTA-FLU」によって、鳥インフルエンザの新たな発生は、野鳥からの直接感染では無く、寧ろ人間の汚染された靴・衣服・機械・動物の飼料・寝具を通じて持ち込まれる、とした。本サミットでは世界中の専門家が集い、以下のHPAIに対するERM(統合リスク管理)に就いて議論した。
①リスク要因と疫学的最新情報
②効果的な政府の政策
③統合的リスク管理
④ワクチン接種のベストプラクティス
2,024 10 16 此の日から2日間、ボストン及びリモートにて、健康・医学・科学に重点を置くメディアであるSTATによるサミットが開かれる。初日、NIAIDのVRC(ワクチン研究センター)の副所長兼VRC病理学研究室主任を務めた、モアハウス医科大学(アメリカのジョージア州アトランタ)の医学・微生物学・生化学・免疫学教授バーニー・グラハムが、STATシニアライターのヘレン・ブランズウェルとの対談で「アメリカ農務省・CDC・NIHが情報を共有していない事が、乳牛間で発生したH5N1鳥インフルエンザウイルスへの対応を妨げている。もし此のウイルスが人々の間で効率的に広がる様に進化すれば、此れがパンデミックの引き金になる可能性が有る」という主旨の発言をした。
2,025 1 17 HHSが、mRNAベースの鳥インフルエンザワクチン及び其の他インフルエンザワクチンの開発を促進する為に、モデルナ社が以下の機関から、590,000,000ドルの資金提供を受けたと発表する。
①HHS
②ASPR
③BARDA
此の契約は、RRPVを通じて締結された。
2,036 2 7 NTP(ネットワーク・タイム・プロトコル)のタイムスタンプは64bitで、秒を表す32bitと、秒未満を表す32bitで構成されている。前者は符号付き32bit整数型であり、この日の6時28分15秒で最大値(2の32乗-1=4,294,967,295秒)に達し、これを過ぎると、西暦1,900年1月1日0時0分0秒に戻り、誤動作が発生する。
2,038 1 19 符号付き32bit整数型でOSやアプリケーションの時刻を表現していた場合、この日の3時14分7秒(協定世界時)に最大値(2の31乗−1=2,147,483,647秒)に達し、これを過ぎると、UNIX時間が西暦1,970年1月1日0時0分0秒に戻る。これに伴い、時刻を正しく扱えている事を前提としたプログラムが誤動作する。但し符号付き64bit整数型を用いることで、西暦292,277,026,596年12月4日15時30分7秒迄問題を先送りする事が出来る。
2,080 1 1 MS-DOSのファイルシステムであるFAT(ファイル・アロケーション・テーブル)では、西暦1,980年1月1日を起点としており、古いプログラムでは西暦の下2桁しか扱わない為、この日、西暦1,980年に戻る事による誤動作が発生する。
2,108 1 1 MS-DOSのファイルシステムであるFATでは、年に7bitを割いている。その為、起点である西暦1,980年から2の7乗-1=127年後の西暦2,107年迄しか表現出来ず、この日、西暦1,980年1月1日に戻る事による誤動作が発生する。



ビル・ゲイツに歯向かいCOVID-19ワクチン拒否、WHO国外追放、ハーブ治療を推し進めた国家元首達の末路一元化




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