電子書籍「ヤロブアム1世一元化」の表紙

ヤロブアム1世一元化

著者:石田晋一

掲載範囲
紀元前928年〜紀元前910年
※ユダヤ暦は全て西暦に変換しています
最新更新日
西暦2,025年11月28日

預言者が引き裂いた外套の10切れを手に王座に就き──
金の子牛を造り、やがてヤハウェの裁きを受けた。初代イスラエル王国国王の全記録。

JPY 200(税込)

購入する

購入後、そのままPDFダウンロードページへ移動します

お支払いは決済サービス「Square」を通じて安全に処理されます。カード情報が当サイトに保存されることはありません。


本書について

紀元前928年、ヘブライ王国の分裂から、紀元前910年、崩御まで。本書は、初代イスラエル王国国王ヤロブアム1世の治世を一本の時系列に貫き、一元化した一冊である。

紀元前928年、ソロモンがミロに砦を築かせた際、ヤロブアム1世はその働きぶりを認められ、ヨセフ族の労役全体の監督に任命された。エルサレムを出たヤロブアム1世は、預言者アヒヤと出会い、12切れに引き裂かれた外套の10切れを受け取った。アヒヤは、ヤハウェがソロモンの手からヘブライ王国を取り上げ、10部族をヤロブアム1世に与えると預言した。ソロモンはヤロブアム1世を殺害しようとしたが、ヤロブアム1世は初代エジプト第22王朝ファラオのシェションク1世の下に逃亡した。

ソロモンの崩御後、レハブアムが若者達の強硬策を採った事で北部の人々は反旗を翻し、役務長官アドニラムを石撃ちで殺害した。レハブアムは這々の体でエルサレムに逃亡し、北部の人々はイスラエル王国を建国、首都をシェケムに置き、ヤロブアム1世を初代国王に擁立した。此れによりヘブライ王国は南北に分裂し、北のイスラエル王国と南のユダ王国が並立する事となった。

即位したヤロブアム1世は、人心がエルサレム神殿への巡礼を通じてレハブアムに帰するのを恐れ、ベテルとダンの2ヶ所に金の子牛の祭壇を造った。更に仮庵の祭りの日を第7の月の15日から第8の月の15日に変更し、レビ人ではない一般人を祭司に任命して新宗教を打ち立て、ヤハウェに背いた。ユダ王国から来た神の人がベテルの祭壇に向かい、ヨシヤの出現を預言した。ヤロブアム1世が神の人を捕らえようと手を伸ばすと、その手は動かせなくなった。

紀元前922年、シェションク1世がパレスチナに侵攻し、ネゲヴ・エドム人の領地・イスラエル王国の領土を蹂躙した。ヤロブアム1世はヨルダンに逃亡し、ペヌエルに遷都させた。その後、更にティルツァに遷都させた。ヤロブアム1世の息子アビヤが致死性の高い病気を患い、妻を変装させてアヒヤの下に遣わせたが、アヒヤはヤロブアム1世の悪行を糾弾し、アビヤの死を預言した。アビヤはヤロブアム1世の妻が町に足を踏み入れた時に死去した。

紀元前910年、ヤロブアム1世は崩御した。後任として息子ナダブが第2代イスラエル王国国王に即位し、父が始めた金の子牛の崇拝を踏襲した。本書は、預言者の言葉に選ばれながらもヤハウェの道に立ち返る事の無かった初代イスラエル王国国王の全治世を、年月日単位で記録した年表である。


登場人物

  • ヤロブアム1世 ヨセフ族の労役監督。預言者アヒヤから10部族を与えるとの預言を受け、ソロモンの崩御後に初代イスラエル王国国王に即位した。ベテルとダンに金の子牛の祭壇を造り、ヤハウェに背いた。紀元前910年に崩御した。
  • ソロモン 第4代ヘブライ王国国王。ミロに砦を築く際にヤロブアム1世の働きぶりを認め、ヨセフ族の労役監督に任命した。後にヤロブアム1世を殺害しようとした。
  • レハブアム ソロモンの息子。初代ユダ王国国王。若者達の強硬策を採った事で北部の人々の離反を招き、ヘブライ王国の分裂を引き起こした。180,000名の兵を招集してイスラエル王国を征伐しようとしたが、預言者シェマヤの言葉により作戦を中止した。
  • アヒヤ 預言者。真新しい外套を12切れに引き裂いてヤロブアム1世に10切れを渡し、ヤハウェの預言を伝えた。後にヤロブアム1世の妻に対し、息子アビヤの死とヤロブアム1世の悪行を預言した。老齢で目が見えなくなっていたが、足音でヤロブアム1世の妻を認識した。
  • シェションク1世 初代エジプト第22王朝ファラオ。ソロモンから逃亡したヤロブアム1世を匿った。紀元前922年にパレスチナに侵攻し、ネゲヴ・エドム人の領地・イスラエル王国の領土を蹂躙した。
  • アドニラム レハブアムの役務長官。事態収拾の為に北部の人々の下に遣わされたが、石撃ちで殺害された。
  • シェマヤ 預言者。レハブアムにイスラエル王国への征伐を中止する様ヤハウェの言葉を伝えた。シェションク1世の侵攻の際にもヤハウェの言葉をレハブアムに伝えた。
  • 神の人 ユダ王国からベテルにやって来た人物。ヤロブアム1世の祭壇に向かい、ヨシヤの出現を預言した。ヤハウェの命に背いてパンと水を口にした為、帰路で獅子に殺された。
  • 年寄りの預言者 ベテルに住んでいた預言者。偽りの預言で神の人を騙して自宅に連れ帰り、パンと水を口にさせた。神の人の死後、その遺体を自身の墓に葬った。
  • アビヤ ヤロブアム1世の息子。致死性の高い病気を患い、アヒヤの預言通り、ヤロブアム1世の妻が町に足を踏み入れた時に死去した。ヤロブアム1世の家の中でヤハウェに幾らか良いとされた唯一の人物。
  • ヤロブアム1世の妻 ヤロブアム1世の命により変装してアヒヤの下に赴き、息子アビヤの病について尋ねた。アヒヤに正体を見破られ、アビヤの死の預言を聞かされた。
  • ナダブ ヤロブアム1世の息子。ヤロブアム1世の崩御後、第2代イスラエル王国国王に即位した。父が始めた金の子牛の崇拝を踏襲した。

主要な地名・拠点

  • シェケム イスラエル王国の最初の首都。北部の人々がヤロブアム1世を初代国王に擁立した地。
  • エルサレム ヘブライ王国の首都。分裂後はユダ王国の首都となった。レハブアムが初代ユダ王国国王に即位した地。
  • ベテル 現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区ラマッラー・アル・ビーレ県。ヤロブアム1世が金の子牛の祭壇を造った場所の一つ。神の人がヨシヤの出現を預言した地。
  • ダン 現在のイスラエル北部地区テル・エル・カディ。ヤロブアム1世が金の子牛の祭壇を造ったもう一つの場所。
  • ミロ 現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区エルサレム県。ソロモンがダビデの町の破れ口を塞ぐ為に砦を築かせた場所。ヤロブアム1世が労役監督に任命される契機となった。
  • ペヌエル 現在のヨルダンのアジュルーン県。シェションク1世の侵攻を受け、ヤロブアム1世が一時遷都させた先。
  • ティルツァ 現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区ナーブルス県テル・エル・ファラ(北)。ヤロブアム1世がイスラエル王国を遷都させた先。
  • テル・ベイティン 現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区ラマッラー・アル・ビーレ県。金の子牛の為の祭壇が造られた場所の一つ。
  • ネゲヴ 現在のイスラエル南部地区。シェションク1世のパレスチナ侵攻で荒らされた地域の一つ。

預言者に選ばれた労役監督、引き裂かれた王国、
そして金の子牛に背いた信仰──18年の全記録。

JPY 200(税込)

購入する

購入後、そのままPDFダウンロードページへ移動します

お支払いは決済サービス「Square」を通じて安全に処理されます。カード情報が当サイトに保存されることはありません。


皇室献上品 高級トイレットペーパー
皇室献上品 高級トイレットペーパー

AUTHOR

石田晋一

歴史データベース「一元化」管理人。
万物の系譜の編纂者であり、電子書籍の著者。
YouTubeとニコニコでも情報を発信中。