電子書籍「ビル・ゲイツによる子宮頸がんワクチン攻撃一元化」の表紙

ビル・ゲイツによる
子宮頸がんワクチン攻撃
一元化

著者:石田晋一

掲載範囲
西暦2,009年〜2,023年4月1日
ページ数
11ページ
文字数
2,819字
最新更新日
西暦2,026年9月9日

西暦2,009年、インドの少女23,000名から始まった──
子宮頸がんワクチンを巡る十四年を年月日単位で一元化。

156円(税込)

購入する →
決済サービスSquare/ご利用いただけるカードブランド:Visa・Mastercard・アメリカン・エキスプレス・JCB・Diners Club・Discover・UnionPay(銀聯)

お支払いはカード情報の入力だけで完了します

購入後、そのままPDFダウンロードページへ移動します

お支払いは決済サービス「Square」を通じて安全に処理されます。カード情報が当サイトに保存されることはありません。


皇室献上品 高級トイレットペーパー
皇室献上品 高級トイレットペーパー

本書について

西暦2,009年、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、インドの地方在住の23,000名の少女を対象に、GSK社及びメルク・アンド・カンパニーの日本法人であるMSD社が開発した実験的子宮頸癌(HPV)ワクチンの実験へ資金提供を行った。結果、1,200名程度が自己免疫疾患や不妊症等の重篤な副作用を患い、7名が死亡する。更に、ゲイツが資金を提供する研究者達は、村のか弱い少女たちを強制的に裁判にかける、両親をいじめる、同意書を偽造する、ワクチンで副作用があった少女の医療を拒否する、という倫理違反を行い、インド政府は之を告訴した。本書は、此の年から西暦2,023年に至る十四年の経緯を、年月日単位で一元化した記録である。

同じ西暦2,009年、日本でも事は動いていた。1月20日、第15代CDC所長ジュリー・ルイーズ・ガーバーディングがCDC所長を辞任する。10月26日、厚労省がGSK社製の子宮頸癌予防2価ワクチン「サーバリックス」の製造販売承認を行い、12月、ガーバーディングはメルク社のワクチン部門長へ天下りした。12月22日にサーバリックスが発売されると、頭痛・全身の疼痛・知覚過敏・脱力・不随意運動・歩行障害・激しい倦怠感・睡眠障害・記憶障害・学習障害といった重篤な症状が引き起こされてゆく。

西暦2,010年から翌年に掛けて、予算の7割を任意の寄付に依存しているWHOに対し、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が45,500,000,000円(WHO予算の約1割に相当)、GAVIアライアンスが10,100,000,000円、GSK社が8,200,000,000円相当の金銭と現物のワクチンを寄付する。日本は西暦2,010年11月、サーバリックスの接種費用の9割を公費負担とする補正予算を組み、本年度に10,700,000,000円、翌年度に58,000,000,000円を計上した。西暦2,011年8月26日には、MSD社が子宮頸癌予防4価ワクチン「ガーダシル」を発売する。

西暦2,013年3月25日、被害者の救済、会員同士の情報共有、国と企業への原因究明と治療法の確立・診療体制の要求、症例や実態の周知を目的として「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」が設立される。4月1日、子宮頸癌ワクチンは12〜16歳の女性を対象とする定期予防接種となった。然し僅か二ヶ月半後の6月14日、厚労省の検討部会は、全身の疼痛・知覚障害・運動障害・失神・痙攣・記憶障害の多発を理由に、積極的勧奨の一時中止を決める。翌西暦2,014年6月18日、薬害オンブズパースン会議は、副反応を検討した厚生労働省の委員の7割と「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」がGSK社・MSD社から資金提供を受けていた事に関し、両社との金銭関係を過去に遡って明らかにする様求める公開質問状を送付した。其の二日後、当の専門家会議が東京都内で開かれ、WHO理事等が日本の積極的勧奨の再開を促している。西暦2,016年4月21日には日本小児科学会等17団体が積極的な接種を推奨する見解を発表し、同年7月27日、健康被害が出た15歳から22歳の女性64名が、東京・名古屋・大阪・福岡の4つの地裁で国・GSK社・MSD社を相手取り一斉提訴に踏み切った。

再開へ向けた圧力は、製薬会社と政界の双方から掛かった。西暦2,020年4月15日、HPVワクチン薬害訴訟全国原告団及び全国弁護団が、ガーダシルの後継である9価ワクチン「シルガード9」に関し、第22代厚労大臣加藤勝信へ承認審査に関する意見書を提出したが、同年7月21日、厚労省は其の製造販売を認可する。前年に厚労省からMSD社へ天下りしていた橘薫子は、西暦2,021年1月1日付で執行役員医薬政策部門統括兼社長室長となり、勧奨再開に向けた厚労省との交渉のパイプ役を担った。8月30日、細田博之が会長を務める「HPVワクチンの積極勧奨再開をめざす議員連盟」は、10月に再開しなければワクチンが期限切れで大量廃棄となりメーカーに迷惑を掛ける、という主旨の要望書を加藤勝信・田村憲久の両名へ提出する。9月1日にはMSD社自身も、大量廃棄が今後の供給に悪影響を及ぼし得ると警告する文書を厚労省へ提出していた事を公表した。10月1日、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会は一時中止の解除の方向性を打ち出し、11月26日に再開が発表される。西暦2,022年4月1日、積極的勧奨は再開され、同時にサーバリックスとガーダシルの公費接種を認める「キャッチアップ接種」が始まり、西暦2,023年4月1日にはシルガード9も其れに加えられた——本書は、此の一連の流れを一冊に束ねている。


登場人物

  • ビル・ゲイツ 本書の中心に置かれる人物。西暦2,009年、ビル&メリンダ・ゲイツ財団はインドの地方在住の少女23,000名を対象とする実験的子宮頸癌ワクチンの実験へ資金提供を行い、1,200名程度が重篤な副作用を患い7名が死亡した。西暦2,010年から翌年に掛けては、予算の7割を任意の寄付に依存するWHOへ、財団として45,500,000,000円を寄付している。
  • ジュリー・ルイーズ・ガーバーディング 第15代CDC所長。西暦2,009年1月20日にCDC所長を辞任し、同年12月、メルク社のワクチン部門長へ天下りした。日本で厚労省がGSK社製のサーバリックスの製造販売を承認したのは、其の間の10月26日である。
  • 橘薫子 西暦2,020年に厚労省からMSD社へ天下りし、医薬政策部門ワクチン政策部長に就いた人物。西暦2,021年1月1日付で執行役員医薬政策部門統括兼社長室長となり、同年10月に子宮頸癌ワクチンの積極的接種勧奨を再開させる為の、厚労省との交渉のパイプ役を担った。
  • 細田博之 「HPVワクチンの積極勧奨再開をめざす議員連盟」会長。西暦2,021年8月30日、10月に再開しなければワクチンが期限切れとなり大量廃棄でメーカーに迷惑を掛ける、として早期の接種再開を求める要望書を、加藤勝信と田村憲久へ提出した。
  • 加藤勝信 第22代厚労大臣として、西暦2,020年4月15日にHPVワクチン薬害訴訟全国原告団・全国弁護団から「シルガード9の承認審査に関する意見書」を受け取った人物。西暦2,021年8月30日には、第84代内閣官房長官として議員連盟の要望書を受け取っている。
  • 田村憲久 第23代厚労大臣。西暦2,021年8月30日に議員連盟の要望書を受け取り、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会に検討を求める意向を表明する一方、市町村の負担を考えると物理的に10月の再開は難しい、と返答した。

主要な概念・組織

  • サーバリックス GSK社製の子宮頸癌予防2価ワクチン。西暦2,009年10月26日に厚労省が製造販売を承認し、12月22日に発売された。其の後、頭痛・全身の疼痛・知覚過敏・脱力・不随意運動・歩行障害・激しい倦怠感・睡眠障害・記憶障害・学習障害という重篤な症状を引き起こしている。西暦2,010年11月には、日本が接種費用の9割を公費負担とする補正予算を組んだ。
  • ガーダシル MSD社が西暦2,011年8月26日に発売した子宮頸癌予防4価ワクチン。西暦2,022年4月1日から始まったキャッチアップ接種では、サーバリックスと共に公費での接種が可能となった。
  • シルガード9 ガーダシルの後継商品にあたる子宮頸癌予防9価ワクチン。西暦2,020年4月15日、HPVワクチン薬害訴訟全国原告団・全国弁護団が承認審査に関する意見書を厚労大臣へ提出したが、同年7月21日に厚労省が製造販売を認可し、西暦2,023年4月1日にはキャッチアップ接種にも追加された。
  • 積極的勧奨の一時中止 西暦2,013年4月1日に12〜16歳の女性を対象とする定期予防接種となった直後、全身の疼痛・知覚障害・運動障害・失神・痙攣・記憶障害の多発を受けて、同年6月14日に厚労省の検討部会が決めた措置。西暦2,021年10月1日に解除の方向性が打ち出され、11月26日に再開が発表され、西暦2,022年4月1日に積極的勧奨が再開された。
  • 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会 西暦2,013年3月25日に設立された団体。被害者の救済、会員同士の情報共有と、国及び企業への原因究明・治療法の確立・診療体制の要求、症例や実態の周知を目的として掲げた。
  • HPVワクチン薬害訴訟 西暦2,016年7月27日、接種後に健康被害が出た15歳から22歳の女性64名が、東京・名古屋・大阪・福岡の4つの地裁で国・GSK社・MSD社を相手取り一斉提訴したもの。1人当たり15,000,000円の慰謝料を一律に請求した後、各原告に応じた損害額を追加で求めるとした。
  • 薬害オンブズパースン会議 西暦2,014年6月18日、子宮頸癌ワクチンの副反応を検討した厚生労働省の委員の7割と「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」がGSK社・MSD社から資金提供を受けていた事に関し、専門家会議へ両社との金銭関係を過去に遡って明らかにする様求める公開質問状を送付した団体。
  • 子宮頸がん征圧をめざす専門家会議 GSK社・MSD社からの資金提供が問題とされた会議体。公開質問状の送付から二日後の西暦2,014年6月20日に東京都内で開かれ、WHO理事等が子宮頸癌ワクチンの接種に対する日本の積極的勧奨の再開を促した。
  • HPVワクチンの積極勧奨再開をめざす議員連盟 細田博之が会長を務めた議員連盟。西暦2,021年8月30日、10月に再開しなければワクチンが期限切れで大量廃棄となりメーカーに迷惑を掛ける、として早期の接種再開を求める要望書を、第84代内閣官房長官加藤勝信と第23代厚労大臣田村憲久へ提出した。
  • WHOへの寄付 予算の7割を任意の寄付に依存するWHOに対し、西暦2,010年から翌年に掛けてビル・ゲイツ関連の団体が行った寄付。ビル&メリンダ・ゲイツ財団が45,500,000,000円(WHO予算の約1割に相当)、GAVIアライアンスが10,100,000,000円、GSK社が8,200,000,000円相当の金銭と現物のワクチンを拠出した。
  • キャッチアップ接種 積極的勧奨が再開された西暦2,022年4月1日から西暦2,025年3月31日迄の期間、厚労省がサーバリックスとガーダシルの公費での接種を可能とした制度。西暦2,023年4月1日には、シルガード9も追加された。
  • 日本小児科学会等17団体の見解 西暦2,016年4月21日、ワクチン接種後の診療体制等が整備されたとして、積極的な接種を推奨すると発表されたもの。オーストラリアやアメリカ等で子宮頸癌の前段階の病変発生が約半分に減っており有効性は明らかである事、健康被害に遭った人への救済が開始された事を、理由に挙げている。

一時中止から再開へ──
天下り・議員連盟・製薬会社の動きを含めた全経緯を一元化。

156円(税込)

購入する →
決済サービスSquare/ご利用いただけるカードブランド:Visa・Mastercard・アメリカン・エキスプレス・JCB・Diners Club・Discover・UnionPay(銀聯)

お支払いはカード情報の入力だけで完了します

購入後、そのままPDFダウンロードページへ移動します

お支払いは決済サービス「Square」を通じて安全に処理されます。カード情報が当サイトに保存されることはありません。


皇室献上品 高級トイレットペーパー
皇室献上品 高級トイレットペーパー

AUTHOR

石田晋一

歴史データベース「トキジク」管理人。
万物の系譜の編纂者であり、電子書籍の著者。
YouTubeとニコニコでも情報を発信中。