IgG4抗体による免疫抑制を
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IgG4抗体による免疫抑制を訴えた学者達の三年間を一元化。
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本書について
西暦2,023年1月27日、エルランゲン大学病院(ドイツのバイエルン州)臨床・分子ウイルス学研究所臨床ウイルス学講座W2教授職マティアス・テンブッシュと、同研究所に所属するパスカル・イルガング等が、論文「反復するSARS-CoV-2 mRNAワクチン接種後の非炎症性スパイク特異的IgG4抗体へのクラススイッチ」を発表した。テンブッシュ等は、西暦2,020年から接種が開始された武漢株スパイクのコロナワクチン(BNT162b2)の接種者を縦断的に追跡し、抗スパイクIgGのサブクラス構成が時間と共にどう変化するかを分析している。報告された知見は、2回目の接種から数ヶ月経つと抗体構成が非炎症性のIgG4へシフトし、3回目の接種やブレイクスルー感染で更に増幅される事、全スパイク特異的IgGに占めるIgG4の割合が2回目接種直後の0.04%から3回目接種後には平均19.27%にまで上昇した事、アストラゼネカ社等のアデノウイルスベクターワクチンでは此のIgG4誘導が観察されずmRNA特有の現象である事、ADCP(抗体依存性細胞貪食)や補体活性化といったFcγR依存的なエフェクター機能が低下した事であった。更に、人間の第14染色体長腕に位置する免疫グロブリン重鎖遺伝子の配列上、IgG3(強い炎症性)→IgG1(炎症性)→IgG2(中間)→IgG4(抑制性・寛容型)の順で並んでおり、繰り返し接種が不可逆的な連続的クラススイッチを促していると推測された。本書は、此の論文を起点として、IgG4抗体による免疫抑制を訴えた学者達の三年間を、年月日単位で一元化した記録である。
西暦2,023年5月15日、東京大学医科学研究所附属病院(東京都港区白金台)アレルギー免疫科特任准教授・診療科長の山本元久、同科研究員の青地翠己、同科スタッフの上原昌晃が、論文「COVID-19mRNAワクチン接種後に発症したIgG4関連疾患:症例報告」を発表する。リウマチ性疾患の既往の無い、ファイザー製mRNAワクチン(BNT162b2)を2回接種した78歳の日本人女性の症例報告であった。西暦2,022年1月に1回目、翌月に2回目の接種を行ない、其の2週間後に両側顎下腺の腫脹を自覚。腫れが徐々に増大して耳鼻咽喉科を受診し、血液検査で血清IgG4高値が確認された。東京大学医科学研究所附属病院での診断の結果、高IgG4血症と、¹⁸F-フルオロデオキシグルコースPET-CT検査で腫大した膵臓への強い集積が認められ、IgG4関連疾患の世界共通基準であるACR/EULAR分類基準に従い、IgG4関連疾患と診断された。プレドニゾロン30mg/日のステロイド治療が開始され、臓器腫大は改善している。
西暦2,023年5月17日、サウスフロリダ大学(アメリカのフロリダ州タンパ)モルサーニ医学部分子医学科正教授ウラジーミル・N・ウヴェルスキー、キング・アブドゥルアズィーズ大学(サウジアラビアのマッカ州ジッダ)正教授エルラシュディ・M・レッドワン、西暦2,019年2月に医師免許を失っていたにも拘らずアルバータ州医療サービスクロス癌センター(カナダのアルバータ州エドモントン)で診療を続けていたウィリアム・マキス、グアダラハラ大学(メキシコのハリスコ州)アウトラン地域予備校生物学実験室所属アルベルト・ルビオ・カシージャスの4名が、論文「反復するワクチン接種によって誘導されるIgG4抗体はSARS-CoV-2スパイクタンパクへの免疫寛容を生む可能性が有る」を発表した。此の論文は、mRNAワクチンの反復接種で増えるIgG4は、原因となる物質を体内に少量から投与して体を慣らすアレルゲン免疫療法の様な保護的な免疫寛容では無く、ウイルスに対する有害な免疫寛容として働き、SARS-CoV-2の自由な複製を許してしまう可能性が有る、という言説を中心に展開されている。
ウヴェルスキー等は、IgG4へのクラススイッチを起こす要因として、過剰な抗原濃度(モデルナの100μgはファイザーの30μgよりも長期的なIgG4応答を誘導する)と、mRNAワクチンがアデノウイルスベクターワクチンよりも遥かに大きなIgG4誘導を示す事を挙げた。更に、IgG4誘導が問題視された他のワクチン事例も引用されている。HIVワクチンでは、7回接種したVAX003(抗原であるgp120を使ったサブユニット単独)がIgG4を誘導して効果が略無かった一方、4回接種のRV144(ベクターで先ず体内で抗原を作らせて後からサブユニットで増強)はIgG1/IgG3優位で31.2%の防御効果を示した。マラリアワクチンでは、抗原であるEBA-175に対するIgG4が2倍になるとマラリア感染リスクが約3倍に上昇した。百日咳ワクチンでは、無細胞型(aP)ワクチンがIgG4を誘導し、全菌体型(wP)より防御が弱いとされた。結論として、反復接種で誘導されるIgG4は感染防御に役立つどころか寧ろ妨げる可能性が有り、特に高齢者・免疫弱者・基礎疾患の有る人に対する追加接種は慎重を期すべきである、として締め括られている。
西暦2,023年8月13日、センメルワイス大学内科学・血液学科(ハンガリーのブダペスト)免疫学正教授ゾルタン・プロハシュカを筆頭とする7名が、論文「SARS-CoV-2 mRNAワクチン接種後のスパイク特異的IgG4抗体へのクラススイッチは、過去の感染歴に依存する」を発表する。ワクチンと感染の順序がIgG4の発生に決定的な影響を与えるという点に着目した論文であった。ブダペストの医療従事者47名とCOVID-19患者を接種歴・感染歴の組み合わせで分類し、接種者は3回目接種から128日後にサンプリングしている。IgG4の割合は、mRNAワクチン接種のみ(感染歴無し)が45.7%、mRNAワクチン接種→感染が41.5%、アストラゼネカ製・スプートニクV製アデノウイルスベクターワクチンのみ(感染歴無し)が16.6%、感染→mRNAワクチン接種はアデノウイルスベクターワクチンと同水準で低く、未接種のCOVID-19入院患者(HOSP)が約3%、未接種のCOVID-19からの回復者(CONV)が約1%であった。
此の結果からプロハシュカ等は、最初に何に出会ったかがIgG4の割合に大きな影響を与えると論じた。最初の抗原曝露が自然感染だった人は、其の後mRNAワクチンを接種してもIgG4は殆ど増えず、最初の抗原曝露がmRNAワクチンだった人は、其の後の経過に拘らずIgG4が大量に発生する。初回曝露時のサイトカイン環境とB細胞の刷り込みが其の後の応答パターンを長期的に固定し、mRNAワクチンが最初だと、過去に出会った抗原を長期間覚えておくメモリーB細胞集団自体がIgG4寄りに刷り込まれる、という「免疫の刷り込み」である。更に、被験者の内15名が3回目接種後の37日目と160日目の2回、採血の対象となった。mRNAワクチン接種→感染の群では感染を機にIgG1・IgG2・IgG4の全てが上昇し(メモリー再活性化)、mRNAワクチン接種のみの群では時間と共にIgG1・IgG2・IgG4が減少、感染→mRNAワクチン接種の群ではIgG3だけが減少して他は安定していた。追加刺激が無い限りIgG4比率が下がって行く訳では無く、絶対量として徐々に減るだけである、と結論付けられている。
西暦2,023年10月17日10時20分頃、厚生労働省(東京都千代田区霞が関)にて厚労大臣定例記者会見が行われた。IWJの記者が第27代厚労大臣武見敬三に対し、mRNAワクチンの繰り返しの接種により免疫を抑制する免疫グロブリンIgG4が増える事を示した論文がオープンアクセスの学術サイト「MDPI」で同年5月に公開されており、IgG4の増加は自己免疫疾患の原因となり、感受性の高い人・免疫不全・合併症が有る人に於いては癌の増殖や自己免疫性心筋炎を促進する可能性が有ると指摘されている事を挙げ、7回もの追加接種を行っている日本政府が、追加接種と免疫力の低下の関係に就いて包括的な調査を実施しているのか、していないのであれば調査をする意志は有るのかと質した。武見は、ワクチン接種後の副反応が疑われる症状に就いては副反応の疑いの報告制度が有り、常に情報を収集して定期的に開催している審議会で評価が行われているとし、免疫疾患には限らないものの、接種回数を重ねても特に副反応疑いの報告の頻度は上がっていない、と返答している。同年12月19日、IWJの記者は同じ会見で再度、レプリコンワクチンの安全性を含めて問い直したが、武見は免疫疾患を含め副反応疑い報告頻度は上がっていない、という同じ主張を繰り返した。
西暦2,024年1月11日、厚労省会見室にてワクチン問題研究会主催の会見が開かれる。登壇したのは、報告者である東京理科大学名誉教授で同会理事の村上康文、京都大学名誉教授で代表理事の福島雅典、ほんべつ循環器内科クリニック院長で業務執行理事の藤沢明徳、医療法人社団それいゆ会理事長で業務執行理事の児玉慎一郎、蒲田よしのクリニック院長で理事の吉野真人の5名であった。同会は、mRNAワクチンによる健康被害を科学的に証明する為に独自開発した2つの検査法とその進捗を報告している。1つは組織の何処にスパイクが残っているかを可視化するスパイクタンパク質の免疫染色法で、西暦2,022年のクリスチャン・バウマイヤーの心筋生検論文の染色像には「本当にスパイク由来か」の方法論的保証が不足しているとして、スパイク/Nタンパクの安定発現細胞と非発現細胞(陽性・陰性コントロール)を作成し全国の研究者に配布する研究インフラを整備するというもので、同年1月時点で遺伝子合成は完了し細胞への導入を進めている段階であった。もう1つは抗スパイクIgG4抗体の定量測定系で、鼠由来の抗スパイク抗体の可変領域だけを残し定常領域を人間のIgG4に置換したキメラ抗体を標準試料として作成するものである。同会は、IgG4は非炎症誘導性で感染防御・腫瘍免疫の両面でマイナス効果であり、中和活性を失った状況でIgG4が誘導されると感染に脆弱になる、過去のワクチン開発ではIgG4誘導は失敗のエビデンスとされてきた、と主張し、接種回数とIgG4レベルの用量反応関係の追試と、IgG4レベルと後遺症の臨床的関連という検証計画を発表した。
西暦2,024年2月、JSCSF(日本先進医療臨床研究会)が全国の会員医師を通して、mRNAワクチンの頻回接種によって血中のスパイクタンパク反応性IgG4抗体が上昇する事の確認を意図した観察研究を開始する。同年12月2日10時には、JSCSFと、後藤均が代表を務めるmRNAワクチン中止を求める国民連合の共同プロジェクトである「Covid-19 mRNAワクチン接種者および非接種者の血中スパイクタンパク反応性IgG抗体量の比較研究」の被験者募集が始まった。被験者数は東京80名・大阪80名の計160名で、1回から8回までの接種回数ごとに10名×2拠点という内訳である。非接種者対照は既に30名のボランティアを測定済みで、全員IgG4は検出限界以下であった。JSCSFの既存データと合わせて約400名規模を最終解析目標とし、論文化を目指すとされた。測定するのは、感染歴の指標である抗Nタンパク抗体、スパイクへの全体的な抗体応答量である抗スパイク抗体(全IgG)、そしてmRNA反復接種で増えるとされる抗スパイク特異的IgG4抗体の3種類で、接種回数・ワクチンの種類・ロット番号・接種時期・副反応データ・症状情報が収集される。
西暦2,025年3月18日、バルセロナ・グローバルヘルス研究所研究教授カルロタ・ドバーニョと、同研究所博士研究員カルラ・マルティン・ペレスが、論文「ワクチン接種後のIgG4およびIgG2へのクラススイッチが、SARS-CoV-2感染リスクの上昇と関連する」をオンラインで発表する。スペインの医療従事者の縦断コホートを、3回目接種から4ヶ月後を中心に観察したものであった。mRNAワクチンの3回目接種の後に非炎症性・非サイトファイリックなIgG4とIgG2が顕著に増加し、ブースター後にIgG4が10倍増加する毎に其の後のブレイクスルー感染リスクが有意に約1.8倍へ上昇すると報告されている。(IgG2/IgG4)/(IgG1/IgG3)で計算した非サイトファイリック/サイトファイリック比のハザード比は10倍増加あたり1.5(95%信頼区間1.1〜1.9)で、抑制型抗体が優位な人ほど感染しやすい事が示された。非サイトファイリック比が高い場合は中和活性が低下しており、統計解析でIgG1のレベルを調整してもIgG4と感染リスクの関連は有意の儘であった為、IgG4は単にIgG1が低い人の代理変数では無く、IgG4自体が独立に感染リスクを高めていると論じられている。
西暦2,025年10月27日、福島雅典が第30代厚労大臣上野賢一郎に対し、「mRNAワクチン接種後の健康被害および腫瘍リスク対策に関する要望書」を提出した。国民へのリスク情報の適切な周知、全国的な疫学調査の実施、政府主導による専門研究班の設置の3点を求めるものである。背景として、同年9月時点で予防接種健康被害救済制度による認定件数が9,000件超・内死亡認定1,000件超に達している事、近年の国内外研究でmRNAワクチン接種と腫瘍発生・増殖進展、IgG4抗体上昇との関連を示唆する報告が相次いでいる事、ワクチン問題研究会自身が転移性腫瘍組織内にスパイクタンパクが存在する事を明らかにして査読済み論文として発表している事、そして同年9月の日本ワクチン学会/日本臨床ウイルス学会年次総会で国立感染症研究所が、修飾mRNAが少なくとも3週間以上体内に残存する事・殆ど全ての臓器組織に体内分布する事・複数回接種により抗スパイク抗体がIgG4型へ転換する事を報告した事実が挙げられた。要望は、リスク情報の公表と現行mRNAワクチン接種奨励の一旦中止及び新規mRNA製剤の開発援助の中止、癌・心臓血管系疾患・神経疾患・免疫疾患・自己免疫性炎症の発症率を対象とする全国的疫学調査、中立・公正・多分野横断的な「mRNAワクチン健康影響研究班(仮称)」の設置、副反応報告・死亡事例・病理検査結果の速やかな公開と学術的再解析が可能な形でのアクセス保証の4点に及んでいる。ドイツの一研究室が測った0.04%と19.27%という数字が、症例報告となり、複数国の追試となり、記者会見の問いとなり、遂には厚労大臣宛の要望書になる——本書は、其の三年の全軌跡を一冊に束ねている。
登場人物
- マティアス・テンブッシュ エルランゲン大学病院(ドイツのバイエルン州)臨床・分子ウイルス学研究所臨床ウイルス学講座W2教授職。西暦2,023年1月27日、論文「反復するSARS-CoV-2 mRNAワクチン接種後の非炎症性スパイク特異的IgG4抗体へのクラススイッチ」を発表し、BNT162b2接種者の縦断追跡から、全スパイク特異的IgGに占めるIgG4の割合が2回目接種直後の0.04%から3回目接種後には平均19.27%へ上昇したと報告した。
- パスカル・イルガング エルランゲン大学病院臨床・分子ウイルス学研究所に所属する研究者。西暦2,023年1月27日の論文の著者の1人。其の試験は、後にワクチン問題研究会が接種回数とIgG4レベルの用量反応関係の追試対象として挙げた2つの試験の1つである。
- 山本元久 東京大学医科学研究所附属病院(東京都港区白金台)アレルギー免疫科特任准教授・診療科長。西暦2,023年5月15日、論文「COVID-19mRNAワクチン接種後に発症したIgG4関連疾患:症例報告」を発表し、BNT162b2を2回接種した78歳の日本人女性が、ACR/EULAR分類基準に従いIgG4関連疾患と診断され、プレドニゾロン30mg/日のステロイド治療で臓器腫大が改善した経過を報告した。
- 青地翠己 東京大学医科学研究所附属病院アレルギー免疫科研究員。西暦2,023年5月15日のIgG4関連疾患症例報告の著者の1人。
- 上原昌晃 東京大学医科学研究所附属病院アレルギー免疫科スタッフ。西暦2,023年5月15日のIgG4関連疾患症例報告の著者の1人。
- ウラジーミル・N・ウヴェルスキー サウスフロリダ大学(アメリカのフロリダ州タンパ)モルサーニ医学部分子医学科正教授。西暦2,023年5月17日、論文「反復するワクチン接種によって誘導されるIgG4抗体はSARS-CoV-2スパイクタンパクへの免疫寛容を生む可能性が有る」を発表し、反復接種で増えるIgG4は保護的な免疫寛容では無く、ウイルスに対する有害な免疫寛容として働く可能性が有ると論じた。
- エルラシュディ・M・レッドワン キング・アブドゥルアズィーズ大学(サウジアラビアのマッカ州ジッダ)正教授。西暦2,023年5月17日の免疫寛容論文の著者の1人。
- ウィリアム・マキス 西暦2,019年2月に医師免許を失っていたにも拘らず、アルバータ州医療サービスクロス癌センター(カナダのアルバータ州エドモントン)で診療を続けていた人物。西暦2,023年5月17日の免疫寛容論文の著者の1人。
- アルベルト・ルビオ・カシージャス グアダラハラ大学(メキシコのハリスコ州)アウトラン地域予備校生物学実験室所属。西暦2,023年5月17日の免疫寛容論文の著者の1人。
- ゾルタン・プロハシュカ センメルワイス大学内科学・血液学科(ハンガリーのブダペスト)免疫学正教授。西暦2,023年8月13日、論文「SARS-CoV-2 mRNAワクチン接種後のスパイク特異的IgG4抗体へのクラススイッチは、過去の感染歴に依存する」を発表し、最初の抗原曝露が自然感染だった人は其の後mRNAワクチンを接種してもIgG4が殆ど増えない一方、最初がmRNAワクチンだった人は其の後の経過に拘らずIgG4が大量に発生すると論じた。
- ペトラ・キシェル センメルワイス大学内科学・血液学科研究員。西暦2,023年8月13日の感染歴依存論文の著者の1人。其の試験は、後にワクチン問題研究会が接種回数とIgG4レベルの用量反応関係の追試対象として挙げた2つの試験の1つである。
- ラースロー・チェルヴェナク センメルワイス大学内科学・血液学科上級研究員で、内皮細胞グループ長。西暦2,023年8月13日の感染歴依存論文の著者の1人。
- ゲオルグ・シンコヴィッツ センメルワイス大学内科学・血液学科臨床研究者。西暦2,023年8月13日の感染歴依存論文の著者の1人。
- エリカ・カイダチ センメルワイス大学内科学・血液学科研究員で、造血幹細胞グループ長。西暦2,023年8月13日の感染歴依存論文の著者の1人。
- ヤーノシュ・ミクローシュ センメルワイス大学内科学・血液学科検査技師。西暦2,023年8月13日の感染歴依存論文の著者の1人。
- パール・シーク センメルワイス大学内科学・血液学科所属。西暦2,023年8月13日の感染歴依存論文の著者の1人。
- 武見敬三 第27代厚労大臣。西暦2,023年10月17日と同年12月19日の厚労大臣定例記者会見にて、IWJの記者から追加接種と免疫力の低下の関係に就いての包括的な調査の有無を問われた。副反応の疑いの報告制度により常に情報を収集し審議会で評価が行われているとし、免疫疾患を含め、接種回数を重ねても副反応疑いの報告の頻度は上がっていない、という主張を2度に渡り繰り返した。
- 村上康文 東京理科大学名誉教授で、ワクチン問題研究会理事。西暦2,024年1月11日、厚労省会見室で開かれた同会の会見にて報告者を務め、スパイクタンパク質の免疫染色法と抗スパイクIgG4抗体の定量測定系という独自開発の2つの検査法と、其の進捗を報告した。
- 福島雅典 京都大学名誉教授で、ワクチン問題研究会代表理事。西暦2,024年1月11日の会見に登壇し、西暦2,025年10月27日には第30代厚労大臣上野賢一郎に対し「mRNAワクチン接種後の健康被害および腫瘍リスク対策に関する要望書」を提出して、国民へのリスク情報の適切な周知・全国的な疫学調査の実施・政府主導による専門研究班の設置を求めた。
- 藤沢明徳 ほんべつ循環器内科クリニック院長で、ワクチン問題研究会業務執行理事。西暦2,024年1月11日、厚労省会見室で開かれた同会の会見に登壇した5名の1人。
- 児玉慎一郎 医療法人社団それいゆ会理事長で、ワクチン問題研究会業務執行理事。西暦2,024年1月11日、厚労省会見室で開かれた同会の会見に登壇した5名の1人。
- 吉野真人 蒲田よしのクリニック院長で、ワクチン問題研究会理事。西暦2,024年1月11日、厚労省会見室で開かれた同会の会見に登壇した5名の1人。
- 後藤均 mRNAワクチン中止を求める国民連合の代表。西暦2,024年12月2日、JSCSFとの共同プロジェクト「Covid-19 mRNAワクチン接種者および非接種者の血中スパイクタンパク反応性IgG抗体量の比較研究」の被験者募集を開始した。
- カルロタ・ドバーニョ バルセロナ・グローバルヘルス研究所研究教授。西暦2,025年3月18日、論文「ワクチン接種後のIgG4およびIgG2へのクラススイッチが、SARS-CoV-2感染リスクの上昇と関連する」をオンラインで発表し、ブースター後にIgG4が10倍増加する毎に、其の後のブレイクスルー感染リスクが有意に約1.8倍へ上昇すると報告した。
- カルラ・マルティン・ペレス バルセロナ・グローバルヘルス研究所博士研究員。西暦2,025年3月18日の、ブレイクスルー感染リスクに関する論文の著者の1人。
- 上野賢一郎 第30代厚労大臣。西暦2,025年10月27日、福島雅典から「mRNAワクチン接種後の健康被害および腫瘍リスク対策に関する要望書」の提出を受けた。
- クリスチャン・バウマイヤー 西暦2,022年に心筋生検論文を発表した研究者。ワクチン問題研究会は西暦2,024年1月11日の会見にて、其の染色像には「本当にスパイク由来か」の方法論的保証が不足しているとし、陽性・陰性コントロール細胞を作成して全国の研究者に配布する研究インフラの整備を掲げた。
主要な論文・組織
- 反復するSARS-CoV-2 mRNAワクチン接種後の非炎症性スパイク特異的IgG4抗体へのクラススイッチ 西暦2,023年1月27日にマティアス・テンブッシュ、パスカル・イルガング等が発表した論文。BNT162b2接種者の縦断追跡により、2回目の接種から数ヶ月で抗体構成が非炎症性のIgG4へシフトし、3回目の接種やブレイクスルー感染で更に増幅される事、IgG4の割合が0.04%から平均19.27%へ上昇した事、アデノウイルスベクターワクチンでは同じ誘導が観察されない事、ADCP(抗体依存性細胞貪食)や補体活性化といったFcγR依存的なエフェクター機能が低下した事を報告した。
- COVID-19mRNAワクチン接種後に発症したIgG4関連疾患:症例報告 西暦2,023年5月15日に山本元久、青地翠己、上原昌晃が発表した論文。リウマチ性疾患の既往の無い78歳の日本人女性が、BNT162b2の2回目接種の2週間後に両側顎下腺の腫脹を自覚し、高IgG4血症と、¹⁸F-フルオロデオキシグルコースPET-CT検査での膵臓への強い集積からIgG4関連疾患と診断された経過を報告した。
- 反復するワクチン接種によって誘導されるIgG4抗体はSARS-CoV-2スパイクタンパクへの免疫寛容を生む可能性が有る 西暦2,023年5月17日にウラジーミル・N・ウヴェルスキー等4名が発表した論文。反復接種で増えるIgG4はアレルゲン免疫療法の様な保護的な免疫寛容では無く、有害な免疫寛容として働きSARS-CoV-2の自由な複製を許す可能性が有ると論じ、高齢者・免疫弱者・基礎疾患の有る人への追加接種は慎重を期すべきであると締め括った。
- SARS-CoV-2 mRNAワクチン接種後のスパイク特異的IgG4抗体へのクラススイッチは、過去の感染歴に依存する 西暦2,023年8月13日にゾルタン・プロハシュカ等7名が発表した論文。ブダペストの医療従事者47名とCOVID-19患者を接種歴・感染歴で分類し、IgG4の割合がmRNAワクチンのみで45.7%、アデノウイルスベクターワクチンのみで16.6%、未接種の回復者で約1%であった事を報告し、最初の抗原曝露が其の後の応答パターンを長期的に固定するという「免疫の刷り込み」を論じた。
- ワクチン接種後のIgG4およびIgG2へのクラススイッチが、SARS-CoV-2感染リスクの上昇と関連する 西暦2,025年3月18日にカルロタ・ドバーニョ、カルラ・マルティン・ペレスがオンラインで発表した論文。スペインの医療従事者の縦断コホートをカプラン・マイヤー生存曲線とCox比例ハザード回帰で解析し、ブースター後にIgG4が10倍増加する毎にブレイクスルー感染リスクが約1.8倍へ上昇する事、IgG1のレベルを調整してもIgG4と感染リスクの関連が有意の儘である事を報告した。
- IgG4へのクラススイッチ 本書が追跡する現象。人間の第14染色体長腕に位置する免疫グロブリン重鎖遺伝子の配列上、IgG3(強い炎症性)→IgG1(炎症性)→IgG2(中間)→IgG4(抑制性・寛容型)の順で並んでおり、繰り返し接種が不可逆的な連続的クラススイッチを促していると推測された。ウヴェルスキー等は、其の要因として過剰な抗原濃度(モデルナの100μgはファイザーの30μgより長期的なIgG4応答を誘導する)と、mRNAワクチンとアデノウイルスベクターワクチンの差を挙げている。
- 他ワクチンでのIgG4誘導事例 ウヴェルスキー等が引用した先行事例。HIVワクチンでは7回接種のVAX003がIgG4を誘導して効果が略無かった一方、4回接種のRV144はIgG1/IgG3優位で31.2%の防御効果を示した。マラリアワクチンではEBA-175に対するIgG4が2倍になると感染リスクが約3倍に上昇し、百日咳ワクチンでは無細胞型(aP)がIgG4を誘導して全菌体型(wP)より防御が弱いとされた。
- ACR/EULAR分類基準 IgG4関連疾患の世界共通基準。西暦2,023年5月15日の症例報告で、78歳の日本人女性の診断が此の基準に従って下された。
- 厚労大臣定例記者会見でのIWJの質問 西暦2,023年10月17日と同年12月19日の2度に渡り、IWJの記者が第27代厚労大臣武見敬三に投げ掛けた問い。IgG4の増加が自己免疫疾患の原因となり、感受性の高い人・免疫不全・合併症が有る人に於いては癌の増殖や自己免疫性心筋炎を促進する可能性が指摘されている事を挙げ、7回もの追加接種を行っている日本で、追加接種と免疫力の低下の関係に就いての包括的な調査が行われているのかを質した。12月の質問では、同年11月28日に国内承認されたレプリコンワクチンの安全性にも及んでいる。
- ワクチン問題研究会 代表理事を福島雅典、理事を村上康文等が務める団体。西暦2,024年1月11日に厚労省会見室で会見を開き、mRNAワクチンによる健康被害を科学的に証明する為に独自開発した検査法とその進捗を報告した。西暦2,025年には、転移性腫瘍組織内にスパイクタンパクが存在する事を明らかにし、査読済み論文として発表したとされる。
- スパイクタンパク質の免疫染色法 ワクチン問題研究会が開発を進めた検査法の1つ。組織の何処にスパイクが残っているかを可視化する事を目的とし、スパイク/Nタンパクの安定発現細胞と非発現細胞(陽性・陰性コントロール)を作成して全国の研究者に配布する研究インフラを整備するもの。西暦2,024年1月時点で遺伝子合成は完了し、細胞への導入を進めている段階であった。
- 抗スパイクIgG4抗体の定量測定系 ワクチン問題研究会が開発を進めた検査法の1つ。通常のIgG4検査とは別に、スパイク特異的IgG4を測る独自系を構築するもので、鼠由来の抗スパイク抗体の可変領域だけを残し、定常領域を人間のIgG4に置換したキメラ抗体を標準試料として作成する。
- JSCSF(日本先進医療臨床研究会) 西暦2,024年2月、全国の会員医師を通して、mRNAワクチンの頻回接種によって血中のスパイクタンパク反応性IgG4抗体が上昇する事の確認を意図した観察研究を開始した団体。同年12月2日には、mRNAワクチン中止を求める国民連合との共同プロジェクトの被験者募集を始めた。
- mRNAワクチン中止を求める国民連合 後藤均が代表を務める団体。JSCSFとの共同プロジェクトとして、接種者と非接種者の血中スパイクタンパク反応性IgG抗体量の比較研究を立ち上げた。
- Covid-19 mRNAワクチン接種者および非接種者の血中スパイクタンパク反応性IgG抗体量の比較研究 西暦2,024年12月2日10時に被験者募集が開始された共同プロジェクト。東京80名・大阪80名の計160名を、1回から8回までの接種回数ごとに10名×2拠点で集める設計である。非接種者対照は30名を測定済みで全員IgG4が検出限界以下であり、JSCSFの既存データと合わせて約400名規模を最終解析目標とした。抗Nタンパク抗体・抗スパイク抗体(全IgG)・抗スパイク特異的IgG4抗体の3種類を測定し、接種回数・ワクチンの種類・ロット番号・接種時期・副反応データ・症状情報を収集する。
- mRNAワクチン接種後の健康被害および腫瘍リスク対策に関する要望書 西暦2,025年10月27日に福島雅典が第30代厚労大臣上野賢一郎へ提出した文書。国民へのリスク情報の適切な周知、全国的な疫学調査の実施、政府主導による専門研究班の設置を求め、更に現行mRNAワクチン接種奨励の一旦中止と新規mRNA製剤の開発援助の中止、中立・公正・多分野横断的な「mRNAワクチン健康影響研究班(仮称)」の設置、副反応報告・死亡事例・病理検査結果の速やかな公開等を要望した。
- 国立感染症研究所の報告 西暦2,025年9月の日本ワクチン学会/日本臨床ウイルス学会年次総会での報告として、福島雅典の要望書に引用された内容。修飾mRNAが少なくとも3週間以上体内に残存する事、殆ど全ての臓器組織に体内分布する事、複数回接種により抗スパイク抗体がIgG4型へ転換する事の3点である。
五本の論文から、記者会見と要望書まで──
誰が何時、何を測り、何を訴えたのかを一元化。
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