電子書籍「2000年の時点で自己改善AIがシンギュラリティを引き起こすと予測したエリーザー・ユドコウスキー一元化」の表紙

2000年の時点で
自己改善AIがシンギュラリティを
引き起こすと予測した
エリーザー・ユドコウスキー
一元化

著者:石田晋一

掲載範囲
西暦2,000年7月27日〜2,025年9月16日
ページ数
14ページ
文字数
7,296字
最新更新日
西暦2,026年8月17日

シンギュラリティへの期待から、人類存亡の警鐘へ──
エリーザー・ユドコウスキーの二十五年を一元化。

246円(税込)

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皇室献上品 高級トイレットペーパー
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本書について

西暦2,000年7月27日、三人の人物が「人工知能シンギュラリティ研究所(SIAI)」を設立した。エリーザー・ユドコウスキー、ブライアン・アトキンス、そして其の妻サビーン・アトキンスである。当初の目標は、人類に友好的な「フレンドリーAI」を自らの手で構築する事に在った。此の頃のユドコウスキーは、自己改善するAIが西暦2,030年から2,050年頃にシンギュラリティを引き起こすと予測していた——本書は、此の一つの予測を起点として、一人の思想家がやがて「人類はAIによって滅ぼされる」と確信し、其の阻止に半生を捧げてゆく二十五年の軌跡を、年月日単位で一元化した記録である。

西暦2,004年5月、ユドコウスキーはAIを人類の価値観と整合させる為の理論的枠組みとして「一貫的外挿意志(CEV)」を発表する。AIが人間の理想的な判断を推定して行動すべきとする此の概念は、アライメント問題を計算問題として捉える基盤を築いた。裏を返せば、其れが実現出来なければAIは人類にとって致命的な存在になるという危機感の表れでもあった。西暦2,006年2月にはSIAIが200,000ドルのマッチング寄付型キャンペーン「シンギュラリティ・チャレンジ」を完了し、アドバイザリーボードに加わったピーター・ティールが其の内100,000ドルを拠出する。同年11月20日、ユドコウスキーはジョージ・メイソン大学経済学部助教ロビン・ハンソンと共にブログ「オーバーカミング・バイアス」の執筆を開始した。ユドコウスキーは合理性の技法とAIリスクの観点から、ハンソンは経済学とシグナリング理論の観点から——認知バイアスと意思決定を巡る二つの視座が、一つの場で交差した。

西暦2,008年7月3日、ニック・ボストロムとミラン・M・チルコヴィッチが編んだ学術書「グローバル・カタストロフィック・リスクス」がオックスフォード大学出版から刊行される。火山噴火・パンデミック・核事故・気候変動・経済崩壊——一見ばらばらな脅威を一冊に束ねる意義として、編者は因果的な共通性、認知バイアス等の概念的論点の共有、そして限られた資源の中で優先順位を比較する必要を挙げた。リスクは範囲・強度・確率の三変数で捉えられ、其の中でも地球起源の知的生命の絶滅を齎す「存在論的リスク」は、一度起きれば回復も学習も出来ない為、事後対応ではなく事前の予防が不可欠であるとされる。ユドコウスキーは此の書に「グローバルリスクに於ける正と負の要因としての人工知能」を寄稿し、制御不能なインテリジェンス爆発のシナリオを学術的文脈で詳述した。翌西暦2,009年3月6日には、レディットのコードベースをフォークした基盤の上に合理的思考のコミュニティブログ「レス・ロング」を立ち上げ、オーバーカミング・バイアスの記事をシーケンスとして体系化してゆく。1,000,000語を超える此のエッセイ群が、AIの存在リスクを論じる世代の共通言語となった。

組織もまた姿を変えてゆく。西暦2,012年12月6日、シンギュラリティ・ユニバーシティがSIAI主催のシンギュラリティ・サミットを買収した事でブランドの混同が生じ、翌西暦2,013年1月30日、SIAIは名称からシンギュラリティを外して「機械知能研究所(MIRI)」へと改称した。AI安全性の技術研究に特化する組織としての再定義である。西暦2,014年7月、ユドコウスキーの影響を受けたボストロムが「スーパーインテリジェンス:其の道筋、危険、そして戦略」を出版すると、インテリジェンス爆発と超知能AIの存在リスクは一般読者にも広まり、MIRIへの寄付も増えていった。此の頃ユドコウスキーは、AIが人類の制御を離れて人類を滅ぼす確率「P(doom)」を50%前後と見積もっていた。

やがて其の見積もりは絶望へと傾いてゆく。西暦2,022年4月1日、ユドコウスキーはレス・ロングに「MIRIが新たな『尊厳死』戦略を発表」と題した投稿を行った。全体が自問自答の形式で進み、最後の設問は「此れ、4月1日に投稿されてるよね。全部エイプリルフールのジョークでしょ?」であった。彼は物議を醸す主張を導入する機会として、また表現を大げさにする口実として、態と4月1日を選んだのである。内容は、MIRIはアライメント問題を解決出来ず他の研究者の手法にも望みが無いと表明し、人類の生存確率を実質ゼロに近いとしつつ、仮令絶望的であっても僅かに生存確率を高める努力を続ける事、其れこそが人類にとっての「尊厳」だと主張するものであった。

西暦2,023年3月29日、GPT-4の公開を受けて生命の未来研究所がAI開発の6ヶ月間の一時停止を求めるオープンレターを公開する。イーロン・マスク、スティーブ・ウォズニアック、ヨシュア・ベンジオら1,000名以上が署名し、翌月までに33,000名を超えた。書簡は、創造者でさえ理解も予測も出来ないデジタルマインドを巡る制御不能なレースを戒め、規制当局の設置や監査・透かし・責任制度といったガバナンスの整備を求めるものであった。だがユドコウスキーは同日、タイム誌に「AIの開発を一時停止するだけでは不十分だ。全てを停止させる必要が有る」を寄稿し、署名を拒否する。全世界での無期限停止を要求し、違反国のデータセンターへの空爆も辞さず、核戦争のリスクを冒してでも止めるべきだと主張した。翌30日にはフォックス・ニュースの記者ピーター・ドゥーシーが此の寄稿を引いてホワイトハウス報道官カリーヌ・ジャン・ピエールを質し、AI権利章典の青写真に触れる回答が返る。4月18日、彼は招待から僅か4日でバンクーバーのTED 2023に登壇し、スライド無しでスマートフォンから原稿を読む形で6分間を語った。人間がチェスAIのStockfishにどう負けるかを予測出来ないのと同じ理由で、超知能の手筋は読めない、と。同年9月7日、ユドコウスキーはタイム誌の「AI分野で最も影響力のある100人」に選ばれ、AIが人類全体を滅ぼす確率は99%だと述べている。

西暦2,024年2月17日、ガーディアン紙のインタビューで人類の残り時間を問われた彼は「50年ではなく5年に近い感覚である。2年かも知れないし10年かも知れない」と答えた。西暦2,025年3月9日からのSXSWでは「AGIが全ての人を殺さない様にする方法」と題されたパネルに登壇し、AI開発を支えるハードウェアの全面的なロックダウンと先端AI研究の非合法化を改めて訴える。そして同年9月16日、MIRI代表ネイト・ソアレスとの共著「誰かが作れば、人類は滅びる - 超人的なAIが何故私達全員を殺す事になるのか」がリトル・ブラウン・アンド・カンパニーから出版された。20年以上の警告を約56,000語に凝縮した此の書はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに入り、ザ・ニューヨーカーとガーディアンの年間ベストブックにも選ばれる。「効果的な国際条約が実現し、此の本が其の一助となったなら、成功と呼びたい」——シンギュラリティへの期待として始まった一人の予測が、人類存亡を賭けた国際的な警鐘へと膨れ上がってゆく。其の全軌跡を、本書は一冊に束ねている。


本書が記録する出来事

  • 西暦2,000年7月27日 SIAIの設立 エリーザー・ユドコウスキー、ブライアン・アトキンス、サビーン・アトキンスが「人工知能シンギュラリティ研究所(SIAI)」を設立。当初はフレンドリーAIを自ら構築する事を目標とし、ユドコウスキーは自己改善AIが西暦2,030〜2,050年頃にシンギュラリティを引き起こすと予測していた。
  • 西暦2,004年5月 CEVの発表 AIを人類の価値観と整合させる理論的枠組みとして「一貫的外挿意志(CEV)」を発表。アライメント問題を計算問題として捉える基盤を築いた。
  • 西暦2,006年2月 シンギュラリティ・チャレンジ SIAIが200,000ドルのマッチング寄付型ファンドレイジングキャンペーンを完了。アドバイザリーボードメンバーのピーター・ティールが100,000ドルを寄付した。
  • 西暦2,006年11月20日 オーバーカミング・バイアス開始 ユドコウスキーとロビン・ハンソンが、認知バイアス・意思決定理論・確率的思考・社会的シグナリングを扱うブログの執筆を開始した。
  • 西暦2,008年7月3日 『グローバル・カタストロフィック・リスクス』刊行 ニック・ボストロムとミラン・M・チルコヴィッチが編んだ学術書がオックスフォード大学出版から刊行。ユドコウスキーは超人的AIの壊滅的リスクを論じた論考を寄稿し、制御不能なインテリジェンス爆発のシナリオを詳述した。
  • 西暦2,009年3月6日 レス・ロングの立ち上げ レディットのコードベースをフォークした基盤の上に、合理的思考のコミュニティブログを立ち上げ。オーバーカミング・バイアスの記事をシーケンスとして体系化し、1,000,000語超のエッセイ群を築いた。
  • 西暦2,012年12月6日 サミットの買収 シンギュラリティ・ユニバーシティが、SIAIの主催していたシンギュラリティ・サミットを買収した。
  • 西暦2,013年1月30日 MIRIへの改称 SIAIが「機械知能研究所(MIRI)」に改称。ブランドの混同を避けると同時に、名称からシンギュラリティを外し、AI安全性の技術研究に特化する組織としてリブランドした。
  • 西暦2,014年7月 『スーパーインテリジェンス』出版 ユドコウスキーの影響を受けたニック・ボストロムが出版。インテリジェンス爆発と超知能AIの存在リスクを一般読者に広め、MIRI等への寄付も増加した。此の頃ユドコウスキーはP(doom)を50%前後と見積もっていた。
  • 西暦2,022年4月1日 「尊厳死」戦略 レス・ロングへの投稿。態とエイプリルフールを選び、自問自答の形式で、アライメント問題は解決出来ず人類の生存確率は実質ゼロに近いと表明。それでも僅かに確率を高める努力こそが人類の「尊厳」だと主張した。
  • 西暦2,023年3月29日 オープンレターとタイム誌寄稿 生命の未来研究所がAI開発の6ヶ月間の一時停止を求めるオープンレターを公開し、33,000名以上が署名。同日ユドコウスキーはタイム誌に「全てを停止させる必要が有る」を寄稿し、署名を拒否して全世界での無期限停止を要求した。
  • 西暦2,023年3月30日 ホワイトハウスでの質疑 フォックス・ニュースの記者ピーター・ドゥーシーが前日の寄稿を引用し、報道官カリーヌ・ジャン・ピエールに超人的AIの危険性を質した。回答はAI権利章典の青写真に触れるに留まった。
  • 西暦2,023年4月18日 TED 2023登壇 招待から僅か4日、原稿を考えたのは前日という中で急遽登壇。スライド無しでスマートフォンから原稿を読み、6ヶ月のモラトリアムでは足りない事、真に危険なAIが現れれば人類にやり直しは無い事を6分間で訴えた。
  • 西暦2,023年9月7日 タイム誌100人に選出 「AI分野で最も影響力のある100人」に選ばれる。同誌のインタビューでは、AIへの懸念が主流になりつつある事に僅かな楽観を示しつつ、AIが人類全体を滅ぼす確率は99%だと述べた。
  • 西暦2,024年2月17日 ガーディアン紙のインタビュー 人類の残り時間を問われ「50年ではなく5年に近い感覚である。2年かも知れないし10年かも知れない」と回答。生き残る僅かな可能性が有るとも述べたが、根拠は示さなかった。
  • 西暦2,025年3月9日 SXSWでの警告 第38回SXSWの「AGIが全ての人を殺さない様にする方法」と題されたパネルに登壇。AI開発を支えるハードウェアの全面的なロックダウンと、先端AI研究の非合法化を改めて訴えた。
  • 西暦2,025年9月16日 『誰かが作れば、人類は滅びる』出版 ネイト・ソアレスとの共著がリトル・ブラウン・アンド・カンパニーから出版。20年以上の警告を約56,000語に凝縮し、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに入り、ザ・ニューヨーカーとガーディアンの年間ベストブックにも選ばれた。

登場人物

  • エリーザー・ユドコウスキー 本書の中心人物。SIAI(後のMIRI)を共同設立し、当初は自己改善AIが西暦2,030〜2,050年頃にシンギュラリティを引き起こすと予測した。CEV・オーバーカミング・バイアス・レス・ロング等を通じてAIアライメントと存在リスクを論じ続け、P(doom)の見積もりを50%から99%へと引き上げた。AI開発の無期限停止を求め、データセンターへの空爆も辞さずと主張した。
  • ブライアン・アトキンス SIAIの共同設立者。妻サビーンと共に、ユドコウスキーのフレンドリーAI構築を資金面から支えた。
  • サビーン・アトキンス ブライアン・アトキンスの妻。SIAIの共同設立者の一人として、研究所の発足に名を連ねた。
  • ピーター・ティール コンフィニティ社・パランティア・テクノロジーズ社の共同創業者。SIAIのアドバイザリーボードメンバーとして西暦2,006年の「シンギュラリティ・チャレンジ」に参加し、100,000ドルを寄付した。
  • ロビン・ハンソン ジョージ・メイソン大学経済学部助教。西暦2,006年11月20日からユドコウスキーと共にブログ「オーバーカミング・バイアス」を執筆し、経済学・シグナリング理論の観点から記事を寄せた。
  • ニック・ボストロム オックスフォード・マーティン・スクールのフューチャー・オブ・ヒューマニティ・インスティテュート所長。「グローバル・カタストロフィック・リスクス」を編纂し、西暦2,014年の「スーパーインテリジェンス」で超知能AIの存在リスクを一般に広めた。
  • ミラン・M・チルコヴィッチ ベオグラード天文台上級研究員でノヴィ・サド大学物理学部教授(宇宙論)。ボストロムと共に「グローバル・カタストロフィック・リスクス」を編纂し、第1章を共著した。
  • ネイト・ソアレス MIRI代表。ユドコウスキーとの共著「誰かが作れば、人類は滅びる」を著し、超知能AIが人類を滅ぼすメカニズムを一般読者向けに解説した。
  • イーロン・マスク テスラ社共同創業者でスペースX社創業者。西暦2,023年3月29日、生命の未来研究所のAI開発一時停止を求めるオープンレターに署名した。
  • スティーブ・ウォズニアック アップル社共同創業者。AI開発の6ヶ月間の一時停止を求めるオープンレターの署名者の一人。
  • ヨシュア・ベンジオ モントリオール大学計算機科学・オペレーションズリサーチ学科教授でミラ・ケベックAI研究所共同創設者。同オープンレターに署名したAI研究の権威の一人。
  • ピーター・ドゥーシー フォックス・ニュースの記者。西暦2,023年3月30日、ユドコウスキーのタイム誌記事を引用し、ホワイトハウス報道官に超人的AIの危険性を質した。
  • カリーヌ・ジャン・ピエール ホワイトハウス報道官。ドゥーシーの質問に対し、西暦2,022年10月のAI権利章典の青写真に触れつつ、具体的な明言を避けた。

組織・著作・概念の系譜

  • 人工知能シンギュラリティ研究所(SIAI) 西暦2,000年7月27日設立。フレンドリーAIの構築を目指したが、西暦2,013年1月30日に「機械知能研究所(MIRI)」へ改称し、AI安全性の技術研究に特化する組織へとリブランドした。
  • 一貫的外挿意志(CEV) 西暦2,004年5月発表。AIが人間の理想的な判断を推定して行動すべきとする、アライメント問題を計算問題として捉える理論的枠組み。
  • オーバーカミング・バイアス 西暦2,006年11月20日に執筆開始。認知バイアス・意思決定理論・確率的思考・社会的シグナリング等、人間の思考の歪みを分析する、ユドコウスキーとロビン・ハンソンによるブログ。
  • レス・ロング 西暦2,009年3月6日立ち上げ。レディットのコードベースをフォークした合理的思考のコミュニティブログで、テーマ別のシーケンスとして体系化された1,000,000語超のエッセイ群を擁する。
  • グローバル・カタストロフィック・リスクス 西暦2,008年刊行のオックスフォード大学出版の学術書。リスクを範囲・強度・確率の三変数で捉え、其の中でも回復も学習も出来ない「存在論的リスク」に特別な注意を払うべきだと説いた。ユドコウスキーが人工知能に就いての論考を寄稿している。
  • 存在論的リスク 地球起源の知的生命の絶滅、又は生活の質の恒久的・劇的な低下を齎すリスク。一度起きれば回復も経験からの学習も出来ない為、事後対応ではなく事前の予防的アプローチが不可欠とされる。
  • インテリジェンス爆発 自己改善するAIが加速度的に能力を高め、人間の制御を離れてゆくとされるシナリオ。ユドコウスキーが西暦2,008年の寄稿で詳述し、ボストロムの「スーパーインテリジェンス」を通じて一般にも広まった。
  • P(doom) 超知能AIが人類の制御を離れて人類を滅ぼす確率。ユドコウスキーの見積もりは、西暦2,014年頃の50%前後から、西暦2,023年の99%へと引き上げられた。
  • スーパーインテリジェンス 西暦2,014年7月出版。ニック・ボストロムによる、インテリジェンス爆発と超知能AIの存在リスクを一般読者に広めた著作。
  • 「尊厳死」戦略 西暦2,022年4月1日、レス・ロングに投稿。態とエイプリルフールを選び、人類の生存確率は実質ゼロに近いとしつつ、僅かでも其れを高める努力こそが「尊厳」だと主張した。
  • AI開発一時停止オープンレター 西暦2,023年3月29日、生命の未来研究所が公開。GPT-4より強力なAIの訓練を6ヶ月間停止する事、公的で検証可能な停止とする事、規制当局・監査・透かし・責任制度等のガバナンス整備を求め、33,000名以上が署名した。
  • 「全てを停止させる必要が有る」 西暦2,023年3月29日のタイム誌寄稿。6ヶ月の一時停止では不十分として署名を拒否し、全世界でのAI開発の無期限停止を要求。違反国のデータセンターへの空爆も辞さずと主張した。
  • Stockfishの喩え TED 2023での発言。チェスAIとの対局でどう負けるかを正確に予測出来ないのと同じ理由で、超知能の手筋は読めない——予測出来るなら自分も其れ程の実力が有る事になる、という論法である。
  • 誰かが作れば、人類は滅びる 西暦2,025年9月16日出版のユドコウスキーとネイト・ソアレスの共著。副題は「超人的なAIが何故私達全員を殺す事になるのか」。20年以上の警告を約56,000語に凝縮した、本書の年表を結ぶ一冊である。

P(doom)は50%から99%へ──
SIAI設立から『誰かが作れば、人類は滅びる』まで一元化。

246円(税込)

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AUTHOR

石田晋一

歴史データベース「トキジク」管理人。
万物の系譜の編纂者であり、電子書籍の著者。
YouTubeとニコニコでも情報を発信中。